freee経営管理で会計データを同期する方法をご紹介します。
設定やトラブルシューティングなどは「よくある質問」をご覧ください。
目次
同期について
同期するデータについて
同期するデータは「仕訳帳」データのみです。(未承認仕訳を含みます。)
仕訳帳データから各画面の数字を作成しています。そのため、必ず前月の仕訳を同期してから当月以降の仕訳を同期するようにしてください。
事業所情報の同期は本操作とは別途同期が必要ですのでご注意ください。詳細は「事業所情報を同期する」をご確認ください。
同期開始年月の貸借対照表(明細なし及びあり)については試算表データのインポートが必要です。詳細は「同期を開始する年月を決定し、試算表(BS)をインポートする」をご確認ください。
同期データが反映される画面について
同期データは以下の画面に反映されます。
- 仕訳帳
- 仕訳分析
- 期間比較(各明細別の数字含む)
- 月次推移(各明細別の数字含む)
- 予実(俯瞰表、月次推移、単月)(各明細別の数字含む)
- 取引先別分析
同期作業を行う画面について
以下のいずれの画面で同期を行なっても同じデータが同期されます。
- 仕訳帳
- 月次推移
- 予実月次推移
同期方法の詳細は「会計データを同期する」をご確認ください。
セグメントタグの利用設定を行う
セグメント1~3の明細を利用する場合は、事前に利用設定を行ってください。詳細は「セグメントタグの利用設定を行う」をご確認ください。
セグメントタグの利用設定後、以下手順のインポートや同期を進めてください。
同期を開始する年月を決定し、試算表(BS)をインポートする
freee経営管理の利用開始時に、同期を開始する年月を決定します。
同期するデータは仕訳帳データなので、開始月における貸借対照表残高をインポートする必要があります。その後、仕訳帳データを加えた積上げの貸借対照表残高の数字を作成します。
全ての期間を同期する必要はなく、通常は比較年度の数字を用意します。
例えば「2024年3月期が進行期」であれば、「2023年3月期の仕訳帳データから同期が必要」なため、「2022年3月末の試算表(BS)をインポート」します。
「開始残高」の取り扱いについて
同期開始年月において、freee会計の「開始残高」を利用せず振替伝票で残高を計上している場合は、当該年月における仕訳帳の同期だけで問題ありません。試算表(BS)のインポートは不要です。
一方同期開始年月において、freee会計の「開始残高」を設定しており、その年月から仕訳帳を同期したい場合は、以下の順番で同期及び試算表(BS)インポートしてください。
- 同期開始年月の仕訳帳データを同期する
- 同年月の試算表(BS)をインポートする
※上記手順を反対に行うと、仕訳帳だけの数字がBS残として反映されてしまい、その後の数字も正しい数字に反映されないためご注意ください。
試算表(BS)データ出力&インポート方法
- freee会計の「会計帳簿」メニュー →「貸借対照表」または「損益計算書」から「表示期間」を設定します。同期したい月を選択してください。
タブは「貸借対照表」「損益計算書」「製造原価報告書」のいずれでも問題ありません。 - 仕訳承認を「すべて」(未承認仕訳を含む)にします。
- 表示するタグ(取引先別など)を選択して「絞り込む」をクリックします。
「なし」「取引先」「品目」「部門」そして必要に応じて「セグメント1~3」のそれぞれを出力してください。
※ 以下のエラーが表示されても、そのまま次の手順に進んでください。 - 画面右上の[エクスポート]メニュー →「CSV・PDFエクスポート」を選択します。
-
各項目を選択します。
- エクスポート形式:CSV
- CSVの出力形式:チェックなし
- 文字コードの設定:OSに合わせて選択
- 出力する帳票:貸借対照表
- 上記freee会計で出力した試算表データをfreee経営管理にインポートします。
※ 出力したCSVは加工せずそのままインポート可能です。
必ず明細を「取引先」などインポート対象の明細に変えてからインポートしてください。
会計データを同期する
会計データの同期は、試算表(BS)をインポートした後に毎月行う作業です。
-
同期したい年月の同期ボタンをクリックします。
以下のいずれの画面で同期を行なっても同じデータが同期されます。
- 仕訳帳
- 月次推移
- 予実月次推移
※ 同期ボタン(仕訳帳画面では「同期する」ボタン、月次推移・予実月次推移画面では🔄ボタン)をクリックすると同期が始まります。同期中は他の年月のクリック・同期ができません。
-
同期ボタンの動きが止まり同期が完了したら、関連する画面に数字が反映されます。
データは以下の画面に反映されます。
- 仕訳帳
- 仕訳分析
- 期間比較(各明細別の数字含む)
- 月次推移(各明細別の数字含む)
- 予実(俯瞰表、月次推移、単月)(各明細別の数字含む)
- 取引先別分析
網羅性をチェックする
同期した仕訳帳から作成されたfreee経営管理の月次推移等の数字が、単体会計ソフト上の現時点の試算表残高と一致しているか確認するために網羅性のチェックを行います。
必ず網羅性に問題がないことを確認してから増減分析等を行ってください。
網羅性チェックする画面・検証方法・差額があった場合の対応について
月次推移
- 「月次推移」画面を開き、検証したい年月を画面右上で指定します。
※ 最初は「試算表残高」と「差額」の数値は何も入ってません。 -
[網羅性チェック]ボタンをクリックし検証します。
- 試算表残高:「網羅性チェック」ボタンをクリックした時点の試算表の数値
- 差額:(期首残高 + 同期した各月の試算表数値) - 試算表残高
- 差額の有無を確認します。
差額がある場合は、画面上と勘定科目名と差額が濃いピンクで表示されます。
差額の原因
差額が表示されている場合は、同期した仕訳帳データが単体会計ソフト上で同期後に変更されていることを意味します。変更されている月の仕訳帳データを再同期してください。
変更があった年月の仕訳帳を再同期を行えば、再同期して取得されたデータと翌月以降の同期済みの仕訳帳データをもとに残高の再計算が自動で行われます。
毎月月次締めをして、過去月はできるだけ修正しない運用をお勧めします。
予実
- 「予実」画面を開き、検証したい年月を画面右上で指定します。
※ 最初は「試算表残高」と「差額」の数値は何も入ってません。 - [網羅性チェック]ボタンをクリックし検証します。
- 試算表残高:「網羅性チェック」ボタンをクリックした時点の試算表の数値
- 差額:「カスタム部門に使用」しているfreee会計部門の合計 - 試算表残高
- 差額の有無を確認します。
差額がある場合は、画面上と勘定科目名が濃いピンクで表示されます。
差額の原因
差額が表示されている場合は、同期した仕訳帳データが単体会計ソフト上で同期後に変更されている、またはカスタム部門・セグメントで選択したfreee会計部門・セグメントが足りなかったことを意味します。変更されている月以降の仕訳帳データを再同期、またはカスタム部門・セグメントを追加してください。
変更があった年月の仕訳帳を再同期を行えば、再同期して取得されたデータと翌月以降の同期済みの仕訳帳データをもとに残高の再計算が自動で行われます。
毎月月次締めをして、過去月はできるだけ修正しないような運用及びカスタム部門・セグメントの定期的なメンテナンスをお勧めします。
留意点
同期済みの過去月の仕訳について修正があった場合
変更があった年月の仕訳帳を再同期を行えば、再同期して取得されたデータと翌月以降の同期済みの仕訳帳データをもとに残高の再計算が自動で行われます。
再計算後の残高についての詳細は「網羅性をチェックする」をご確認いただき、改めて網羅性の検証を行なってください。
同期した年月日時間の履歴について
同期した年月日時間の履歴については以下の画面及び方法で確認可能です。
仕訳帳画面の「同期する」ボタンの横に表示
月次推移、予実月次推移等の同期ボタンがある画面の「同期ボタン」にカーソルを合わせる
単体会計ソフト上で勘定科目名や明細名(例:取引先名など)を変更した場合の対応について
同期済みのデータは旧科目名(旧明細名)で同期されているため、科目・明細名変更後に同期されたデータとの整合性が取れなくなり、その結果比較ができなくなります。
その場合、以下のいずれかの対応をご検討ください。
- 旧科目・明細で同期された仕訳データを再同期する
※再同期により変更後の科目・明細名に置き換わります。 - カスタム科目を利用して比較する
「acc:”旧科目+新科目”」を作成します。詳細は「カスタム科目(計算式)を作成する」をご確認ください。
仕訳帳データのみ同期するようになった移行期のBS残高について
今までは試算表APIを利用して残高は仕訳帳とは別に同期していた場合、仕訳帳データのみとなった以降は従来通り同期を行えば、今まで同期していた試算表残高に加えて新しく同期した仕訳帳データが加味されて残高の計算がされます。
仕訳番号について
freee会計側で仕訳番号を付与の設定をしていない場合は、freee経営管理kansapoへ正常に反映されません。必ず事前に仕訳番号を付与する設定を行なってください。
仕訳番号の設定の詳細は「仕訳を一意の番号で管理する(仕訳番号)」をご確認ください。