対象プラン
|
法人プラン | |
個人プラン | スタンダード | プレミアム |
スタータープランの場合、2024年4月1日までの提供となります。
freee会計をご利用の方は、スマートフォンから確定申告の作業を行うことができます。
確定申告の内容はパソコンからも確認・追記できるほか、スマートフォンから書類を印刷することも可能です。
iOS版 freee会計では、シンプルな質問に回答していくと自動で書類が作成されますので、確定申告をさらにカンタンに終わらせることができます。
ここでは、消費税の確定申告について解説しています。
所得税申告の方法については「【iOS】スマートフォンで確定申告を行う」をご覧ください。
※確定申告の機能は、申告時期にのみご利用できます。
目次
アプリに関する注意点
iOS版 freee会計からカンタンに確定申告を行う場合、まずアプリバージョンを2.6.0以降にアップデートする必要があります。
※2.0〜2.6.0未満のバージョンでも確定申告自体はできますが、それらのバージョンでは申告書に直接記入する方式になります。
[設定]→「アプリバージョン」の数値が2.6.0以上になっていることを確認し、もしそれ以前のバージョンになっている場合は先にアプリをアップデートします。
消費税申告ライトでできること
freeeでは個人事業主の方向けに「消費税申告ライト」を提供しています。
以下の課税方式の申告がご利用できます。
また、消費税申告ライトでは以下の申告には対応しておりません。
- 中間申告
- 修正申告
- 代理申告
- 還付申告 ※近日リリース予定
アドバイザーの方、法人の方、上記「消費税申告ライト」で対応していない方法での申告をされる個人事業主の方は、freee申告での消費税申告をご利用ください。
消費税申告の事前準備
freee会計にて、税区分を正しく設定して日々の取引入力を行うと、消費税の申告書類の作成が行なえます。
事前に必要な消費税申告作業の流れは「消費税申告の概要・対象者」をご覧ください。
消費税申告書の作成手順
- 画面下部の[確定申告]をタップします。
- [消費税申告の提出]をタップします。
0.消費税申告の事前設定を確認する
画面上部に出ている課税方式が正しいか確認してください。
- 変更が必要な場合は、事業所の設定から変更してください。
- 事業所の設定で「簡易課税」を選択してる場合、2割特例の適用の有無は後ほど申告機能内で設定が可能です。
免税事業者の設定になっている場合、以下のアラートが表示されます。
消費税申告は課税事業者のみ行う必要があります。
ご自身が免税事業者か課税事業者か分からない場合は「私は課税事業者ですか?」をご覧ください。
設定を変更したい、課税方式について知りたい場合は「課税方式の決め方」をご覧ください。
1. 基本情報を入力
- 「消費税申告ライト」の[申告書を作成]をタップします。
- [作成へ進む]をタップします。
※事業所で「一般課税」を設定している場合は、「2割特例を適用する」にチェックを入れてください。
- 「基本情報の入力」をタップします
- 各項目を入力します。
- [保存]をタップします。
確定申告機能(所得税申告)で基本情報を入力されている方は、自動で情報入力されます。
2.申告内容の入力
続いて「2.申告内容の入力」に進みます。
課税期間の確認
課税期間とは、納付すべき消費税を計算する期間のことを指します。
個人事業主の場合、基本的には1/1~12/31の1年間ですので、年度が正しく選択されているかを確認します。
なお、今年中に新たに適格請求書発行事業者に登録をして課税事業者となった場合は、「○○年度中に免税事業者から適格請求書発行事業者になった」にチェックを入れます。
その場合、適格請求書事業者の登録開始日から12/31の期間で計算が行われます。
適格請求書発行事業者については「適格請求書発行事業者とは」をご参照ください。
基準期間の課税売上の入力
今年に消費税を申告するべきかは、基準期間(前々年)の売上が1,000万円を超えるかどうかによって判定します。
課税売上高の計算方法については「参考:課税売上高とは」または「国税庁HP」をご参照ください。
- 前々年の「課税売上高」を入力します。
- [次へ]をタップします。
特別な会計基準
- 以下の会計基準を使っている場合は[はい]をタップします。
- 割賦基準の適用
- 延払基準等の適用
- 工事進行基準の適用
- 採用した会計基準にチェックを入れ、[次へ]をタップします。
上記の会計を適用している場合は、チェックボックスを選択すると「第一表」の「付記事項」、割賦基準〜工事進行基準のうち選択した「有」欄に◯がつきます。
現金主義会計
- 所得300万円以下の小規模個人事業者で、特例の届出を出しており現金主義で経理している場合は[はい]をタップします。
- [次へ]をタップします。
現金主義会計を適用している場合は、「はい」を選択すると「第一表」の「付記事項」、「現金主義会計の運用」「有」欄に◯がつきます。
中間申告
- 申告期間内に中間申告をされた方は、[はい]をタップします。
- 中間申告時に納付した額を入力します。
納付した金額は、税務署から送付される「消費税及び地方消費税の確定申告書」等に記載された「中間納付税額」・「中間納付譲渡割額」にて確認ができます。
詳しくは「消費税の中間申告について」をご参照ください。 - [次へ]をタップします。
- [確認を完了して一覧へ]をタップします。
3.申告内容の確認
入力した内容を元に、消費税申告書が作成されます。
- 納付する金額が合っているか必ず確認します。
※簡易課税を設定している方で、2割特例を適用される場合は「2割特例を適用する」チェックボックスをタップすると納税額が計算されます。必要に応じて選択します。
- 作成された申告書類がプレビューできます。
各書類をタップし、各項目があっているか必ず確認します。
各書類の見方については「国税庁HP - 消費税及び地方消費税の確定申告の手引き・様式等」をご参照ください。
- 全て確認しましたら[確認を完了して一覧へ]をタップします。
4.申告書類の提出
提出する
提出方法は以下の3つがあります。
-
スマホで電子申告
- マイナンバーカードとマイナンバーカード読み取り対応スマホで簡単に電子申告ができます。
詳しい手順は「【新方式】所得税の電子申告を行う(マイナンバーカード方式)」をご覧ください。
- マイナンバーカードとマイナンバーカード読み取り対応スマホで簡単に電子申告ができます。
-
郵送で提出
- 申告書をPDFファイルでダウンロードし、印刷して提出します。
詳しい手順は「税務署に郵送する場合」をご覧ください。
- 申告書をPDFファイルでダウンロードし、印刷して提出します。
-
税務署で提出
- 申告書をPDFファイルでダウンロードし、印刷して提出します。
詳しい手順は「税務署に持参する場合」をご覧ください。
- 申告書をPDFファイルでダウンロードし、印刷して提出します。
なお、以下の場合はfreeeからデータを出力し、国税庁のe-Taxソフトで申告を行うことも可能です。
詳しい手順は「確定申告書類をe-taxソフトで提出する」をご覧ください。
- freeeでの電子申告がうまくいかない
- PCとカードリーダーを使い電子申告をしたい
- freeeで作成できない書類を作成したい
納税する
申告をしたら忘れずに、納付期限に注意して納税も行います。
納付の方法については「申告した所得税・消費税を納付する」をご参照ください。
納付後の処理を行う
納付額が確定したら、忘れずに期末の処理を行います。
期末の処理については「消費税の中間納付・期末の処理を行う - 期末の処理」をご参照ください。
これにて、消費税申告は完了となります。お疲れ様でした!