2024年7月1日以降に迎える初回契約更新日から実施されるfreee会計 法人プランリニューアルに関する「よくある質問」をまとめました。ページ内検索(「Ctrl(Command)」+「F」)もお試しください。
プランリニューアルの概要やスケジュールについて
Q. 今回のプランリニューアルを行う理由を教えてください。
A. freee会計は、確定申告や日々の経理業務を効率化すべくサービスのご提供を始め、インボイス制度などの法改正にも対応し、バックオフィス業務の効率化に向けた開発を進めました。
今後もさまざまなニーズに応えて価値のあるサービスを届けきるために、新しいプランを用意して機能と料金を改定する運びとなりました。
Q. 今回のプランリニューアルの概要を教えてください。
A. 法人プランを4種類から5種類に再編し、各プランの機能を見直し、プランごとの差分がわかりやすくなるようにしました。
また、経理業務に携わらない権限であれば、無料で従業員招待が可能となり、経費精算など月により使用量が異なる一部機能は、使用分だけ料金が発生する「従量課金」を実装するなどが大きな変更点となります。
Q. freee会計の契約時に、申込書で契約締結をしているが、新プランの契約に関しての連絡がまだありません。
A.現プランのご契約更新日3~4ヶ月前までに順次ご連絡をしておりますので、お待ちください。
ご契約更新日まで3ヶ月を切っている場合は、サポートデスクまでお問い合わせをお願いします。
Q. 移行先の新プランの選択は、いつまで変更可能ですか?
A. ご契約の方法により、変更可能時期が異なります。
【freee会計をWeb上からご契約された場合】
契約更新日の前日まではプラン選択が可能です。
【お申込み書を弊社と締結しご契約されている場合】
契約更新日の1ヶ月前まではプラン選択が可能です。
ご契約内容の変更・解約は申込書特記事項に記載のとおり、更新日1ヶ月前までのお申し出が必要となります。
Q. freee会計をWeb上から契約しているか、お申込み書を締結し契約しているか確認する方法を教えてください。
A. 以下ヘルプに沿って操作いただくことで確認可能です。
Q. リニューアル後の新プランをお試しで利用することはできますか?
A. 現在ご契約中のアカウントを利用しての新プランお試しはできません。
新プランの機能差分については、以下のコンテンツにてご確認できます。
Q. freee会計の画面から契約している場合、契約更新日の前日何時までプラン選択は可能ですか?
A. 前日の夜に予約が確定となりますが、サーバーの処理により時間は前後する可能性があるため、時間には余裕を持って事前に設定ください。
Q. 従量課金に該当する機能の利用状況は確認できるようになりますか?
A. はい、プロダクト上で確認できます。
詳細は以下ヘルプをご参照ください。
Q. 新プランに移行するまでに、必要な操作や対応事項はありますか?
A. ご契約の方法により、対応事項が異なります。
【freee会計をWeb上からご契約された場合】
新プランへの移行までに以下の準備が必要となります。
- 帳簿の確認や記帳の操作を必要としないメンバーを招待無料メンバーに変更します。
- プラン事前予約画面で「適用される新プラン」「メンバー招待枠数」の予約内容を確認します。
- (希望される場合は)プラン事前予約画面で「適用される新プラン」「メンバー招待枠数」を変更します。
詳しい操作方法は、「2024年7月実施freee会計 法人プランリニューアルに関する重要なお知らせ<事前操作マニュアル>」をご覧ください。
【申込書を弊社と締結しご契約されている場合】
必要な操作はありません。弊社担当からの連絡をお待ちください。
Q. 新プランに移行するまでに、必要な操作や対応を行わなかった場合、どうなりますか?
A. ご契約中の旧プランの機能に合わせて、新プランが自動的に予約されます。 2024年7月1日以降に迎える初回契約更新日の前日に予約が確定となり、自動的に新プランに移行します。
追加でご購入された従業員招待IDも自動的に移行されます。 自動設定される移行先プランは特設サイトをご覧ください。
Q. 新プランに切り替わる日程を教えてください。
A. 2024年7月1日以降に迎える初回契約更新日に、新プランへ切り替わります。
Q. 新プランへ切り替わるにあたって差額費用の請求などは発生しますか。
A. 既存のご契約終了後に、新プランへ切り替えになるため差額のご請求などは発生しません。
Q. 新プランの選択はいつから可能になるか、教えてください。
A. ご契約の方法により、選択可能時期が異なります。
【freee会計をWeb上からご契約された場合】
2024年5月中旬より可能です。詳しい操作方法は、「2024年7月実施freee会計 法人プランリニューアルに関する重要なお知らせ<事前操作マニュアル>」をご覧ください。
【申込書を弊社と締結しご契約されている場合】
現プランのご契約更新日3~4ヶ月前までに弊社担当よりご連絡いたします。その際にご選択いただけます。
Q. 請求書の作成・発行機能は今まで無料で利用できていたのに、なぜ課金をすることになったのですか?
A. ひとり法人プランを除く新プランでは、請求書等についてCSVやPDF等でのインポート、カスタム帳票が新たに利用可能になります。(CSVインポートの機能は、現ベーシックプラン相当の新スタータープランではご利用可能です)
手元の販売管理ソフトとfreeeをセットで活用したり、より自由度が高くfreee上で書類発送や請求・消込管理の業務ができるようになり、より多くのユーザー様が経理の業務全体の効率化を進められると見込んでいます。
これらを含め、請求・債権管理の機能をより一層拡充していくために、当該機能で作成した書類の発送業務に関しては従量料金としました。
また、請求書の発行件数は毎月同数になることはほとんどないため、利用した分だけ課金される仕組みの方が、業務実態に合わせた料金体系であると判断したためです。
新プランの料金について
Q. 新プランへの切り替えに伴い料金はどのように変わりますか?
A. 新プランの価格が適用されるようになります。新プランの価格については、特設サイトにて確認できます。なお、アドバイザーの招待は無料で、招待数に上限もありません。
Q. 請求書の送付に関する従量課金ですが、アプリから送付した場合も、従量課金の対象になりますか?
A. WebでCSVインポートした帳票をアプリから送付した場合も従量課金の対象となります。
PDFインポート、カスタムインポートした帳票の場合は、アプリ上に出ないため送付できません。そのため従量課金の対象にはなりません。
Q. 従量課金に該当する機能の利用料金の支払い方法について教えてください。
A. 支払い方法は現在の基本料金の支払いに準拠する形になります。
請求タイミングは支払方法によって異なり、クレジットカード/Paypalの場合は利用翌月の15日に決済、銀行振込の場合は利用翌々月の末日が支払期日となります。
Q. 申請/承認に関する従量課金について、課金の条件と当月に何人・誰が利用したのかはどこで確認できますか?
A. 従量課金の条件は、経費/購買/支払/各種申請いずれかの申請・承認を当月に行ったユニークユーザー数となります。同一ユーザーが同月内で2回以上申請もしくは承認を行った場合においても、1ユーザーとカウントします。仮に1ユーザーが同月内に2回申請しても、2ユーザー分の料金は発生しません。なお、スターター・スタンダードプランでは経費精算のみ利用可能となります。
当月の利用状況については、以下ヘルプをご参照ください。
Q. アクティブID課金は、お試しで使った申請や間違った申請の場合も課金されてしまうのですか?
A. 各種申請・経費精算の[申請][承認]の行為を行った時点で当月の課金対象となります。その後に差戻・削除等を行っても、課金対象外となることはありません。
Q. 帳票送付に関する従量課金は、お試しで使った場合や送付間違いしたものも課金されてしまうのですか?
A. 送付以降の状態(送付先に到達できているのかどうか)は弊社では確認できないため、送付をした時点で課金される仕様となります。
Q. 帳票送付において、現時点の利用量(従量課金の対象)は、確認できますか?
A. プロダクト上で確認できます。
詳細は以下ヘルプをご参照ください。
Q. アクティブIDの課金において、月を跨いだ申請はどのように判定されるか教えてください。
A. 申請アクションと承認アクションで月をまたいだ場合、アクションを行った日時が属する月別にユニークユーザーを集計します。例えば、1月に申請され、2月に承認された場合は、1月には申請者分の従量課金、2月には承認者分の従量課金が発生します。
Q. アクティブIDの課金日において、1つの申請に複数の承認者がいる場合や、途中まで承認した申請を差し戻して申請経路を選び直し、別の承認者が承認した場合なども、それぞれが課金されてしまうのですか?
A. はい、あくまで申請・承認を行なったユニークユーザーをカウントするため、課金される仕様となります。
Q. アクティブIDの従量課金は、アドバイザーアカウントで経費申請のテストした場合でも課金されてしまうのですか?
A. アドバイザーアカウントでは、従量課金は対象外となります。
Q. 新プランに移行後に、無料で請求書を作成・送付する方法はありますか?
A. プロダクトで、直接入力をして請求書を作成をした場合は、課金されずに引き続き無料で利用できます。
従量課金が発生するケースは、CSVインポート、PDFインポートによる一括作成した帳票、もしくは、帳票レイアウトのカスタマイズオプションを利用した帳票を送付した際になります。
Q. 従量課金が発生する「CSVインポート、PDFインポートによる一括作成した帳票、もしくは、帳票レイアウトのカスタマイズオプションを利用した帳票」を送付せずに保存だけした場合でも課金されてしまうのですか?
A. されません。あくまで「CSVインポート、PDFインポートによる一括作成した帳票、もしくは、帳票レイアウトのカスタマイズオプションを利用した帳票」をfreee内から「送付」した場合のみ、課金の対象となります。
Q. 帳票に関する従量課金のカウント方法は「請求書の発行枚数×95円」になりますか?
A. あくまでfreee内からの「送付件数」に対して、95円/1件の課金がされます。
例①:
1取引先宛に10枚の請求書を送付する場合 → 1件×95円=95円の課金
例②:
1取引先宛に10日と25日で2回に分けて請求書を送付する場合 → 2件×95円=190円の課金
新プランの機能や仕様について
Q. リニューアル後の新プランで、プラン選定の参考になるコンテンツを教えてください。
A. 新プランの機能差分やプラン選定の参考資料として、各種コンテンツを用意しています。
詳細は「freee会計_プランリニューアルサポート資料」をご参照ください。
Q. 従量課金について詳しく教えてください。
A. 従量課金は以下の場合に料金が発生します。
CSVインポート、PDFインポートのより一括作成した帳票、もしくは、帳票レイアウトのカスタマイズオプションを利用して作成した請求書のメール送付1件あたり95円となります。
また、スターター・スタンダートプランの場合は、以下の機能利用時にも発生します。
- 経費精算を利用すると1ユーザーあたり300円/月となります。
アドバンス・エンタープライズプランの場合は以下の機能利用時にも発生します。
- 経費/各種申請を利用すると1人あたり650円/月 となります。
- 受け取った請求書をfreee支出管理 受取請求書で取り込んで処理する場合、freee会計が年契約の場合は年間600件、月契約の場合は月間50件までは0円。以降1件につき180円(従量課金のご利用枠数は、事前に追加することも可能です。詳しくはサポートまでお問い合わせください。)
ひとり法人プランの場合は、従量課金はありません。
Q. アクティブIDや帳票送付の従量課金について、意図しない利用で課金されるのを避けたいです。制御方法はありますか?
A. 権限をカスタマイズして、該当機能の権限(申請・承認権限関連や請求書の送付権限)をオフにすることで該当機能を制御が可能です。
受発注書書類の発行制限は以下ヘルプを参考に「freee請求書」にて行う必要があります。
申請・承認機能の制限は以下ヘルプを参考にfreee会計にて行う必要があります。
Q. 利用料金が発生する招待枠と発生しない招待枠の違いについて教えてください。
A. 利用料金が発生する招待枠は、経理 / 経営者を想定し帳簿の確認や記帳、請求書など広く利用可能な権限を保有するIDとなります。
利用料金が発生しない招待枠は、受発注書類や経費精算のみを利用する一般従業員相当を想定した権限を保有するIDとなります。詳しい権限の制限は「【法人】freee会計の新プランリニューアルについて(2024年7月実施)」ヘルプページをご確認ください。
Q. 旧プランで利用していた機能が移行先の新プランにない場合、旧プランで活用していたものはどうなるか教えてください。
A. 以下より当てはまる内容をご確認ください。
部門数や階層の制限がある場合、利用できなくなる機能と、過去の設定データについて
部門数の制限については、現在ご利用されているプランの時点で、新プラン利用可能な部門数を超過している場合は、「過去に作成した部門は削除されることなくそのまま利用可能」です。
ただし、「作成済み部門の編集」「部門の新規作成は行えない」予定です。
部門階層の制限については、親部門に設定していた部門は表示されなくなります。
設定欄や、試算表等で表示されている部門は子部門のみが表示されるようになります。
過去の設定データは消えないため、部門階層が使用可能なスタンダードプランに変更した場合は、再度表示されるようになります。
口座同期数の制限が入るが、どの口座が同期されなくなるのかなど詳細を教えてください。
アドバンスプラン以上では、101件以上の銀行口座同期は動作保証の対象外となりますが、同期の利用自体は可能です。
スタンダードプラン以下では、同期可能上限以上の銀行口座は、自動/手動に限らず同期が不可となります。明細アップロードは可能です。同期制限をかける銀行口座は、選択できます。
カスタム権限で作成した権限や、付与済みのカスタム権限について
カスタム権限の制限については、作成済みのカスタム権限は削除されず、引き続き利用できる予定です。
付与済みのカスタム権限が勝手に変更されることはありません。
権限の追加制作は行えなくなる予定です。
スターター以下のプランに移行した場合のカスタムレポートの利用について
カスタムレポートを利用するには、新プラン移行後、スタンダードプラン以上である必要があります。
ひとり法人・スタータープランでは利用できません。
Q. 新プラン移行に伴い権限ロールを変更しなかった場合、旧プラン利用時の管理者権限や閲覧制限の設定も変更されてしまいますか?
A. 既に設定済みのユーザー様の権限を弊社が変更することはありません。
旧プランで制限をかけていた機能は、新プラン移行後も同様の制限がかかります。
Q. ミニマムプランを3IDで使っている場合、新プラン移行後に2ID分を減らした場合、既存のログはどうなりますか?
A. 現行のメンバー削除と同様の挙動となり、取引/仕訳作成や申請承認など、データ・ログが消えることはありません。
Q. 招待無料ユーザーの権限について、どのような権限が付与可能ですか?また、付与する権限により招待料金は発生しますか?
A. 無料で招待可能なメンバーの権限については、「【法人】freee会計の新プランリニューアルについて(2024年7月実施)」のヘルプページをご参照ください。
また、設定可能な範囲の権限であればデフォルトがオフの機能をオンにして権限をカスタマイズしても費用は発生しません。
ただし、カスタム権限が利用不可のひとり法人・スタータープランの場合は、無料で招待可能なメンバーの権限は、権限のカスタマイズができないため、デフォルトの状態の権限でしか使用できません。
Q. 支出管理に関するワークフローの機能は、新プラン移行後はどうなりますか?
A. 新プランのスターター・スタンダードプランにおける、支出管理領域の機能は現状のベーシックプランで利用可能なものがそのままご利用できます。
具体的には、経費精算機能(承認は1段階まで)です。
2段階以上の承認や、受取請求書機能、購買申請・各種申請を利用される場合は、アドバンスプラン以上の契約か、freee支出管理の契約が別途必要となります。
ひとり法人プランでは利用できません。(旧ミニマムプランで利用不可だった仕様と同様になります)
Q. プラン制限アプリについて教えてください。
A. プラン制限アプリについては「プラン限定アプリについて」のヘルプページをご参照ください。
Q. 入出金レポートを利用せずに、特定期間における取引先ごとの請求額の確認(発行請求書との比較)などは可能でしょうか?
以下方法での対応をご検討ください。
【案1:資金繰りレポートを活用】
資金繰りレポートには通常、決済済の取引(既に入金・出金がされている取引)や振替伝票が集計されますが、「未決済取引を含める」をONにすると、未決済の取引(売掛金や買掛金)も含めて表示させることが可能となります。
- グラフ上部の検索条件において、開始年月を検索したい期間で絞り込む。
- グラフ下の一覧で、売上高の項目を参照いただき該当期間の売上(請求額)や取引先別の売上を確認する。
詳しい操作方法は以下をご参照ください。
【案2:取引一覧画面から確認】
取引の一覧・登録の画面の[条件を設定]から以下条件で絞り込み
- 収支:すべてor収入or支出(突合したい内容ごとに選択)
- 決済状況:すべてor決済済みor未決済(突合したい内容ごとに選択)
- 発生日:ご希望の期間 で絞り込んでいただくと取引を絞り込みが可能です。
絞り込み後画面右上の[その他の機能]→[取引データのエクスポート]→「取引データのみを現在の検索条件でエクスポートする」を選択し、お手元のデータなどと突合をします。
その他新プランについて
Q. 新プランを利用開始するにあたっての注意点があれば教えてください。
A. 受発注書類や経費精算のみを利用する一般従業員相当を想定した権限を利用する従業員の招待は無料となるため、その設定を行う必要があります。
具体的な操作方法については、「2024年7月実施freee会計 法人プランリニューアルに関する重要なお知らせ<事前操作マニュアル>」をご覧ください。
Q. 現在1IDでfreee人事労務を利用していますが、新プラン移行に伴いfreee会計に付帯されている給与計算1IDに乗り換えを行う方法を教えてください。
A. 現在のfreee人事労務のご契約を解約予約をすることで、freee人事労務が解約されたタイミングで自動的にfreee会計新プランに付帯された給与計算IDに自動的に切り替わります。
なお、事業所やデータはそのまま使用可能です。
Q. すでにfreee人事労務を契約中なのですが、新プラン移行後に、freee人事労務の契約はどうなるのか教えてください。
A. 特に操作をされない限り、ご契約中のfreee人事労務のご契約が継続される仕様になります。
現在1IDでfreee人事労務をご利用で、新プラン移行に伴いfreee会計に付帯されている給与計算1IDに乗り換えを行う場合は、現在のfreee人事労務のご契約を解約予約する必要があります。解約方法については「freeeから退会する(お支払いを停止する) - freee人事労務のお支払いを停止する」をご確認ください。
freee人事労務が解約されたタイミングで自動的にfreee会計新プランに付帯された給与計算IDに自動的に切り替わります。
事業所やデータはそのまま使用可能です。
なお、freee会計に付帯されている給与計算のIDは、あくまで1IDのみとなり、追加ができないため、
2ID以上でfreee人事労務を使用する場合は、別途freee人事労務プランをご契約する必要があります。
Q. 新プランでも、IT導入補助金は使えるのか教えてください。
A. 2024年度の補助金のルールをもとに社内調整中ですので、公式にご案内ができるまでお待ちください。