支払調書の支払金額欄では、当期に支払いが確定したものを記載する必要があります。
この場合、控除額以下であるなどの理由で源泉徴収されなかった報酬、料金等や未払いの報酬、料金等についても記載漏れのないようにご注意ください。
なお、支払調書の作成日現在で未払の金額がある場合は、各欄の上段に未払額を内書きする必要があります。詳細は「[国税庁資料] 第4 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」をご覧ください。
freee申告でも、国税庁の手引に従った入力が可能となっています。
freee申告では、発生日を基準に集計しているため、例えば2024年に外注費などを計上している場合は、2024年の支払調書に集計されます。
freee申告で作成された支払調書に入力する方法
例:税理士報酬を以下の様に支払っている場合
- 1月から12月までの報酬の支払総額が1,200,000円。
- 支払総額のうち、支払調書作成日現在において未払いの報酬の合計金額が100,000円。
- [支払調書]メニューをクリックし、申告一覧画面で対象の申告書を選択後、[申告書]ボタンをクリックします。
※申告書の作成方法については、「支払調書の基本機能と操作の流れ」のヘルプページをご覧ください。 - 「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」を開き、内書き欄をクリックし、未払金額を入力します。
未払金額については、freee会計から連携されないため、ご自身で集計および入力する必要があります。