「税理士や社労士に年末調整の計算はお願いしている」など、人事労務freee上で年末調整は行わず、年末調整の結果のみ人事労務freeeに反映したい場合は、通常とは異なる方法で反映を行う必要がございます。
本章では、上記を行う際の手順を記載いたします。
目次
具体的な手順
1. 還付/追加徴収の計算結果を用意する
人事労務freeeに登録するために、従業員ごとの還付/追加追徴の金額(計算結果)を用意してください。
2. 人事労務freeeで年末調整の控除項目を作成する
年末調整の計算結果を反映するための控除を作成します。
メニューバー[設定]→[手当・控除設定]→[控除]→[+控除の新規追加]と画面を遷移し、下記の画像のように控除を設定します。
*所得税の計算は「所得から差し引かない」を選択してください。
3. 各従業員に、年末調整の「還付/追加追徴」の計算結果を反映する
年末調整の計算結果を各従業員に反映させます。
メニューバー[従業員]→ 対象従業員をクリックします。画面上部の月の表示で、反映させたい給与支払い月を選択し、「控除」項目の[編集]ボタンから控除を追加します。
控除の金額に、各従業員の計算結果を入力し、控除を保存してください。
*控除の項目は、金額を差し引く項目になります。還付の場合はマイナスの金額、追加徴収の場合はプラスの金額を設定ください。
参考)年末調整の対象外・確定申告の対象となる従業員について
「複数の会社で働いており自社で年末調整を行わない」など、自社で年末調整を行わない従業員への対応方法につきましては、下記のヘルプページをご参照ください。
freeeヘルプセンター 年末調整の対象外・確定申告の対象となる従業員について