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freee for Salesforceでは、内容が全く同じである請求書の明細行について自動で集計してfreeeに連携します。
これは売上計上が請求のサイクルに対して短い場合(例:請求は年1回・売上計上は毎月)に、Salesforce上で売上計上ベースでレコードを保持していても適切な形で請求書を作成するための機能です。
明細行のマージ機能の概要
明細行のマージは、「請求データとしては一括りとなるが、会計処理上は売上計上月が異なるためにSalesforce上で登録が分かれている」というレコードについて請求書上で単一の行にマージして集計表示する処理です。
例えば"毎月収益認識するが年1回請求する"ような商材があるとき、下記のような運用であれば必要です。
- 売上オブジェクトから連携:
売上計上ベースでレコードが分かれているが、請求月が単一であるため請求書上は1行で表示したい。 - 商談と商談商品オブジェクトから連携:
商談商品を売上計上ベースで分けて登録しているが、請求月が単一であるため請求書上は1行で表示したい。
※ 当初に年額請求を行うケースでは、勘定科目は「前受収益」等の経過勘定で処理し別途収益への振替を行う想定となります。
※ 粒度の細かいレコードを集計して1枚の請求書に記載する機能として、freee for Salesforceには請求書の合算作成機能もあります。こちらは、複数のレコードを1枚の請求書に記載するための機能です。"合算"と"明細行のマージ"は同時に実施できます。
明細行のマージがなされる条件
明細行のマージは、次の2条件を満たす見積書・請求書の発行時に実行されます。(2019年2月時点)
- リスト価格と販売価格の差額の自動反映が有効でなく、販売価格のみを反映する状態
- 明細行がない請求オブジェクトレコードのみである
(例:商談商品がない商談) - 連携対象となる請求明細レコードが存在しているが、「販売価格のみを連携する」オプションを選択
- 明細行がない請求オブジェクトレコードのみである
- 明細行の内容(文字列・単価・仕訳情報)が同じ行が1枚の請求書上に存在する
- 明細の文字列
- 請求オブジェクトのみを利用している場合、「名前フィールド」
- 請求明細オブジェクトを利用している場合、「請求明細 摘要(品名)/備考フィールド」
- 単価
- 請求オブジェクトのみを利用している場合、「金額フィールド」
- 請求明細オブジェクトを利用している場合、「請求明細 販売価格フィールド」
- 仕訳情報(入力がない場合、同じとみなされます)
- 勘定科目
- 税区分
- 税率
- 品目
- 部門
- メモタグ
- 明細の文字列
マージ処理の内容
基本的には、対象となった明細行について数量を合計して1行に表示します。
- 「割引」フィールドが用いられている場合、元の明細行に対応する割引行も金額が同じであるものはマージされます。
- 見積書・請求書の合算発行時に案件名を追加するように設定した場合は、単一の請求オブジェクトレコードの中でのみマージの処理がなされます(案件をまたいだマージは実施されない)。