2023年12月より、楽天銀行の入出金明細データをfreeeに自動で連携する機能(同期機能)の提供を再開しました。
このページでは、同期機能の利用方法と入出金明細のCSVファイルによるデータ連携方法を説明します。
目次
同期機能によるデータ連携方法
対象プラン
有料プランご契約中のお客様
同期機能の内容
同期機能をONにすると、楽天銀行の入出金明細が定期的にfreeeに自動連携されます。自動連携(入出金明細のデータ更新)の頻度は、ご利用中のプランや同期の混雑状況に応じて異なります(※)。
※無料プランまたは自動更新のみのプランをご利用中の場合は、ホーム画面の[全口座を同期]ボタンを押しても、楽天銀行は同期の対象外となります。自動更新をお待ちいただくか、CSVアップロード機能をご利用ください。
以下のプランでは、自動更新のタイミングを待たず、お客様のお好きなタイミングで更新ができます。
- 個人プラン:プレミアム(1日1回まで)
- 法人プラン:スターター、スタンダード(旧ベーシック)(1日1回まで)、アドバンス(旧プロフェッショナル)、エンタープライズ
※1日1回のプランの場合、回数消化は毎日24時にリセットされます。例えば、17時に同期完了した場合、翌日15時にも再度同期が可能です。
同期機能のON設定
freeeに登録した楽天銀行の口座より、設定ができます。設定には、楽天銀行側のインターネットバンキングのID及びパスワードが必要です。画面の案内に従って入力してください。
既に楽天銀行の口座をfreeeに登録済みのお客様
- ホーム画面の楽天銀行口座を開きます。口座詳細画面にて、[口座設定]ボタンを押します。
※同期設定したい口座をfreeeに登録済みの場合には、新たに口座を登録する必要はありません。ただし、「楽天銀行(法人)」口座で登録されている場合、同期設定ができるのは「楽天銀行の法人インターネットバンキング」だけです(個人口座や個人ビジネス口座を同期したい場合には、口座登録にて「楽天銀行」や「楽天銀行(個人ビジネス)」を選択してください)。
- 楽天口座の設定画面が開きます。「明細を取り込む方法を選びましょう」にて[オンラインサービスと同期する]を選択します。
※以下のプランをご利用中の方で、自動更新機能を利用しない場合には、「同期を手動で行う(自動取得を行わない)」にチェックを入れます。すると、お客様が[口座を同期]ボタンや[全口座を同期]ボタンを押した場合にのみ更新が行われます。
・個人プラン:プレミアム(1日1回まで)
・法人プラン:スターター、スタンダード(または旧ベーシック)(1日1回まで)、アドバンス(または旧プロフェッショナル)、エンタープライズ
- お客様のご利用状況に応じて、「ログイン情報を入力しましょう」と「明細を取得する期間を選びましょう」などのボックスが表示されます。同期機能を利用可能なプランをご利用中の方は、まず [明細取得開始日]を入力します。
freeeに取り込みたいデータの始点を指定してください。
例:2023年11月20日の入出金明細までfreeeに入力済みの方
⇒ 2023年11月21日を選択します
※ 最長で2023年1月1日から設定できます。それ以前の入出金明細が必要な方は、CSVアップロード機能をご利用ください。 - 明細取得開始日を設定した後に、[楽天銀行の認証ページへ]ボタンを押します。楽天銀行のインターネットバンキング画面が自動で開きますので、楽天銀行側でご契約中のインターネットバンキングのアカウント情報のIDとパスワードを入力します。
- 入力が終わると、freeeのホーム画面に戻ります(※)。
※お客様のご利用状況によっては、ここで再度確認画面が表示されることがあります。その場合には、お手数ですが、画面の案内に従って、明細取得開始日の設定などをお願いいたします。
- データ連携を開始すると、「同期中」のバーが走り出します。時間がかかることもありますので、完了までしばらくお待ちください。
- ホーム画面に、同期された日時が表示されると、同期完了です。同期された入出金明細の登録方法は「自動で経理の使い方(明細を元にした帳簿付け)」をご覧ください。
初めて同期設定をするお客様
「データ連携の開始準備を行う(過去に楽天銀行を同期したことのないお客様向け)」をご覧ください。
同期した明細の留意事項
同期機能とCSVアップロード機能を併用する場合
銀行側の入出金明細に後から変更などがあった場合や長期間同期機能をしていなかった場合には、明細が重複したり取得漏れになることがあります。特に、同期機能とCSVアップロード機能を併用する場合はご注意ください。詳しくは「参考:明細の重複や抜け漏れチェック」をご覧ください。
楽天銀行デビットカードの利用明細
- 楽天銀行デビットカードの利用明細は、楽天銀行インターネットバンキングに明細が表示された後、利用明細の内容が更新されることがあります。
【イメージ】- 2023年10月の表示:012345VISAデビット
- 2023年11月の表示:VISAデビット
- freeeに同期された後に、インターネットバンキング側で利用明細の内容が更新された場合、その変更内容はfreeeには反映されません。
- デビッドカードをご利用のお客様は、freeeに同期されたデビッドカード利用明細の内容については、楽天銀行インターネットバンキング画面もご確認ください。
CSVファイルアップロードによるデータ連携の方法
お客様にて手動で楽天銀行から入出金明細のCSVファイルをダウンロードし、そのままfreeeにアップロードすることでもデータ連携できます(明細アップロード連携)。
明細アップロードの利用シーン
- 同期機能の利用に制限のあるプランを利用中の場合
- 無料プランをご利用中の方
- 以下のプランをご利用中で、freeeに自動で入出金明細が同期される自動更新のタイミングを待たず、自分の好きなタイミングでデータ連携したい方
- 個人プラン:スターター、スタンダード
- 法人プラン:ひとり法人(または旧ミニマム)
- 同期機能がメンテナンス等により利用できないタイミングにおいて、急いでデータ連携をしたい場合
明細アップロード連携の方法
上記動画のリンクはこちら「楽天銀行CSV明細をfreee会計に取り込む方法」
※楽天銀行 個人口座の操作説明になります。
1. 楽天銀行のWebサイトから入出金明細のCSVファイルをダウンロード
楽天銀行のインターネットバンキングサービスにログインします。このとき、freee会計ではなく、お客様にて設定した、楽天銀行のユーザID及びログインパスワードを入力します。
楽天銀行インターネットバンキングTOPページから、 [入出金明細] メニューをクリックします。
「入出金明細」メニューの下部にある「ご指定の期間をダウンロード」項目で任意の期間を指定し、「CSVダウンロード」ボタンを押すことでダウンロードすることができます。
使用するフォーマットの注意
法人口座の場合は「楽天銀行フォーマット」からCSVダウンロードを押してください。
「全銀協規定フォーマット」には対応しておりません。
法人口座の画面例
個人口座の画面例
ダウンロードした内容やファイル名の編集は不要です。そのままfreee会計にアップロードします。
2. freee会計にCSVファイルをアップロード
freee会計にて、ホーム画面左側の「楽天銀行」口座をクリック(※)し、「明細のアップロード」ボタンをクリックします。
※まだfreee会計に「楽天銀行」口座の登録をしていないお客様(過去に楽天銀行の口座を同期したことのないお客様)は、まず「参考:データ連携の開始準備を行う(楽天銀行の口座をfreee会計に初めて登録する)」をご覧ください。
明細アップロード画面の「3.アップロードするファイルを選択してください」から、手順1で保存したCSVファイルをアップロードします。
既にどこまでの明細を取得しているかは、「2.freeeに登録済みの明細を確認しましょう」の[明細を確認]から事前に確認できます。取得日以降の明細をアップロードするようにご注意ください。
CSVファイルをアップロード後、「4. 入出金明細データのタイプを選択してください」よりCSVファイルのタイプを選びます。
楽天銀行からダウンロードしたCSVをご利用の場合は「楽天でダウンロードしたCSV 」を選択ください。
「ご自身で作成したCSV」を選択するとご自身で作成・加工したCSVをインポートすることもできます。ただし、同期機能を併用すると、CSV加工の際に入力ミスが起きやすく、エラーや残高ズレの原因になります。同期機能とファイルアップロード連携を併用する場合は、楽天銀行でダウンロードしたCSVファイルをそのまま加工せずにご利用ください。
[次へ]ボタンをクリックし、明細の取り込みが完了すると、メニュー下にメッセージが表示されます。
参考:明細の重複や抜け漏れチェック
過去に取り込んだ明細との重複があった場合でも、以下の条件を満たす場合にはfreee側で重複とみなし、全く同じ内容の明細が二重に取り込まれることはありません。
【「重複」と判定される要件】
次のすべての項目が一致した場合には重複と判定しfreeeに明細が取り込まれません。
- 取引日
- 金額
- 取引内容
- 取引後残高
ただし、明細アップロード後に取引内容に変更がある場合など、最新の金融機関の情報とアップロード済みの明細に相違が生まれるため、重複チェックで弾かれずfreeeに登録されることがあります。
特に同期機能とCSVファイルアップロード機能を併用する場合には、明細の重複や取得漏れがないか、freeeとインターネットバンキング画面を見比べて確認してください。
不要な明細が登録された場合は、[明細の一覧]で詳細を確認し不要な明細を[無視]または[削除]してください。詳しい操作方法については、「明細を無視する」、「無視した明細を元に戻す・削除する」をご覧ください。
CSVでまとめて入力するのではなく、1行ずつ手入力したい明細がある場合には「明細を1行ずつ作成する」をご覧ください。
参考:データ連携の開始準備を行う
(楽天銀行の口座をfreee会計に初めて登録する)
楽天銀行から入出金明細をfreee会計に取り込む際は、まず「口座」をfreee会計に登録します。
※ 過去に楽天銀行と連携をしていたお客様は新たに口座登録する必要はありません。
- メニュー[口座]→[口座の一覧・登録]を開きます。
- [銀行口座]タブの[銀行口座を登録する]ボタンをクリックします。
-
検索窓に「楽天」等と入力して、freee会計に連携したい楽天銀行口座の種別をクリックします。
例:楽天銀行の法人口座をfreee会計に同期したい場合
「楽天銀行(法人)」をクリックします。
-
同期機能を利用する場合には、[口座を登録して連携設定に進む]ボタンをクリックします。すると、楽天銀行との同期設定を行う画面が表示されますので、画面の案内に従って操作してください。
※ 同期機能を利用をせずに、口座だけ登録し、CSVファイルアップロード等で利用したい場合には、[連携せず口座登録のみを行う]ボタンをクリックします。
口座が登録されると、口座登録完了の旨を伝えるメッセージが表示されます。
-
登録した口座は、freee会計のホーム画面や口座一覧画面に表示されます。こちらの「楽天銀行」口座からデータ連携を行います。
ホーム画面
※ 口座を登録し、あとから同期機能を利用したい場合には、[同期設定]ボタンからも、「同期機能によるデータ連携の方法」に従って設定できます。
※ 楽天銀行からダウンロードしたCSVファイルで入出金明細をfreeeに入力する場合は、[明細のアップロード]ボタンから操作説明は「明細アップロード連携の方法」のとおり操作します。