「freee支払|振込」での振込申請のやり方や、各種アラート・ステータスについて説明します。また、振込にかかる手数料について説明します。
「freee支払|振込」は、各Webブラウザの最新版で動作します。スマートフォンからは利用できません。
※Webブラウザであっても、利用環境や設定等により動作・表示等が正常に行われない場合があります。その際は、ブラウザバージョンが最新版に更新されていることをご確認ください。
目次
【freee支払|振込】振込申請を行う
申請者
- 支払管理レポートにて振込する取引を選択します。
- 「一括振込」ボタン内に設置されている[freee支払から振込]をクリックし、「freee支払|振込」へ取引を連携します。
※1回の振込申請で、最大100件までの取引を連携できます。
※決済状況が「決済中」「完了」の取引は連携できません。
備考欄にアラートが表示されている場合は、取引内容をご確認ください。アラート内容に関しては、「各種アラートについて」をご覧ください。
取引内容を修正する必要がある場合は、以下の手順で修正してください。
- 「freee会計」より取引内容を修正します。
- 「freee支払|振込」の申請作成画面の右上にある[freee会計の情報を同期]ボタンをクリックし、freee会計の最新の情報を同期します。
※「freee会計」の情報を同期しない場合、「freee支払|振込」に情報が古いまま残ってしまいます。情報を修正したあとは必ず[freee会計の情報を同期]ボタンをクリックし最新情報の同期をします。
- タイトル・振込指定日を入力します。
※振込指定日は最大で30日後まで指定できます。
- 振込申請で利用する申請経路を選択します。
※申請経路設定については、「申請経路の設定について」をご覧ください。 - [申請]をクリックします。
※下書き保存を行うことも可能です。
承認者
- 振込申請の承認依頼メールが届きます。
- メール内のリンクより振込申請を開きます。
- 振込申請の内容を確認します。
※AIを用いた自動誤りチェックによるアラートが表示されている場合は、取引内容を確認します。
※承認者は取引内容を更新することは出来ません。振込申請の差戻しを行うか、却下をして再度振込申請の作成からやり直します。 - [承認]をクリックします。
- 前払入金画面の入金必要額を確認します。([更新]ボタンをクリックし、最新の情報に更新します。)
※振込申請の最終承認から入金必要額の反映までに時間がかかる場合があります。
- ご利用のインターネットバンキングもしくはATMより、前払入金画面へ表示されている指定の「前払入金用口座」へ入金必要額を入金します。
※振込手数料は貴社負担となります。
※前払入金用口座へ入金が反映されると、前払入金画面の入金必要額が減額します。
※振込指定日が到来すると、振込処理が行われます。 - 振込後は、freee会計の支払管理レポート上で振込状況をご確認いただけます。その際、一覧上部の振込状況メニューより[freee支払]をご選択ください。
【freee支払|振込】振込手数料について
1つの振込申請に振込先が同じ取引が含まれる場合、それらの取引はまとめて取り扱われます。
例:
-
振込申請
- 取引X(振込先A)
- 取引Y(振込先A)
- 取引Z(振込先B)
上記のような場合、振込先Aに対する取引はまとめての取り扱いとなるため、
手数料(220円)× 振込先件数(2件)= 440円
のご請求となります。
振込手数料が発生するのは、以下の場合です。
- 振込成功時
- 振込失敗時(理由:振込先情報不備)
※「残高不足」および「システムエラー」を起因とする振込失敗では手数料は発生しません。
【freee支払|振込】取引先への着金のタイミング
「freee支払|振込」は全国銀行資金決済ネットワークのモアタイムシステムへ接続しており、原則24時間365日即時振込が実行されます。振込元金融機関および振込先金融機関のモアタイムシステム参加状況や接続予定時間について詳しくは「全国銀行資金決済ネットワークのホームページ」をご覧ください。
※振込指定日に土日祝日や年末年始を指定した場合、または処理状況等により、振込日が振込先金融機関の翌営業日となる場合があります。また、振込元金融機関および振込先金融機関の対応時間や口座の状態により、翌営業日以降の振込実施になる場合があります。
【freee支払|振込】振込依頼人名の変更・確認方法について
振込依頼人名とは、振込の際に振込先に通知されるお客さまのお名前です。受取人口座の入金明細に表示されます。
振込依頼人名の初期値は、freeeカードUnlimitedお申し込み時にご入力いただきました法人名義(カナ)を採用しております。「freee支払 | 振込」をご利用いただく前に、設定画面より振込依頼人名が正しいことをご確認ください。
振込依頼人名の設定については、「振込依頼人名の設定について」をご覧ください。
振込依頼人名の変更方法
「freee支払 | 振込」では、申請毎に振込依頼人名を変更することが可能です。
必要に応じて振込申請作成画面の振込依頼人名の編集ボタンより編集を行ってください。
利用可能な文字種・文字数に関しては、「振込依頼人名の設定について」をご覧ください。
振込申請作成画面で編集した振込依頼人名は、該当の申請にのみ適用されます。事業所全体の設定を変更したい場合は、設定画面の「申請作成の設定」より変更します。
振込依頼人名の確認方法
申請中または過去に行われた振込申請に設定されている振込依頼人名は、申請の詳細画面よりご確認いただけます。
【freee支払|振込】当日の振込について
振込指定日が当日の場合、前払入金用口座へ入金次第、振込処理が行われます。
【freee支払|振込】各種アラートについて
取引内容に対してAIを用いた自動誤りチェックを行います。AI-OCR解析結果と振込対象取引データを突合し、証憑画像(請求書等)と取引データの内容に違いがあった場合、備考欄にアラートが表示されます。※AI-OCRについては、「書類の内容を自動認識&自動入力」のヘルプページをご覧ください。
アラート種別と実装状況
アラート種別 | 文言 | 実装状況 |
---|---|---|
AI-OCR(金額) | 注意:取引に登録されている金額が請求書とは異なるかもしれません | 実装予定 |
AI-OCR(振込先) |
注意:登録されている振込先情報が請求書とは異なるかもしれません ※受取人名義はAI-OCR解析対象外です |
利用可能 |
受取人名義 | 注意:受取人名(カナ)「xxxx」に誤りがある可能性があります。 正しくは「xxxx」 ではありませんか? |
利用可能 |
受取人名義のアラート
誤っている可能性のある受取人名義(カナ)を判定し、正しい可能性の高い受取人名義(カナ)を提示します。
なお、アラートが間違っている場合は「無視」が可能です。
一度「無視」を行った口座に対するアラートは、以降の振込申請作成時に出なくなります。
- 一度「無視」を行うと元に戻すことは出来ません。
- 提示する受取人名義(カナ)は、必ず正しいものであるとは限りません。
アラート情報を元に請求書等を再度確認をした上で振込申請を行ってください。 - freee会計の情報を修正した後は、必ずfreee支払 | 振込の画面にある[freee会計の情報を同期]を押して情報の更新を行ってください。
【freee支払|振込】各種ステータスについて
ステータスには、大きく以下の二種類があります。
- 申請ステータス:振込申請全体の状況を表すもの
- 取引ステータス:振込申請に含まれる取引の振込状況を表すもの
1つの振込申請に振込先が同じ取引が含まれる場合、それらの取引はまとめて取り扱われます。振込指定日に支払処理が実行された時点でステータスは「振込済」となります。ただし、その後振込先情報不備等の理由により、「振込失敗」や「システムエラー」となる可能性がありますのでご注意ください。
振込状況 | 申請 | 取引 | 操作 |
---|---|---|---|
① 振込申請を下書き保存 | 下書き | 下書き | |
② 振込申請を申請済み |
申請者:申請中 |
申請中 | |
③ 振込申請を差戻し | 差戻し | 差戻し | |
④ 振込申請を却下 | 却下 | 却下 | 再度、振込申請の作成からやり直してください。 |
⑤ 振込申請を承認済み | 承認済 | 承認済 | 申請ステータスが⑥になるまでお待ちください。 |
⑥ 前払入金用口座へ入金待ち | 未入金あり | 未入金 | 前払入金用口座へ、未入金金額を入金してください。 |
⑦ 前払入金用口座へ入金済み | 入金済 | 入金済 | 入金が完了している状態です。振込指定日までお待ちください。 |
⑧ 振込処理済み・振込成功 | 振込済 | 振込済 |
振込処理が正常に完了した状態です。振込処理完了後に、振込が失敗する可能性があります。 |
⑨ 振込失敗(理由:残高不足) | 振込失敗あり | 残高不足 |
前払入金用口座へ、未入金金額を入金してください。 参考:「振込が失敗した場合」 |
⑩ 振込失敗(理由:振込先情報不備) | 振込失敗あり | 振込失敗 |
振込先情報をもう一度ご確認の上、再度振込を実施してください。 参考:「振込が失敗した場合」 |
⑪ 振込失敗(理由:システムエラー) | 振込失敗あり | システムエラー |
システム不具合により振込に失敗している状態です。お手数ですが、他の振込手段をご検討ください。 参考:「振込が失敗した場合」 |
⑫ 振込取り消し済み | 振込失敗あり | 取り消し済 |
|
【freee支払|振込】振込が失敗した場合
振込に失敗した場合、該当の取引のステータスをご確認の上、下記の対応をします。
取引ステータス | 対応 |
---|---|
残高不足 |
前払入金用口座へ不足額の追加入金をします。 ※振込指定日を超過していても、振込処理を再実施します。申請をキャンセルしたい場合は、「振込申請のキャンセルする」のヘルプページをご覧ください。 ※手続時間は原則24時間365日となります。 ※振込指定日に土日祝日や年末年始を指定した場合、または処理状況等により、振込日が振込先金融機関の翌営業日となる場合があります。また、振込元金融機関および振込先金融機関の対応時間や口座の状態により、翌営業日以降の振込実施になる場合があります。 ※振込指定日当日に振込申請の承認を行った場合、即座に残高不足ステータスが表示される場合がありますが、入金必要額を入金することで、正常に振込処理が行われます。 |
振込失敗 |
下記理由により振込に失敗している可能性があります。
振込先情報を今一度ご確認いただき、freee会計の取引の決済状況を「未決済」に戻し、再度振込を実施してください。 「freee支払|振込」サポート窓口:http://freee.my.site.com/HelpCenter/s/transfer 振込先情報の不備によって振込が失敗した場合の手数料 振込手数料220円(税込)は返金されませんので、ご注意ください。また、再振込の際の振込手数料は、貴社負担となります。 振込手数料に関しては、「振込手数料について」をご覧ください。 |
システムエラー |
システム不具合により振込に失敗している状態です。 緊急のお問合せは、下記の「freee支払|振込」サポート窓口までお問い合わせください。 「freee支払|振込」サポート窓口:http://freee.my.site.com/HelpCenter/s/transfer |
【freee支払|振込】振込依頼を取り消す
振込依頼の取り消しを行うことが可能です。
振込依頼の取り消しを行うことが可能な取引ステータスは、以下の3つです。
- 未入金あり
- 入金済
- 残高不足
取り消し可能なステータスの取引が存在する場合、振込申請の詳細画面へ「振込依頼の取り消し」というボタンが表示されますので、そちらから振込依頼の取り消しを行ってください。
取り消した振込依頼は元に戻すことはできません。
ステータスの反映に時間がかかる場合があります。
金融機関側の処理状況により、取り消しを正常に行えない場合があります。
取り消しを行うと
一覧画面では申請ステータス「振込失敗あり」
詳細画面を開くと取引ステータス「取り消し済み」
という表示に変わります。
ステータスが「振込済」になった取引の振込依頼を取り消しすることはできません。間違えて振込を行ってしまった場合は、「間違えて振込してしまった場合」のヘルプページをご覧ください。
振込依頼の取り消し操作の履歴は、「取り消し履歴」から確認可能です。
【freee支払|振込】収納明細書(インボイス)の送付について
ご利用月の翌月10営業日以内に「freee支払|振込」をお申込みいただきましたご担当者のメールアドレス宛にSBペイメントサービス社より収納明細が送付されます。この収納明細は、インボイス制度に対応した「適格請求書等保存方式」に則った書式となります。