本ページでは、チェック項目についてご説明します。
目次
- 取り込んだ試算表の科目が「科目マッピング」画面にない場合
- 取り込んだ試算表の科目に連結科目がマッピングされていない場合
- 取り込んだ試算表の科目が重複している場合
- 取り込んだ部門別試算表の部門に連結セグメントがマッピングされていない場合
- 通貨がJPYの会社で貸借不一致となってしまっている場合
- 利益剰余金期首残高と前期末の利益剰余金残高が不一致の場合
- 個社試算表の明細(「現金及び現金同等物」〜「引当金」)と試算表残高との比較で差額ある場合
- 全社連結PKGの「債権債務取引高」タブでマッチングできていない科目が残っている場合
- 全社連結PKGの「債権債務取引高」タブでマッチングされているが仕訳が作成できていない場合
- 全社連結PKGの明細(「現金及び現金同等物」〜「財務関連」)と連結精算表残高との比較で差額ある場合
- 開始・連結仕訳画面で未承認仕訳がある場合
- 連結SS残高と連結精算表残高との比較で差額がある場合
- 連結CFWSにて金額だけ入力されていてCF科目を選択していない場合
- 連結CF科目と連結PL科目との比較で差額がある場合
- 全社連結PKGと連結CFの「現金及び現金同等物の期末残高」に差額がある場合
- 連結精算表上の資本金残高と親会社の資本金残高に差額がある場合
- 参考:その他チェック項目(※自動チェックではありません)
取り込んだ試算表の科目が「科目マッピング」画面にない場合
エラー内容
個社連結PKGの「試算表」タブにて、API連携またはCSVインポートした試算表について、試算表上の科目(単体科目)が「科目マッピング」画面に登録されていないと連結精算表に数字を飛ばすことができません。
そのため、試算表上の科目(単体科目)が「科目マッピング」画面に登録されていない場合にエラーとして表示されます。
API連携の場合は「試算表」タブにてエラーとなり同期できません。エラー結果が表示されるので内容を確認してください。
CSVインポートの場合はエラーとなりインポートできません。エラー結果がCSVで出力されるので内容を確認してください。
エラーが出た場合の対応方法
API連携の場合は[事業所を同期]ボタンをクリックして、新たに追加された科目をfreee連結会計に同期してください。同期後、連結科目をマッピングしてください。
CSVインポートの場合はエラー結果がCSVで出力されますので、内容を確認の上「科目マッピング」画面にて科目を新規作成してください。
取り込んだ試算表の科目に連結科目がマッピングされていない場合
エラー内容
個社連結PKGの「試算表」タブにて、API連携またはCSVインポートした試算表について、試算表上の科目(単体科目)に連結科目がマッピングされていないと連結精算表に数字を飛ばすことができません。
そのため、試算表上の科目(単体科目)に連結科目がマッピングされていない場合(科目マッピング画面でマッピングされていない場合)にエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
科目マッピング画面にて「未選択のみ」で絞り込み、該当する単体科目に連結科目をマッピングしてください。
取り込んだ試算表の科目が重複している場合
エラー内容
freee連結会計では勘定科目名がユニーク情報となっているため、個社連結PKGの「試算表」タブにてCSVインポートした試算表について、試算表上の科目(単体科目)が重複している場合(例:営業外費用の固定資産除却損と、特別損失の固定資産除却損、等)にエラーとして表示されます。
以下のようなエラーが表示されます。(例:会議費が重複していた場合)
なお、API連携の場合はfreee上の仕様が同様に勘定科目名をユニーク情報としているため発生しません。
エラーが出た場合の対応方法
インポートしたCSVを適宜修正してください。
取り込んだ部門別試算表の部門に連結セグメントがマッピングされていない場合
エラー内容
個社連結PKGの「部門別試算表」タブにて、API連携またはCSVインポートした試算表について、試算表上の部門(単体部門)に連結セグメントがマッピングされていないと連結セグメント情報に数字を飛ばすことができません。
そのため、試算表上の部門(単体部門)に連結セグメントがマッピングされていない場合(部門マッピング画面でマッピングされていない場合)にエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
部門マッピング画面にて「未選択のみ」で絞り込み、該当する単体部門に連結セグメントをマッピングしてください。
通貨がJPYの会社で貸借不一致となってしまっている場合
エラー内容
科目マッピングが漏れている等の場合、差額が「貸借不一致」として算出されます。
貸借不一致となっている場合、以下の画面で「貸借不一致です(xxx円)」エラー表示が出るようになっています。
- 個別修正・換算後
- 連結精算表
- 連結BS
エラーが出た場合の対応方法
試算表タブ等、個別修正・換算後より前のタブでエラーが発生していないか確認してください。
利益剰余金期首残高と前期末の利益剰余金残高が不一致の場合
エラー内容
当期の利益剰余金期首残高と、前期末の利益剰余金残高が不一致の場合に表示されます。
個社試算表の利益剰余金に連続性があるかどうかを確認
連結精算表の「利益剰余金計算書」について
前期末の個社別の利益剰余金について、連結精算表の「利益剰余金計算書」では「前期の連結精算表上の数字」を利用しています。
「前期末の連結精算表上の数字」には個別修正仕訳も反映されており、当該個別修正仕訳が開始仕訳として適切に引き継がれているかを確認する必要があります(利益剰余金計算書では個別修正仕訳反映済みの数字が使われ、確認はできないため)。
freee連結会計における確認方法について
各社の個社連結PKGの「個別修正・換算後」のページの「換算後」列の金額について以下を確認しています。
- 前期末のBSの「繰越利益剰余金+当期純損益金額」=当期末のBSの「繰越利益剰余金」
差額がある場合は「個別修正・換算後」ページでエラーが表示されます。
過年度の連結仕訳が開始仕訳として適切に引き継がれているかどうかを確認
過年度の連結仕訳について、当期の開始仕訳として適切に引き継がれているかを確認する必要があります。
freee連結会計における確認方法について
連結精算表の利益剰余金計算書の期首利益剰余金の金額=連結精算表のBSの利益剰余金残高
差額がある場合は「連結精算表」ページでエラーが表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
「個社試算表の利益剰余金に連続性があるかどうかを確認」の場合
- 原因a:個別修正仕訳が適切に引き継がれていない場合
- 対策a:個別修正仕訳を確認して適宜開始仕訳として追加してください。
- 原因b:当期中に繰越利益剰余金の増減がある場合(例:減資に伴う欠損填補など)
- 対策b:この場合は特に問題ありません。
- 原因c:前期の連結で使用した単体の試算表が、連結作成後に修正されている場合(例:税金仕訳を遡って反映した場合など)
- 対策c:この場合は単体を修正するか、個別修正仕訳での調整が必要になります。
過年度の連結仕訳が開始仕訳として適切に引き継がれているかどうかを確認」の場合
- 原因a:連結仕訳が開始仕訳として適切に引き継がれていない
- 対策a:前期の連結仕訳を確認して適宜開始仕訳として追加してください。
- 原因b:「開始仕訳」ボックスにチェックが入っていない
- 対策b:チェックを追加してください。詳細は「利益剰余金計算書を確認する - 連結仕訳のうち、開始仕訳に該当する仕訳にチェックを入れる」もご参照ください)。
個社試算表の明細(「現金及び現金同等物」〜「引当金」)と試算表残高との比較で差額ある場合
エラー内容
各明細では[試算表から取込み]をクリックすることで明細が取り込まれますが、金額を編集することで編集後の金額と試算表残高が異なる場合があります。
その場合、各画面でエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
例えば、固定資産タブの「取得または売却にかかる債権債務・売却損益」について、未払金の中にある設備未払金の金額を入力している場合は、試算表残高と一致しないため差額が出ても特に問題ありませんので、内容を見てご確認ください。なお、必要に応じて増減内容を修正してください。
詳細は以下をご参照ください。
全社連結PKGの「債権債務取引高」タブでマッチングできていない科目が残っている場合
エラー内容
各社が入力した連結PKGの内容をもとに、全社連結PKG画面の「債権債務取引高」タブにてマッチングを行いますが、一方の会社では認識しているが、他方の会社では認識されていない債権債務取引高がある場合もあります。
また、本来はマッチングすべきものがマッチングが漏れてしまっている場合もあります。
その場合、全社連結PKG画面の「債権債務取引高」画面でエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
全社連結PKGの「債権債務取引高」タブにて必要に応じてマッチングしてください。
相殺消去が不要な場合は無視してください。
全社連結PKGの「債権債務取引高」タブでマッチングされているが仕訳が作成できていない場合
エラー内容
各社が入力した連結PKGの内容をもとに、全社連結PKG画面の「債権債務取引高」タブにてマッチングを行い、マッチング後に[+仕訳]ボタンを押して連結仕訳を作成しますが、[+仕訳]ボタンを押すのを失念してしまう場合があります。
その場合、全社連結PKG画面の「債権債務取引高」画面でエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
全社連結PKGの「債権債務取引高」タブにてマッチングしているが仕訳作成まで行っていないものを確認し、「+仕訳」ボタンより連結仕訳を作成してください。
全社連結PKGの明細(「現金及び現金同等物」〜「財務関連」)と連結精算表残高との比較で差額ある場合
エラー内容
各社が入力した連結PKGの内容及び個別修正、連結仕訳のうち「増減種別」が指定された仕訳が全社連結PKGに集計され、その合計残高が連結精算表残高と一致していない場合にエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
差額の原因としては、個社連結PKGの金額が各社の試算表と一致していない、個別修正または連結仕訳が反映されていないことが考えられますので、個社連結PKG側でエラーが出ていないか、個別修正や連結仕訳で金額が動いていないか確認してください。
開始・連結仕訳画面で未承認仕訳がある場合
エラー内容
設定画面にて「仕訳承認&連結PKGロック機能を使う」にチェックを入れて仕訳承認を有効にした場合で、未承認仕訳がある場合
その場合、開始・連結仕訳画面でエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
開始・連結仕訳画面にて、未承認仕訳を確認し、仕訳承認を行ってください。
連結SS残高と連結精算表残高との比較で差額がある場合
エラー内容
連結SSでは、以下の金額を照合し、差額がある場合にはエラーとして表示されます。
- 前期末残高に手入力で追加した増減内容(新株発行、親会社株主に帰属する当期純利益等)を加減算した金額
- 連結精算表上の金額
エラーが出た場合の対応方法
増減内容の金額を確認してください。
詳細は「連結財務諸表(連結BS、PL、SS、CI)を確認する」 をご参照ください。
連結CFWSにて金額だけ入力されていてCF科目を選択していない場合
エラー内容
連結CFWSでは「CF科目」と「金額」が揃って初めて連結CF画面に反映されます。
そのため、連結CFWSにて「金額」だけ入力されていて、「CF科目」を選択していない場合にエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
連結CFWS画面にて「CF」科目を選択してください。
ただし、意図的にCF科目を選択していない場合(例:繰延税金資産と法人税等調整額など)もあると思いますので、その場合は無視してください。
※連結CFWSの縦軸がゼロの場合(例:繰延税金資産が+1,000、法人税等調整額が△1,000の場合等)は連結CFへの影響がありません。
連結CF科目と連結PL科目との比較で差額がある場合
エラー内容
「CF科目」画面にて「対応する連結科目」を設定します。詳細は「CF科目を作成する」をご参照ください。
設定した内容に基づき連結CF科目の金額と連結PL科目の金額を照合し、差額がある場合に「連結CFWS2」画面にてエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
差異の内容を確認し、必要に応じて連結CFWS画面にて調整額を修正してください。
全社連結PKGと連結CFの「現金及び現金同等物の期末残高」に差額がある場合
エラー内容
個社連結PKGの「現金及び現金同等物」を各社に入力してもらった結果が、全社連結PKGの「現金及び現金同等物」に反映され合計されます(合計額として表示されます)。
上記「合計額」と、連結CF画面の「現金及び現金同等物の期末残高」を照合し、差額がある場合にエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
差額の内容を確認し、必要に応じて個社連結PKGや連結CFWSを修正してください。
連結精算表上の資本金残高と親会社の資本金残高に差額がある場合
エラー表示内容
投資と資本の消去により子会社の資本金は消去され、連結財務諸表上の資本金は最終的に親会社の資本金と一致します。
そのため、連結精算表状の資本金残高と、親会社の資本金残高に差額がある場合にエラーとして表示されます。
エラーが出た場合の対応方法
差額の内容を確認し、連結仕訳の投資と資本の消去仕訳等を修正してください。
参考:その他チェック項目(※自動チェックではありません)
同期した試算表のバージョンチェック
確認が必要となる場合
API連携して同期した試算表や関係会社債権債務取引高が古い場合(同期後にfreee側が変更されてしまっている場合)、古い数字で連結財務諸表の作成が進んでしまう可能性があります。
対応方法
同期した日時が履歴としてfreee連結会計Iに残りますので、freeeの仕訳帳画面の「作成日時」を降順にして絞り込み、freee連結会計に同期した日時以降に新たな仕訳が登録されていないかご確認ください。
なお、freeeの月締め(仮締め、本締め)の運用を正しく行っていただくことが大前提ですので、イレギュラーなことがないかを確認するために、上記チェックをしてください。