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freee for Salesforceではカスタムオブジェクトを含めた任意のオブジェクトからfreeeへ「見積書」・「請求書」を送信できます。「freee請求オブジェクト設定」では、データを反映するオブジェクト・フィールドについてカスタマイズを行います。
設定にあたっては必要に応じてカスタムフィールドの追加が必要です。
目次
freee請求オブジェクト設定の概要
Salesforce上のどのフィールドをfreeeの「見積書」「請求書」に反映するか、「freee請求オブジェクト設定」の画面より設定できます。タブが表示されない場合、「【freee for Salesforce】アプリに表示されるタブの設定方法について」の方法で「freee管理」アプリに「freee請求オブジェクト設定」タブを追加してください。
初期状態では、「商談」と「商談商品」に関する「商談設定」のみを保持しています。例えば「案件」というカスタムオブジェクトからの連携が必要である場合、新規に「案件」オブジェクトに対して設定を追加します。
[請求書]タブを選択すると、さらに5つのタブがあります。
- 基本設定(見積書・請求書全体に関する項目)
- "請求オブジェクト"には、freee for Salesforceのカスタムオブジェクト「freee請求書 請求書リンク(または freee請求書 見積書リンク)」から参照しているオブジェクトを設定できます。
- 「freee請求書 請求書リンク(または freee請求書 見積書リンク)」にフィールドを追加する必要があります。
※「見積書と請求書の設定を分ける」を[有効]にすると、[見積書]タブが追加されて見積書に関する設定が行えます。
- 「freee請求書 請求書リンク(または freee請求書 見積書リンク)」にフィールドを追加する必要があります。
- "請求オブジェクト"には、「取引先」オブジェクトを参照するフィールドが必要です。
- "請求オブジェクト"には、freee for Salesforceのカスタムオブジェクト「freee請求書 請求書リンク(または freee請求書 見積書リンク)」から参照しているオブジェクトを設定できます。
- 明細行設定(見積書・請求書に記載される個別明細行に関する項目)
- "請求オブジェクト"として設定されたオブジェクトに従属、または参照しているオブジェクトを設定できます。
- 注文に対する注文商品、商談に関する商談商品など、別途オブジェクトが存在する想定となっています。
- 設定をしなくても利用することが可能です。その場合、freee請求書 請求書リンク(または freee請求書 見積書リンク)オブジェクト設定の金額及び名称が請求明細に1行で反映されます。
- 仕訳連携設定
- 請求書がfreee側でつくる仕訳の情報の設定を行います。
- 振替設定
- 請求書の振替処理に関する設定を行います。
- 一括請求書作成設定
- 一括発行処理をする際、「このフィールドが同じであれば1枚の請求書にまとめる」という条件を設定できます
- 単一のSalesforce組織を複数のfreee事業所と連携している場合の一括処理用の設定を行います
連携の事前準備
「商談」以外のオブジェクトから連携する場合、設定を追加する前に「freee請求書 請求書リンク(freee__IV_InvoiceLink__c)」または「freee請求書 見積書リンク(freee__IV_QuotationLink__c)」オブジェクトへ設定したいオブジェクトへの参照項目を追加する必要があります。
例:
カスタムオブジェクト「案件」に対して設定するため、「案件」オブジェクトへの参照項目を追加
連携を設定できるフィールドと仕様
Salesforce上のどのフィールドをfreeeの「見積書」「請求書」に反映するかを設定します。初期状態では、「商談設定」という「商談」と「商談商品」をベースにした設定が存在します。
なお、フィールドとして選択できるのは下記項目です。
- 次に挙げるオブジェクト共通のシステムフィールド7種を除く全項目
- 「Id (id)」、「削除フラグ(IsDeleted)」「作成者(CratedById)」、「作成日(CreatedDate)」「最終更新者(LastModifiedById)」、「最終更新日(LastModifiedDate)」、「システム更新日(SystemModStamp)」
- 参照または従属オブジェクトのフィールド
- 参照・主従関係を辿るのは3階層まで
※ 一度の書類発行で請求オブジェクト・請求明細オブジェクトそれぞれについて合計最大35階層まで - 一部、参照・主従関係を辿って設定することができない項目があります
- 「最終請求更新日フィールド」、「最終見積更新日フィールド」等
- 参照・主従関係を辿るのは3階層まで
連携を設定できるフィールドと内容は下表の通りです。
共通必須項目
この項目は見積書・請求書全体に関する設定項目です。
項目 | 内容 |
---|---|
請求オブジェクト設定名(必須) | 「帳票・取引作成」タブで表示されるタブの名称となります。 |
請求オブジェクト(必須) | 見積書・請求書をつくる元となるオブジェクトを設定します。 「商談」「案件」「注文」「請求」などが想定されます。 |
取引先参照フィールド(必須) | 取引先を設定します。 (見積書・請求書をつくる元となるオブジェクト上の取引先の参照フィールドを指定することになります) |
基本設定:freee請求オブジェクト設定
見積書と請求書の設定を分ける場合
「見積書と請求書の設定を分ける」を有効にすることで、見積書と請求書の各フィールドに異なる設定を適用することができます。
「見積書と請求書の設定を分ける」を無効に設定した場合は、見積書と請求書の各フィールドをまとめて設定することができます。
項目 | 内容 |
---|---|
請求先参照フィールド(必須)※1 |
請求先を設定します。取引先と異なる相手先に対して請求書を発行する場合に利用します。 |
金額フィールド |
合計金額です。明細側のレコードがない場合のみ、金額情報として用いられます。 |
請求書 割引金額フィールド ※1 | 入力した金額分、割引金額の明細行を作成します。「請求明細オブジェクト」を利用しない場合の割引の反映に利用します。 ※ このフィールドを用いなくても割引を反映することは可能です ※ このフィールドを利用する場合、商談の金額が売上順額と一致しなくなる点には注意が必要です |
名前フィールド(必須) | 「帳票・取引作成」タブにて、レコードの名称として利用されます。 また、明細側のレコードがない場合のみ請求書明細行のテキストとして用いられます。(請求書の明細行が1つ追加される際のテキストとなります) |
最終請求更新日フィールド |
日付型。書類を作成すると、フィールドがその書類の日付で更新されるようになります。作業の重複を防ぐための絞り込みや、プロセスビルダーのトリガとして活用できます。 ※請求書情報の同期をするには「最終請求更新日フィールド」及び「請求書数集計フィールド」を設定する必要があります。 |
最終見積発行日フィールド ※2 |
日付型。書類を作成すると、フィールドがその書類の日付で更新されるようになります。作業の重複を防ぐための絞り込みや、プロセスビルダーのトリガとして活用できます。 |
税率フィールド |
「数値」または「パーセント」型。 ※「10」以外を設定する場合、仕訳連携タブの勘定科目と整合性の取れた値の設定が必要です。 |
請求書発行カウントアップフィールド |
「数値」型。書類を発行する度に、設定したフィールドに+1します。 |
見積書発行カウントアップフィールド ※2 | 「数値」型。書類を発行する度に、設定したフィールドに+1します。 |
請求書数集計フィールド ※3 |
「数値」型。書類の発行や請求書ステータス同期の度に発行済みのfreee請求書数を更新します。 ※請求書情報の同期をするには「最終請求更新日フィールド」及び「請求書数集計フィールド」を設定する必要があります。 |
基本設定:高度な設定
この項目は見積書・請求書全体に関する設定項目です。一部のフィールドは取引先と請求先で異なる設定を適用することがに設定できます。
項目 |
内容 |
---|---|
請求番号フィールド ※1 |
請求書番号を文字列で入力します。自動採番でない場合、指定は必須になります。 ※ 入力しなかった場合、freee側の採番ルールが反映されます。(20文字以内) |
枝番フィールド |
必要に応じて請求書の枝番号をつけることができます。 |
件名フィールド |
請求書の件名を設定することができます。(255文字以内) |
取引先担当者メールアドレス(TO) |
「abc@example.com」のように半角英数字で入力します。 見積書や請求書をメール送付する際に「宛先(TO)」に反映されます。 複数アドレスに送付する場合等の詳細は「【freee for Salesforce】任意のメールアドレスを帳票送付時のTo, CCに設定する」をご覧ください。 |
取引先担当者メールアドレス(CC) |
「abc@example.com」のように半角英数字で入力します。 見積書や請求書をメール送付する際に「宛先(CC)」に反映されます。 複数アドレスに送付する場合等の詳細は「【freee for Salesforce】任意のメールアドレスを帳票送付時のTo, CCに設定する」をご覧ください。 |
取引先正式名称フィールド |
取引先正式名称が設定されている場合、見積書・請求書ではその名称が優先して表示されます。取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 |
取引先郵便番号フィールド |
「000-0000」のように、ハイフン込みで入力します。 取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 |
取引先都道府県フィールド |
「東京都」のように文字列で入力します。 取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 |
取引先市区町村・番地フィールド |
取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。(255文字以内) |
取引先建物名・部屋番号などフィールド |
取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。(255文字以内) |
取引先 部署フィールド |
取引先の部署名・担当者名のパラグラフテキスト(255文字以内) 取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 ※ 入力しなかった場合、freee取引先マスタ側に登録された「担当者 氏名」 が反映されます。 ※「\n」 や「\r」のエスケープ文字で改行できます。 |
取引先 担当者名フィールド |
取引先の担当者名を設定することができます。(255文字以内) |
取引先 敬称フィールド |
取引先の敬称を設定します。 ※ freee取引先マスタ側に登録された取引先の「敬称」が優先的に反映されます。 |
請求先正式名称フィールド |
請求先正式名称が設定されている場合、見積書・請求書ではその名称が優先して表示されます。取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 |
請求先郵便番号フィールド |
「000-0000」のように、ハイフン込みで入力します。 取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 |
請求先都道府県フィールド |
「東京都」のように文字列で入力します。 取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 |
請求先市区町村・番地フィールド |
取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。(255文字以内) |
請求先建物名・部屋番号などフィールド |
取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。(255文字以内) |
請求先 部署フィールド |
取引先の部署名・担当者名のパラグラフテキスト(255文字以内) 取引先と請求先で異なる設定を適用することができます。 ※ 入力しなかった場合、freee会計取引先マスタ側に登録された「担当者 氏名」 が反映されます。 ※「\n」 や「\r」のエスケープ文字で改行できます。 |
請求先担当者名フィールド |
取引先の担当者名を設定することができます。(255文字以内) |
請求先敬称フィールド |
取引先の敬称を設定します。 ※ freee会計取引先マスタ側に登録された取引先の「敬称」が優先的に反映されます。 |
自社担当者/事業所担当者名フィールド |
自社担当者の名前を入力します。 |
請求日フィールド ※1 |
見積書・請求書に記載される発行日(日付) ※ 入力しなかった場合、操作した日付が反映されます。 |
入金期日/決済期日フィールド |
請求書に記載される入金/支払期日(日付) |
発生日/売上計上日フィールド |
請求書から仕訳を作成した場合に反映させる発生日(日付) 収益認識の形態によって、検収日や納品日等を反映します。 ※ 入力しなかった場合、請求日と同じ日付が反映されます。 |
支払い種別フィールド |
コードによって請求書の表示形式が変わります。 指定しない場合は0として反映されます。数値 0: 振込払い、1: 口座引き落とし |
振込先フィールド |
振込先の銀行口座(または引き落とし元)の口座情報についてのパラグラフテキスト (250文字以内) ※ 「\n」 や「\r」のエスケープ文字で改行できます。 |
備考フィールド |
見積書・請求書の下部に表示されるパラグラフテキストです。(文字列) Salesforceのテキストエリア型のフィールドであれば、改行を含めて反映できます。BR関数を用いて、改行は反映できます。(2000文字以内) ※ 「\n」 や「\r」のエスケープ文字でも改行できます。 |
社内メモ/概要フィールド |
請求書には記載されないテキストを入力するメモ欄です。freee側では、この欄で検索をかけることができます。検索キーとなるような情報を入力することがおすすめです。(250文字以内) |
明細行設定:freee請求明細オブジェクト設定
この項目は見積書・請求書に記載する個別明細行に関する設定項目です。
項目 | 内容 |
---|---|
請求明細 オブジェクト ※1 | 商品やサービスといった、個別の商材に関するオブジェクトを指定します。 |
請求オブジェクト 参照項目 ※1 (表示されている場合必須) |
「商談商品」オブジェクト内に「参照関係(商談)」となる項目が複数存在する場合のみに表示されます。 |
請求明細 リスト価格フィールド ※1 | 値下げ分を自動で反映したい場合に設定が必要です。 |
請求明細 販売価格フィールド ※1 (明細情報を連携する場合必須) |
見積書・請求書の明細行に反映される単価です。 |
請求明細 数量フィールド ※1 (明細情報を連携する場合必須) |
見積書・請求書の明細行に反映される数量です。 |
請求明細 単位フィールド ※1 | 見積書・請求書の明細行に反映される単位です。(255文字以内) |
請求明細 摘要(品名)/備考フィールド ※1 (明細情報を連携する場合必須) |
見積書・請求書の明細行に反映される文字列です。(255文字以内) |
請求明細 請求対象フラグ ※1 | チェックボックス型。true のレコードだけを明細行に反映するよう制御できます。 |
請求明細 税率フィールド ※1 | 「数値」/「パーセント」/(数値を選択肢とする)「選択リスト」型。例:「8」「10」。入力した税率で消費税が計算されるようになります。 |
請求明細 取引日フィールド | 見積書・請求書の明細行に反映される取引日です。 |
請求書明細発行カウントアップフィールド |
「数値」型。書類を発行する度に、設定したフィールドに+1します。ただし、対象フラグがfalseのものはその対象となりません。 |
見積書明細発行カウントアップフィールド ※2 | 「数値」型。書類を発行する度に、設定したフィールドに+1します。ただし、対象フラグがfalseのものはその対象となりません。 |
前挿入テキスト行フィールド | freeeの書類の「テキスト行」の形式で、明細行の前にテキストを挿入できます。これを用いた場合、明細行のマージの対象とならなくなります。 |
後挿入テキスト行フィールド | freeeの書類の「テキスト行」の形式で、明細行の後にテキストを挿入できます。これを用いた場合、明細行のマージの対象とならなくなります。 |
請求明細 並び替え順フィールド ※1 | 「商談」内の明細の並び替え順を、請求書に反映させる場合に指定が必要となります。 指定の際は「商談商品」オブジェクトにある「並び替え順」を指定してください。 |
※1:見積書を作成する場合は、「請求」という単語を「見積」と読替した設定になります。例えば、「請求先参照フィールド(必須)」は、見積書を作成する際には「見積先参照フィールド(必須)」として機能します。
※2:「見積書と請求書の設定を分ける」を有効に設定した場合、該当項目は「見積書」タブに移動します。
※3:請求書のみ機能する項目です。
仕訳連携設定
請求オブジェクト、請求明細オブジェクトそれぞれに対してfreeeの仕訳関連情報を設定できます。各項目に対してカスタムフィールドを用意する必要があります。
詳しくは「【freee for Salesforce】仕訳連携用のカスタムフィールドを追加する(勘定科目・税区分・品目・部門・メモタグ)」をご覧ください。
各オブジェクトへの設定は次の通り反映されます。標準の設定を請求オブジェクトに対して行い、請求明細オブジェクト側で詳細部分を上書きするといった活用が可能です。
設定先 | 反映内容 |
---|---|
請求オブジェクト |
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請求明細オブジェクト |
|
項目 | 内容 |
---|---|
勘定科目フィールド | 「テキスト」、「ロングテキスト」「選択リスト」型または「参照」型。「freee勘定科目」オブジェクトの情報を活用できます。 |
税区分フィールド | 「テキスト」、「ロングテキスト」「選択リスト」型または「参照」型。「freee税区分」オブジェクトの情報を活用できます。 |
品目フィールド | 「テキスト」、「ロングテキスト」「選択リスト」型または「参照」型。「freee品目」オブジェクトの情報を活用できます。作成することも可能です。 |
部門フィールド | 「テキスト」、「ロングテキスト」「選択リスト」型または「参照」型。「freee部門」オブジェクトの情報を活用できます。作成することも可能です。 |
メモタグフィールド1~5 | 「テキスト」、「ロングテキスト」「選択リスト」型または「参照」型。「freeeメモタグ」オブジェクトの情報を活用できます。作成することも可能です。 |
セグメントフィールド1~3 |
「テキスト」、「ロングテキスト」「選択リスト」型または「参照」型。「freeeセグメント」オブジェクトの情報を活用できます。作成することも可能です。 また、お使いのプランによって利用できる数が異なります。
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振替設定
請求オブジェクト、請求明細オブジェクトそれぞれに対してfreeeの振替処理について設定できます。各項目に対してカスタムフィールドを用意する必要があります。
詳しくは「経過勘定の振替(取引の+更新)を行うための連携事前準備」をご覧ください。
各オブジェクトへの設定は次の通り反映されます。標準の設定を請求オブジェクトに対して行い、請求明細オブジェクト側で詳細部分を上書きするといった活用が可能です。
設定先 | 反映内容 |
---|---|
請求オブジェクト |
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請求明細オブジェクト |
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帳票・取引作成タブ用の設定:並び替え、絞り込み用の項目の設定
項目 | 内容 |
---|---|
絞り込み用カスタムフィールド1~7 |
「帳票・取引作成」タブにて絞り込みに利用できるフィールドを7つまで設定できます。 契約に関する情報や担当者の確認済みであるかの情報など、請求書の発行業務において発行可否の判断に有用なフィールドを設定します。 |
受注に関するレコードの金額が見積書・請求書発行の単位と合わない場合など、カスタムフィールドを用意することでより柔軟な連携が可能となります。
該当する場合は「【freee for Salesforce】オブジェクト連携用のカスタムフィールドの用意について」をご覧ください。
レコードページへの連携画面の埋め込み設定
新規オブジェクトに連携の設定を追加した場合、設定をしたオブジェクトのレコード画面から見積書・請求書を作成できるようにする場合、freee請求書のコンポーネントをレイアウトに追加する必要があります。([帳票・取引作成]タブから帳票を作成される場合には不要です)
コンポーネントの追加方法は「【freee for Salesforce】初期設定 - 1. 認証設定を行う - 2.4. コンポーネントの追加」をご参照ください。
設定に用いるオブジェクト・フィールドのAPI参照名に関する留意点について
Salesforceの仕様により、請求元オブジェクトとするオブジェクトや設定に用いるフィールドのAPI参照名には、freee for Salesforceのパッケージに含まれているオブジェクトのAPI参照名と同じものは使えません。
「Invoice_c」「Deal_c 」等が存在し、例えば請求元オブジェクト名として「Invoice」という文字列を設定すると、正常に動作しません。他の名称をご利用ください。