毎月同じような内容の取引を登録している場合、「リピート取引登録アプリ」をご利用いただくことで取引の登録を効率化することができます。
目次
本ページでご説明するfreee公式アプリは、こちらのアプリストアページからすぐに利用を開始することができます。
→「 リピート取引登録アプリ 」ページへ
本アプリでできること
毎月登録する取引の内容を設定としてアプリに登録することで、毎月指定の日付にfreee会計へ取引を自動登録することができます。登録する取引の内容は、freee会計に蓄積された過去の取引から、候補を提示する機能から設定することができます。
取引の登録は「自動」または「内容を確認して登録」を選択することができます。
「内容を確認して登録」を選択した場合はfreee会計への取引登録を承認制にすることができます。
また、メールやSlackで取引内容の通知・確認を行うことも可能です。
動画版 リピート取引登録アプリの概要と使い方ガイド
リピート取引登録アプリの概要と使い方について、動画による解説をしています。ぜひご覧ください。
アプリの利用を開始する
アプリの利用を開始するには、freeeアプリストアより連携設定を行う必要があります。
- アプリの詳細ページにアクセスします。(freeeアプリストア内)
- [連携]をクリックします。
ログインしていない場合、ログインを求められるのでユーザー情報を入力してログインします。 - アプリ連携の開始画面が表示されるため、[許可する]をクリックします。
- 利用する事業所を選択します。
- アプリのホーム画面が表示されます。これで連携設定は完了です。
事業所の切り替え
利用する事業所を変更する場合、ホーム画面右上に表示される事業所名をクリックすると事業所を切り変えることができます。
通知の設定を行う
取引の登録時に、アプリからユーザーへメールやSlackで通知が送信されます。
初期状態では、連携設定を行ったユーザーのメールアドレスが通知先として設定されます。
通知先のメールアドレスの変更報告は以下となります。
- アプリのホーム画面右上の[設定]をクリックします。
- メールアドレスまたはSlackの通知設定を行います。
【メールアドレス通知の場合】
入力欄に通知を送りたいメールアドレスを入力し、[設定]ボタンをクリックします。
【Slack通知の場合】
[Slack連携]ボタンを押下し、設定を行います。
【Slackにログインしていない場合】
- Slackにログインします。
- 「freeeリピート取引登録アプリ」との連携画面で、通知を行うSlackチャンネルを指定し、[許可する]ボタンをクリックします。
なお、組織ポリシーにより、当該連携を行うことに対し、Slack管理者の承認を要する場合があります。 - Slack側の画面へ遷移します。「#リピート取引登録アプリに参加しました。
このチャンネルに次のインテグレーションを追加しました」と表示されれば、設定完了です。
毎月登録する取引を設定する
アプリから自動的に登録する取引の設定を行います。
- アプリのホーム画面の[新規設定登録]をクリックします。
- 必要な項目を入力し、[保存]をクリックします。
各項目の説明は以下の通りです。- タイトル
- 設定の名称です。わかりやすい名前を登録しましょう。freee会計に登録される取引には反映されません。
- 収支
- 取引の種別を支出、収入いずれかを選択します。(デフォルトは支出にチェックが入っています)
- 決済
- 全ての取引を未決済取引として登録します。
- 登録方法
- 自動
- 設定した内容の取引をfreee会計に自動的に登録します。
- 取引の登録後、メールで通知が送信されます。
- 内容を確認して登録
- 設定した内容の取引をfreee会計に登録する際にユーザーの承認が必要になります。詳細は「取引登録を承認・キャンセル・編集する」をご確認ください。
- 取引の登録前に、メールで通知が送信されます。
- 自動
- タイトル
- 設定が保存され、ホーム画面に表示されます。
備考の特殊記述
備考欄に ${%MONTH%} と記述することで、月の情報を登録することができます。
月の加減も可能です。
- 例1(加減なし)
- 「${%MONTH%}月分の水道料金」と登録すると、freee会計に登録される取引の備考欄には「2月分の水道料金」と登録されます(取引の作成日が2月の場合)
- 例2(加減あり)
- 「${%MONTH%-1}月分の水道料金」と登録すると、freee会計に登録される取引の備考欄には「1月分の水道料金」と登録されます(取引の作成日が2月の場合)
リピート取引の候補から設定する
freee会計に蓄積された過去の取引の候補から、リピート取引登録することもできます。
- ホーム画面より、[リピート取引の候補一覧]をクリックします。
- 対象の取引を選択します。
- デフォルト表示では、以下の条件を満たす取引を表示しています。
No 項目 抽出条件 1 期間/頻度 過去1年間で3回以上13回未満発生した取引 2 収入/支出 収入、支出いずれも対象 3 決済済/未決済 考慮しない 4 金額 デフォルトでは同一金額であること(支払金額の誤差を指定可能) 5 勘定科目 同一 6 取引先 同一(登録されていない場合は考慮しない) 7 部門 同一(登録されていない場合は考慮しない) 8 品目 同一(登録されていない場合は考慮しない) 9 セグメントタグ 同一(登録されていない場合は考慮しない) 10 メモタグ 考慮しない - 各種パラメータを変更し、絞り込まれた条件を変更し、[絞り込む]をクリックすると、条件に合致した取引候補を絞り込むことができます。
設定した内容を編集・削除する
一度保存した設定を編集・削除することができます。
編集
- ホーム画面で対象の取引設定をクリックします。
- 編集画面が開かれるので、必要な変更を加えて[保存]をクリックします。
- 編集が反映され、ホーム画面に戻ります。
削除
- ホーム画面で対象の取引設定をクリックします。
- 編集画面が開きますので、[削除]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
- 対象の設定が削除され、ホーム画面に戻ります。
取引登録を承認・キャンセル・編集する
「登録方法」が「内容を確認して登録」となっている場合、取引の登録は承認制になり、「確認待ち取引一覧」でユーザーが取引の登録を承認するまでfreee会計に取引は登録されません。
キャンセルや内容を編集して承認することも可能です。
- アプリのホーム画面の[確認待ち取引一覧]をクリックします。
- 確認待ちの取引が一覧表示されます。
承認
- 確認待ち一覧で対象の取引の[承認]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
- 取引の登録が承認され、freee会計に取引が登録されます。
キャンセル
- 確認待ち一覧で対象の取引の[キャンセル]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
- 取引の登録がキャンセルされ、freee会計に取引は登録されません。
編集
- 確認待ち一覧で対象の取引をクリックします。
- 編集画面が開かれるので、必要な変更を加えて[承認]をクリックします。
※「キャンセル」をクリックすれば取引の登録をキャンセルすることも可能です。 - 取引の登録が承認され、変更された内容でfreee会計に取引が登録されます。
メール通知から承認・キャンセル・編集する
取引登録が行われた場合、以下のようなメールが送信されます。
また、取引登録が何らかの理由で失敗した場合は、以下のようなメールが送信されます。
[freee会計で確認する]をクリックし、内容を確認してください。
「内容を確認して登録」としている場合、以下のメールが送信されます。
[freee会計で確認する]をクリックし、リピート取引登録アプリに移動し、上述の内容で、承認・キャンセル・編集を行ってください。
Slack通知から承認・キャンセルする
取引登録が行われた場合、以下のような通知が送信されます。
「内容を確認して登録」としている場合、以下の通知が送信されます。
[承認]、[キャンセル]ボタンを押すと、「登録しました」、「キャンセルしました」とメッセージが変化します。
金額の修正を行う場合は、[freee会計で確認する]をクリックし、リピート取引登録アプリに移動し、編集を行ってください。
アプリ経由で登録した取引を確認する
取引はfreee会計の取引一覧から確認することができます。
アプリが登録した取引はメモタグに「リピート取引登録アプリ」と登録されます。
取引一覧の確認方法についてはこちらを参照ください。
アプリの利用を停止する
アプリの利用を停止する場合の操作手順は以下のとおりです。
- freeeアプリストアにアクセスし、ログインします。
- [マイアプリ]をクリックし、連携中のアプリ一覧を表示します。
- 対象のアプリの[連携解除]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[連携解除]をクリックします。