紙やローカルフォルダで保存しているPDFファイルをfreeeサインにアップロードして保管する際、PDFファイルの設定によりエラーが発生する場合があります。
このページでは、表示されるエラーメッセージ毎の対処方法を説明します。
※文書(PDF)保管機能の詳細については「文書(PDF)を保管する」をご覧ください。
目次
「ファイルが署名済みであるため、タイムスタンプは付与されません」と表示される場合
freeeサインまたは他電子契約サービス等により、既にタイムスタンプが付与されているPDFファイルをアップロードした場合に表示されます。
新たにタイムスタンプは付与されませんが、署名済みのタイムスタンプ情報は保持されますので対処は必要ありません。
「ファイルがパスワード保護されているため、タイムスタンプは付与されません」と表示される場合
アップロードしたPDFファイルに付与されているパスワード等のセキュリティにより、タイムスタンプの付与が行えなかった場合に表示されます。
【電子帳簿保存法に準拠させる場合】
freeeサインは契約締結後、訂正削除ができないシステムとなっており、「訂正削除を行った場合にその履歴がわかるシステム、または訂正削除ができないシステムで取引情報の授受を行う」の真実性の要件を満たすような作りをしているため、※1
タイムスタンプが付与されていない状態での保管でも問題ありません。
タイムスタンプを付与した状態での保管をご希望の場合は、PDFファイルの発行元に連絡の上、セキュリティ解除後のPDFファイルまたは別のツールで作成したPDFファイルの共有をご依頼ください。
※1 参考:鬼頭政人著.ゼロからわかる電子契約の実務第2版.中央経済社.P202
「ファイルが処理できない構造のため、タイムスタンプは付与されませんでした」と表示される場合
アップロードしたPDFファイルの構造により、タイムスタンプの付与が行えなかった場合に表示されます。
「ファイルがパスワード保護されているため、タイムスタンプは付与されません」と表示される場合と同様、電子帳簿保存法に準拠させる上では問題ありませんが、タイムスタンプを付与した状態での保管をご希望の場合は、対象のファイルをAdobe Acrobat Readerで開き、別名のファイルとして保存後にアップロードするか、PDFファイルの発行元に連絡の上、別のツールで作成したPDFファイルの共有をご依頼ください。