freeeで償却資産の申告を行うには、償却資産を登録する必要がありますがfreee会計で登録した資産を償却資産税申告のために引き継ぐことができます。このヘルプページではfreee会計での固定資産登録と償却資産税申告との関係について説明します。
freee会計での固定資産台帳への登録
freee会計には固定資産台帳の機能が備わっており、会計処理や確定申告のための減価償却費の自動計算や固定資産の管理を行うことができます。
ここでの固定資産台帳は本来は会計処理のためのものですが、普段登録し管理していた固定資産を、償却資産の申告のためにも活用することができます。
具体的には、freee会計の固定資産台帳をfreee申告の償却資産へ連携することで、償却資産を一から再度登録する手間を省くことができます。
そのためfreee会計の固定資産台帳に普段から固定資産の登録を行っておくことで、償却資産申告の際に手際よく作業をすすめることができます。
この引き継ぎの詳細は、「freee会計からfreee申告への固定資産の連携」を参照してください。
固定資産台帳の詳細な利用方法は以下のヘルプページをご参照ください。
freee会計からfreee申告への固定資産の連携
freee会計の固定資産台帳で登録した固定資産は、freee申告へ連携することができます。
このヘルプページでは、会計freeeの固定資産台帳の項目がfreee申告へどのように連携されるかにとどめ、freee申告での具体的な連携方法や操作については「固定資産台帳の連携による償却資産の登録」に記載しています。
会計から申告へ連携される項目についてfreee会計での資産登録時に漏れなく登録することで連携が過不足なく行われるため、日頃の固定資産の管理の際に気をつけてください。
注)以下の一覧は、freee会計の固定資産台帳の項目に沿って作成されています。
freee会計での項目名称 |
必須 |
freee申告への連携有無 |
freee申告の連携先の項目名称 |
---|---|---|---|
資産の名前 |
必須 |
○ |
資産の名称 |
取得価額 |
必須 |
○ |
取得価額 |
期首残高 |
|
☓ |
|
取得日 |
必須 |
○ |
取得年月日 |
事業供用開始日 |
必須 |
☓ |
|
資産分類 |
必須 |
○ |
資産の種類 |
数量または面積 |
必須 |
○ |
数量 |
単位 |
|
☓ |
|
償却方法 |
必須 |
○ |
償却方法 |
耐用年数 |
必須 |
○ ただし償却方法で「少額償却」を選択した場合には、連携されません。 |
耐用年数 |
製造業利用比率 |
|
☓ |
|
月次償却 |
|
☓ |
|
改定取得価額 |
|
☓ |
|
特別償却費 |
|
☓ |
|
管理番号等 |
|
○ |
資産コード |
部門 |
|
☓ |
|
摘要 |
|
☓ |
|
申告先都道府県 |
|
○ ※以下の「申告先市区町村」も記載することで提出先自治体は自動判定されます。なお、市区町村が政令指定都市の場合は区まで記載しないと自動判定されません。 |
提出先自治体 |
申告先市区町村 |
|
○ ※「申告先都道府県」も正しく選択されることで提出先自治体は自動判定されます。 なお、政令指定都市の場合は区まで記載しないと自動判定されません。 |
提出先自治体 |