対象プラン
|
新プラン | ミニマム | スターター | スタンダード | アドバンス |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
freee人事労務では、管理者権限ユーザーの移行差額チェック画面において、freee以前の方法からfreeeへ移行する際に、計算結果の差を確認できます。
本ページでは、「非課税通勤手当/課税通勤手当」の給与計算結果に差額が発生した場合の原因とその解決方法をご案内します。
非課税通勤手当/課税通勤手当の差額に対する解決方法
「非課税通勤手当/課税通勤手当」の給与計算結果に差額が発生した場合の原因とその解決方法をご説明します。
freeeでは、各従業員ごとに通勤手段を設定することができます。その設定した通勤手段により、非課税限度額の判定が異なります。
「非課税通勤手当/課税通勤手当」の計算式は、次のとおりです。
【公共交通機関(電車、バス)】
- 非課税通勤手当:通勤手当支給額(最大15万円まで)
-
課税通勤手当:通勤手当支給額 -15万円(マイナスの場合は0円)
※ 3ヶ月や6ヶ月分の支給の場合は、複数月分に換算して計算されます。
例:21万円を3ヶ月分として支給した場合
21÷3=7万円が1ヶ月あたりの金額となるため、課税限度額の15万円を超えないので全額非課税となります。
【自家用車(車、バイク、自転車)】
- 非課税通勤手当:通勤手当支給額(通勤距離に応じた非課税限度額まで)
- 課税通勤手当:通勤手当支給額 - 通勤距離に応じた非課税限度額(マイナスの場合は0円)
※ 非課税限度額の詳細は、「非課税通勤手当について」のヘルプページをご参照ください。
給与計算結果のどこに原因があるのかは、[設定]メニュー →[移行差額チェック]→ 該当従業員を選択し、「差額詳細」画面にて確認できます。
また、一部ユーザーにおいては、給与明細画面や労務管理セットアップガイドからも開くことができます。
通勤手当の設定が誤っている場合
freeeでは、各従業員ごとに通勤手段や通勤距離などを設定することができます。
詳しくは「従業員の情報を編集する - 通勤手当」のヘルプページをご参照ください。
この設定が誤っていることにより、通勤手当に差額が発生している可能性があります。
freee人事労務の従業員詳細画面から、通勤の設定に誤りがないか確認します。
- [従業員]メニュー →[従業員情報]を開き、該当従業員をクリックします。
- 従業員詳細画面の[通勤手当]を開きます。通勤手段が「自動車」または「自転車」の場合は、片道の通勤距離が正しく設定されているか確認します。
※ 別途、通勤手段「有料道路」を選択して登録した場合、1ヶ月あたり15万円の非課税限度額の判定対象になります。
どうしても非課税通勤手当/課税通勤手当の額が一致しない場合
通勤手当は、所得税を非課税として支給できる範囲が決まっています。
自転車や自動車で通勤をしている従業員の非課税となる1ヶ月あたりの限度額は、片道の通勤距離に応じて定められています。
詳しくは「非課税通勤手当について」のヘルプページをご参照ください。
どうしても自動計算によって算出される非課税通勤手当、課税通勤手当の額と一致しない場合は、個別に非課税通勤手当、課税通勤手当の項目を作成し、直接金額を指定することができます。
※ ただし、この設定によって複数月分の通勤手当を支給した場合、社会保険処理(定時決定・随時改定)のための報酬額を月別に案分するという処理が行えませんので、この点ご了承ください。
作成手順は、次のとおりです。
- [設定]メニュー →[その他手当]をクリックします。
- [+新規追加]ボタンをクリックします。
- 手当の追加画面で各項目を入力します。
-
非課税通勤手当の場合:
「所得税の計算」項目を「含めない」に設定します。 -
課税通勤手当の場合:
「所得税の計算」項目を「含める」に設定します。
-
非課税通勤手当の場合: