本記事は【法人】プラン向けのヘルプページです。【個人】の場合については「 【個人】プライベート兼用の口座の会計処理 」をご覧ください。
銀行口座
法人の銀行口座は、残高確認の観点からプライベート兼用ということは適切でないと考えられます。
もし、個人名義の口座をfreeeに登録した場合、銀行口座の残高は会社のお金として扱います。
なお、個人名義の銀行口座を利用して法人の経理をすることは不正なことではありません。ただし、請求書に記載する振込先としての利用を断られたり、口座振替契約を行うときの引落先等として利用することができない場合があるため、法人用の銀行口座を開設するのが一般的です。
- プライベート用のお金をfreeeの口座へ移動した場合:「役員借入金」として記帳
- freeeの口座からプライベート用にお金を移動した場合:「役員貸付金」として記帳
クレジットカード
クレジットカードも、法人では事業用とプライベート用をしっかり分けて兼用しないことを推奨します。
処理方法は、引き落とし口座へのfreeeの登録状況によって異なってきます。
また、個人名義のクレジットカードであっても、freeeに「口座」として登録した場合は法人のカードとして扱います(クレジットカードを口座として登録すると未払金として計上されるため)。
カードの 口座登録 |
引き落とし先 銀行の口座登録 |
帳簿付けの方法 |
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◯ 登録済 |
◯ 登録済 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】 「振替元口座」に銀行口座、「振替先口座」にクレジットカード口座を指定した口座振替を登録します。 |
◯ 登録済 |
× 登録無 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】
|
× 登録無 |
◯ 登録済 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】 |
× 登録無 |
× 登録無 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】
|
法人名義のクレジットカードを事業目的 / プライベート目的で兼用することは推奨されません。そのため、可能な限り個人的な出費には利用しないようにしましょう。
参考:freeeカード
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