対象プラン(会計・法人)
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カスタムテンプレート機能を利用することで、請求書のレイアウトをゼロから自由にカスタマイズすることができるため、ご希望のレイアウトに近いものを再現することが可能です。
また、取り込む請求データ(CSV)の加工も原則不要なため、外部システムとも簡単に連携することができます。
ここではカスタムテンプレート機能での請求書作成方法について説明します。
目次
留意事項
対象帳票
現時点で、カスタムテンプレートでインポートできる帳票は請求書のみです。また、対応している請求書は外税のみになります。事業所の設定で、「税込表示(内税)」を選択していても対応できません。
利用料金
カスタムテンプレートなどによって作成された帳票をメール送付した場合、1件95円(税抜)が基本料金とは別に発生します。郵送代行は通常と同じく、別途料金が発生します。
なお、代理店様経由で契約している事業所については、現在契約しているプランの次回契約更新日(24年10月1日以降が対象)まで、送信単価分は無料で利用できます。
次回契約更新日以降(24年10月1日以降が対象)は有料になります。料金については、代理店様へお問合せください。
帳票を月100件以上メール送付される場合
メール送付にかかる従量課金をまとめて購入してお得な「まとめ割プラン」の提供しています。
詳細とお問い合わせは「freee請求書_まとめ割(旧バルク)価格一覧」をご覧ください。
「メール送付」をクリックすると、料金の発生となります。再送の場合でも、追加で料金が発生しますので、送付間違いにはご注意ください。お支払い方法は、基本料金の支払方法と同じになります。末日締めで翌月中旬に請求が発生します。請求書払いの場合は毎月11日頃に請求書が発行され、クレジットカード払いの場合は毎月15日頃に決済されます。
推奨環境
ディスプレイサイズについては、1,440ピクセル×900ピクセル以上の解像度を推奨します。これ以下の解像度では表示領域が狭くなるなど、快適にご利用できない可能性があります。
上限について
上限値については以下の通りになります。
- CSVファイル行数 : 60,000行
- 1インポートの帳票件数 : 5,000件
- 1帳票の明細行数 : 5,000行
- CSVファイルサイズ : 6MB
- 取引先マスタ : 2万件
利用前設定
利用規約に同意する
利用規約の同意は「管理者権限」または「事業所の設定を操作できる権限」を持ったメンバーしか行えません。上記権限以外の方は、権限を持ったメンバーに伝えて同意してもらう必要があります。
また、事業所毎の同意となるため、権限をもったメンバーが同意した場合、他のメンバーの同意は必要ありません。
本機能については、基本料金とは別に利用料金が発生するため利用規約に同意する必要があります。
料金の詳細については、「料金について」をご覧ください。
利用規約に同意する手順については、以下の通りです。
※請求書を例とします。
- [請求書]メニュー→[作成済み請求書PDFインポート]ボタンをクリックします。
- 右上の[利用状況確認]ボタンをクリックします。
- 利用規約を確認し、[利用規約に同意する]にチェックを入れ、[利用開始]ボタンをクリックします。
※チェックについては管理者のみが行えます。管理者以外の方は、管理者に伝えて同意してもらう必要があります。
カスタムテンプレートで請求書を作成する
カスタムテンプレートでの請求書作成方法の流れは、「カスタムテンプレートの作成」→「請求データ(CSV)の取り込み」→「帳票データ項目へのマッピング」となります。
カスタムテンプレートを作成・編集する
カスタムテンプレートの作成・編集については、帳票テンプレートの「作成」と「編集」のいずれかの権限を所有する必要があります。
設定方法については「メンバーが利用できる機能を指定する(権限管理)」をご覧ください。
カスタムテンプレートを作成する流れは、「社印・ロゴの設定」→「ユーザー辞書の設定」→「テンプレートの作成」となります。
社印・ロゴ
「社印・ロゴ」ではカスタムテンプレート作成時に使用する社印とロゴを設定できます。既存のfreee請求書の「帳票テンプレート」で利用する「社印・ロゴ」とは別になります。
設定する場合は[アップロード]ボタンから画像をアップロードし、[保存]ボタンをクリックします。
ユーザー辞書
「ユーザー辞書」では、カスタムテンプレート作成時に使用する項目固定のテキストを事前に登録しておくことができます。
カスタムテンプレートの作成
カスタムテンプレートを作成・編集する手順は以下の通りです。
テンプレートの作成や編集方法についてのご支援は有償となります。
有償でのご支援をご希望の場合にはサポートへお問い合わせください。
汎用テンプレートもご用意しています。詳細は「汎用テンプレートについて」のヘルプページをご覧ください。
- [カスタムテンプレート]メニュー→[新規作成]ボタンをクリックします。
- レイアウト名称などの情報を入力後、[作成開始]ボタンをクリックします。
- 内容を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
- カスタムテンプレートの一覧表に追加されます。
コンポーネントの説明
コンポーネント名 | 説明 | イメージ |
---|---|---|
タイトル | 帳票の見出しとして利用します。 表示される位置はページ上部に固定となります。 |
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テキスト | 単一の固定文字列を表示するために利用します。 複数行の文字列も可能です。 |
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データ |
請求書ごとに変動する値(請求データCSVの値)を設定する時に使用します。 接頭語や接尾語を追加したり、複数の値を組み合わせて表示することも可能です。 |
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デジット | 桁数や区切り方などの形式が決まっている文字列を表示するために利用します。 | |
テーブル | 複数のテキストやデータを表形式で扱うために利用します。 主に鏡の部分で利用します。 |
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データリスト | 明細に使用します。請求データCSVの行の数だけ上から順にデータが表示されます。 | |
画像 | 画像を挿入するために利用します。 ※アップロード可能な画像 ・500KB以下 ・PNGまたはJPEG形式(GIF/TIFF/BMPもアップロード可能ですがPNG形式に変換されます) |
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QRコード | QRコードを挿入するために利用します。 | |
会社ロゴ | 会社のロゴを挿入するために利用します。 | |
社印 | 社印を挿入するために利用します。 | |
ユーザー辞書 |
辞書データ(※)を表示するために利用します。 ※辞書データ:振込口座番号等、帳票の種類や帳票に含まれるデータに左右されない情報 |
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図形 | 三つ折りマークなど固定位置に図形を出力する時に利用します。 |
請求データ(CSV)をインポートする
カスタムテンプレートでインポートするには、請求書の「作成」と「編集」のいずれかの権限を所有する必要があります。
設定方法については「メンバーが利用できる機能を指定する(権限管理)」をご覧ください。
単一ファイルをインポートする場合
- [請求書]メニュー→[▼]→[カスタムテンプレートで請求書を作成する]ボタンをクリックします。
- テンプレートを選択し、[ファイルアップロード]ボタンをクリックします。
- ファイルをドロップまたは選択します。
※複数ファイルをインポートしたい場合は、「複数ファイルをインポートする場合」をご参照ください。
- ファイルアップロードが完了したら、[項目のマッピングへ]ボタンをクリックします。
- 内容を確認後、[データの確認へ]ボタンをクリックします。
項目の詳細については、「取り込んだCSVデータのマッピング」の表をご覧ください。
- [帳票プレビューへ]ボタンをクリックします。
- [帳票作成を開始する]ボタンをクリックします。
- 「帳票作成の開始」画面が表示されるため、[作成開始]ボタンをクリックします。
- 作成が完了すると、一覧画面に表示されます。
複数ファイルをインポートする場合
複数の明細をまとめた「鏡 / 鑑」データと「明細」データを分けてインポートすることも可能です。マスタデータは任意のデータになります。
複数のファイルをインポートした場合には、各ファイルを結合する必要があります。
結合する場合には、各ファイルのどの項目を条件にするかルールを設定する必要があります。
例えば、このサンプルの場合は「鏡 / 鑑」データと「明細」データを「請求書」番号をキーにして結合しています。
カスタムテンプレートでインポートした場合は外部データを反映しているため、freee上では編集ができません。
内容を編集をしたい場合はインポートをし直してください。
電子帳簿保存法の訂正・削除要件を守るためには、誤ったものを取り消しした上で、正しいファイルを再度インポートしてください。
また、正しいものであるか社内メモなどを残し、残したメモを前提に業務規程も定める必要があります。
帳票データ項目へデータをマッピングする
作成したテンプレートで設定した項目を「帳票データ項目」といい、「帳票データ項目」に紐づけるデータ元を選択することをマッピングといいます。
マッピング元について
主に2種類のデータをマッピングすることが可能です。
- 取り込んだCSVデータ
- 取引先マスタ情報のデータ
取り込んだCSVデータのマッピング
「マッピング用キー項目」を設定することで、freeeに登録されている取引先情報と取り込んだCSVデータのファイル項目を紐づけます。
freeeに登録されている取引先情報は、「取引先名称」もしくは「取引先コード」のどちらから取得するか選択することができます。取り込んだCSVデータのファイル項目は下記項目とマッピングします。
プロダクト名 | 項目 | 入力形式 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|---|
請求書 |
発行日 | 日付 | 必須 | |
請求書 | 期日 | 日付 | 取引先マスタに設定されている入金期日は反映されません。CSVで指定が必要です。 | |
請求書 | 番号 | 文字 | 必須 |
|
請求書 | 枝番 | 数値 | ||
請求書 | 件名 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 繰越金額 | 数値 | ||
請求書 | 繰越含む合計 | 数値 | ||
請求書 | 発行元担当者氏名 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 社内メモ | 文字 | 2000文字 | |
請求書 | 備考 | 文字 | 4000文字 | |
請求書 | 取引先名称 | 文字 | 必須 |
|
請求書 | 取引先宛名 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 取引先敬称 |
下記の内いずれか
|
||
請求書 | 取引先郵便番号 | 文字 | 10文字以内 | |
請求書 | 取引先都道府県 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 取引先市区町村・番地 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 取引先市区町村・部屋番号 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 取引先部署 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 取引先担当者氏名 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 合計金額 | 数値 | 必須 | |
請求書 | 小計(税別) | 数値 | 必須 | |
請求書 | 10%対象 税抜 | 数値 | ||
請求書 | 10%対象 消費税 | 数値 | ||
請求書 | 軽減税率8%対象 税抜 | 数値 | ||
請求書 | 軽減税率8%対象 消費税 | 数値 | ||
請求書 | 0%対象 税抜 | 数値 | ||
請求書 | 0%対象 消費税 | 数値 | ||
請求書 | 摘要 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 取引日 | 日付 | ||
請求書 | 単価 | 数値 | ||
請求書 | 数量 | 数値 | ||
請求書 | 単位 | 文字 | 255文字以内 | |
請求書 | 税率 |
下記の内いずれか
|
||
請求書 | 税別金額 | 数値 | 必須 | |
会計 | 消費税端数の計算方法 |
下記の内いずれか
|
||
会計 | 金額端数の計算方法 |
下記の内いずれか
|
||
会計 | 発生日 | 日付 | 指定がない場合は発行日が自動で入ります。 | |
会計 | 勘定科目 | 文字 | 指定がない場合はデフォルトの勘定科目が自動で入ります。 | |
会計 | 税区分 | 税区分の設定で「使用する」になっているものから選択 | 指定がない場合は勘定科目に設定されている税区分が入ります。 | |
会計 | 部門 | 文字 | 30文字以内 | |
会計 | 品目 | 文字 | 30文字以内 | |
会計 | メモ | 文字 | 30文字以内(1メモタグあたり) | |
会計 |
セグメント1 |
文字 | 30文字以内 | |
会計 | セグメント2 | 文字 | 30文字以内 | |
会計 | セグメント3 | 文字 | 30文字以内 |
※必須項目がない場合はエラーになります。修正して再度アップロードしてください。
※取引先の各項目の詳細については、「取引先を登録する - freee請求書独自のインポート可能な項目」をご覧ください。
カスタムテンプレートで作成した請求書を確認する
- [請求書]メニュー→[フィルタ]→[請求書作成元]をクリックします。
- [カスタムテンプレートで請求書を作成]を選択後、[適用]ボタンをクリックします。
- 絞り込み結果を確認します。
カスタムテンプレートで作成した請求書から取引連携する
- [請求書]メニュー→カスタムテンプレートで作成した請求書を開きます。
※絞り込み方法については「カスタムテンプレートで作成した請求書を確認する」をご覧ください。
- [取引登録]ボタンをクリックします。
- 取引登録が完了します。
参考:請求書類を送付できない場合について
CSVインポートやPDFインポートなどによって作成された帳票をメール送付すると、従量課金の対象となります。従量課金について詳しくは、「従量課金が伴う帳票送付の利用状況を確認する」をご確認ください。
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