本ページでは、販売業務(見積、受注、前受金、納品、売上、請求)の使い方についてよくある質問をまとめています。
なお、操作方法や登録できるデータの詳細についてはページ最下部の関連するヘルプページからご確認ください。
見積や受注について
発注内容をもとに見積書を作ることはできますか?
発注金額や明細を、見積書に複製したり参照することはできません。
ただし、「商品情報」を事前に登録することで、各商品の販売単価と調達単価をそれぞれ設定できます。
見積の作成時は、明細で「商品」を設定し[表形式でプレビュー]をクリックすると、商品の詳細がリンクから確認できます。
商品情報の設定方法は「商品情報(商品マスタ)を活用する」のヘルプページをご確認ください。
受注は必ず登録しなければなりませんか?
freee販売では、登録したデータを見積→ 受注 → (納品→) 売上→請求の順に引き継いで登録できます。
見積から納品や売上までデータを引き継ぐ場合は必ず受注を登録する必要があります。
見積を発行していないケースや、受注管理が不要であれば、受注を登録せずに納品または売上から登録も可能です。ただし、受注を登録することで、見積の営業結果が把握できたり請求予定の管理がスムーズになるなどのメリットがあります。
受注の活用例1:見積後の結果を管理する
見積提案後に受注が決まった場合は、見積から受注を登録することで見積ステータスが「受注済」に変わります。また、受注詳細からも紐づく見積内容が確認できます。
これにより、下記のメリットがあります。
- 提案後、まだ回答がない見積が判断できるので営業管理に活用できます。
- 受注した案件について提案時の見積内容を確認したり、類似案件を提案する際の振り返りが容易になります。
見積から受注登録を行う操作については「受注を登録する」のヘルプページをご確認ください。
受注の活用例2:納品・売上・請求予定を管理する
受注には「納品予定日」、「売上予定日」を設定できます。また、受注に紐づく納品や売上のステータスを受注からも確認できます。予定日やステータスを活用することで、受注一覧からさまざまな情報管理ができるようになります。
- 「納品予定日」と「納品ステータス」を基に納品漏れを確認したり、来月の納品予定を把握できます。
- 「売上予定日」と「売上ステータス」「請求書送付ステータス」を基に、当月売上予定の案件をまとめて作業したり、請求漏れを防ぐことができます。
- 「売上予定日」と「受注金額」から、売上見込を把握できます。
一覧の設定方法については「案件一覧の表示内容をカスタマイズする」のヘルプページをご確認ください。(案件以外の一覧でも操作は同様です。)
また、レポートで集計金額を「売上金額と受注残(※)」に設定することで、売上見込を可視化できます。
※レポートでの受注残の表示はスタンダードプランのみ対応しています。
見積や受注から売上金額が変わった場合はどうしたらよいですか?
受注から売上登録をする際には、金額や明細を変更できます。受注や見積などの金額を遡って修正する必要はありません。
ただし、受注金額に対して売上金額が下回る場合には、受注の売上ステータスが「一部計上済」となります。受注金額すべてが売上計上されないまま取引が終了した場合(途中で契約解除になった場合など)は、受注詳細から「売上手動完了」にチェックを入れます。詳細は「売上の計上状況を確認する」のヘルプページから確認してください。
これは、受注から納品登録を行う場合も同様です。
請求について
複数の案件にまたがって合算請求は可能ですか?
合算請求(複数の売上を1件の請求書にまとめること)では、下記すべての条件に当てはまるものを合算できます。
- 請求が未登録である
- 請求先と入金元が同一である
請求先と入金元が同一であれば、紐づく案件や受注が異なっていても合算可能です。合算請求の操作方法は「合算請求書を作成する」のヘルプページをご確認ください。
また、下記の関連ヘルプもご参考ください。
売上を登録せず請求を作ることはできますか?(前受金の請求)
納品や役務提供の前に請求する場合(内金、手付金など)は、「前受金」を登録する必要があります。詳しくは「前受金を登録する」のヘルプページをご確認ください。
納品・役務提供の後に請求する場合は、必ず売上を作り、売上から請求を登録する必要があります。
関連するヘルプページ
操作方法や登録できるデータの詳細については下記の各ヘルプカテゴリーからご確認ください。