本ページでは、調達業務(発注、仕入、その他原価)の使い方についてよくお問い合わせいただく内容をまとめています。
なお、操作方法や登録できるデータの詳細については下記の最下部の関連するヘルプページからご確認ください。
発注と仕入の基本的な使い方について
発注とは何ですか?
発注は、外注先への発注や、原材料の注文をするときに登録します。
登録すると発注書が発行できるほか、発注先や発注金額の一覧管理、発注後の仕入状況の進捗管理ができます。
詳細は「発注を登録する」のヘルプページをご確認ください。
仕入とは何ですか?
仕入は、外注作業の役務提供が完了したり、原材料等が納入されたときに登録します。
登録すると仕入実績として案件の粗利実績に反映されます。また、freee会計にも支出取引が登録されます。
なお、発注を登録していた場合は、その内容を引き継いで仕入として登録できます。
詳細は「仕入を登録する」のヘルプページをご確認ください。
その他原価とは何ですか?
その他原価とは、仕入に該当しない費用や原価を、案件単位で管理したいときに登録します。
登録するとその他原価実績として案件の粗利実績に反映されます。
例:交通費や配送料、消耗品購入などの販売管理費用
詳細は「その他原価を管理する」のヘルプページをご確認ください。
また、freee会計に登録された支出取引を取り込むことが可能です。詳細は「freee会計に登録された支出取引の明細をその他原価として取り込む」のヘルプページをご確認ください。
※取引明細の取り込みは、freee会計・freee販売の一部プランに限ります。
さまざまな発注パターンでの使い方について
1つの案件に、複数の発注先・仕入先からの調達を登録できますか?
可能です。1つの案件につき発注・仕入は複数登録できます。また、それぞれ別の仕入先を選択できます。
一括で委託した外注費などを複数の案件に配賦できますか?
1件の仕入を、複数の案件に配賦する機能はありません。そのため、ご自身で各案件毎の仕入額を計算し、それぞれの案件に分けて登録する必要があります。
または、freee会計に登録した仕入を配賦し、freee販売に取り込むことで、共通原価の管理も可能です。詳しくは「freee会計の取引明細インポートを活用した共通原価の配賦方法」のヘルプページをご確認ください。
仕入の分配・按分については今後開発予定です。
※取引明細の取り込みは、freee会計・freee販売の一部プランに限ります。
※開発予定は予告なく変更になることがあります。
見積内容を発注に引き継いだり、発注内容を見積や受注に引き継ぐことはできますか?
見積から発注へのデータ引き継ぎや、発注から見積・受注へのデータ引き継ぎには対応していません。
調達価格を確認しながら見積を作成することはできますか?
見積作成画面で、明細ごとの調達価格の登録や確認はできません。
なお、商品ごとの販売価格と調達価格は、商品情報(商品マスタ)にそれぞれ登録できます。あらかじめ商品情報を登録し、見積作成時に商品情報を選択することで、登録完了した見積からは商品情報の調達価格を参照できます。
商品情報の詳細は「商品情報(商品マスタ)を活用する」のヘルプページをご確認ください。
その他原価について
その他原価に登録した内容はfreee会計にも反映されますか?
その他原価に登録した内容は、freee会計には反映されません。
freee会計で経費精算をした費用を、原価として登録できますか?
可能です。freee会計で経費精算を行い、取引として登録された内容をfreee販売に取り込むことができます。
詳細は「freee会計に登録された支出取引の明細をその他原価として取り込む」をご確認ください。
※取引明細の取り込みは、freee会計・freee販売の一部プランに限ります。
人件費を原価として登録できますか?
freee工数管理と連携することで人件費を取り込むことができます。詳細は「freee工数管理と連携して人件費を管理する」をご確認ください。
※freee工数管理との連携はスタンダードプランのみとなります。
関連するヘルプページ
操作方法や登録できるデータの詳細については下記の各ヘルプカテゴリーからご確認ください。