freee会計 for Google Gmail™をお使いいただくことで、Gmail上に添付されたファイルを用いて、freee会計のファイルボックスにアップロードすることができます。
また、freee会計の各種申請を新規に作成し、承認・差戻し・却下の一連の操作においても、freee会計 for Google Gmail™上で簡単に行うことができます。
本ページでは、freee会計 for Google Gmail™のご利用方法の流れを説明します。
目次
- freee会計 for Google Gmail™ でできること
- freee会計 for Google Gmail™ の利用に必要なもの
- freee会計 for Google Gmail™ の利用可能なプラン・料金について
- アプリストアからアプリを検索・連携する
- freee会計 for Google Gmail™ とGoogleアカウントを認証する
- freee会計 for Google Gmail™ にログインする
- freee会計 for Google Gmail™ からファイルボックスにアップロードする
-
freee会計 for Google Gmail™ から各種申請・承認を行う
- 申請者の操作(申請の作成・下書きなど)
- 承認者の操作(申請の承認・差戻し・却下)
freee会計 for Google Gmail™ でできること
Gmail上でfreee会計にファイルをアップロードすることができます。
- freee会計 for Google Gmail™を経由して、Gmailに添付されたファイルをfreee会計のファイルボックスに直接アップロードすることができます。
- 2022年1月に改正された電子帳簿保存法により、電子データが原本である場合、原則として紙に印刷して保存することが認められず、電子データのまま保存する必要があります。freee会計 for Google Gmail™では、メールに添付された取引書類を簡単に電子帳簿保存法に対応したfreee会計のファイルボックスに保存できます。
- 電子帳簿保存法の詳細は、「ファイルボックスの電子帳簿保存機能 」のヘルプページをご参照ください。
Gmail上でfreee会計の各種申請・承認をすることができます。
- freee会計 for Google Gmail™を経由して、freee会計の各種申請を新規に作成し、承認・差戻し・却下の一連の操作を行うことができます。
- また、申請フォーム内の「添付ファイル」項目では、Gmailに添付されたファイルから選択することが可能です。
freee会計 for Google Gmail™ の利用に必要なもの
- Googleアカウント
- 事業所に紐づくfreee会計のアカウント
freee会計 for Google Gmail™を利用する際は、エイリアスではないメールアドレスをご利用ください。
「エイリアスではないメールアドレス」とは、@ よりも前に「+ 任意の文字列」を含まないメールアドレスです。
- エイリアスであるメールアドレス例:yamada.taro+freee@example.com
- エイリアスではないメールアドレス例:yamada.taro@example.com
freee会計 for Google Gmail™ の利用可能なプラン・料金について
freee会計のアカウントをお持ちであれば、全プランでご利用可能となります。
ただし、ご契約プランによって、次のとおり利用可能な機能が異なります。
- ファイルボックスアップロード:全プラン利用可能です。
- 各種申請:「プロフェッショナルプラン」「エンタープライズプラン」のみ、freee会計 for Google Gmail™上で申請の詳細表示や登録などが可能です。
プラン表別機能の詳細は、「 【法人】freee会計のプランについて - プラン別機能表 」のヘルプページをご参照ください。
また、freee会計 for Google Gmail™は全機能を無料でご利用いただけます。
アプリストアからアプリを検索・連携する
アプリの検索方法・連携手順は、「freeeアプリストアの使い方」のヘルプページをご覧ください。
freee会計 for Google Gmail™ とGoogleアカウントを認証する
アプリをインストール後、freee会計 for Google Gmail™として実行するにあたり、Googleアカウントの認証が必要になります。
※ なお、本操作は初回起動時のみ行います。
- Gmail画面右側の「freeeアイコン」をクリックします。
- Gmail画面右側にfreee会計 for Google Gmail™が開きますので、[アクセスを承認]をクリックします。
- Googleアカウント選択画面の別ウィンドウが表示されます。利用するGoogleアカウントを選択します。
- Google認証画面が開きますので、内容を確認し、[許可]をクリックします。
別ウィンドウが自動で閉じ、Gmail画面右側のfreee会計 for Google Gmail™上で、freeeへのログイン・新規作成 画面が表示されます。
詳しい操作手順は、後述の「freee会計 for Google Gmail™ にログインする」の手順2以降をご参照ください。
freee会計 for Google Gmail™ にログインする
- Gmail画面右側の「freeeアイコン」をクリックします。
- 画面右側にfreee会計 for Google Gmail™が開きます。freeeアカウントを既にお持ちの場合は[ログイン]、はじめてご利用される場合は[新規作成]のいずれかのボタンをクリックします。
「ログイン」の場合
[ログイン]ボタンをクリック後、別ウィンドウでfreee会計のログイン画面が開きます(既にfreeeにログインしている場合は表示されません)。
「アプリ連携の開始」画面が開きますので、[許可する]をクリックします。
連携が完了すると「freeeとの連携が完了しました。」というメッセージ画面が表示されます。
タブを閉じて元のページに戻り、操作を行ってください。「新規作成」の場合
[新規作成]ボタンをクリック後、「freeeアカウントの新規作成(作成)」が開きますので、アカウントを作成します。
※ アカウント作成手順の詳細は、「freeeのアカウントを登録する」のヘルプページをご参照ください。
アカウントの作成が完了したら、上述の「「 ログイン」の場合 」をもとにご操作ください。 - freee会計 for Google Gmail™画面に戻り、連携したい事業所を選択します。
- freee会計 for Google Gmail™のTOP画面に遷移します。
TOP画面では、下表の内容を確認・操作することができます。
No.
項目
内容
①
メニュー[・・・]
-
事業所選択
- 事業所選択画面に遷移します。
- 事業所を切り替えたい場合はこちらから切り替えることが可能です。
※ freeeに未ログイン状態の場合は、freeeログイン・新規作成画面に遷移します。
-
ログアウト
- freeeからログアウト後、freeeログイン・新規作成画面に遷移します。
-
更新
- freee会計 for Google Gmail™の画面内を更新します。
-
アドオンを管理
- ブラウザ上にインストールしたアドオン一覧が表示されます。
※ Google側で表示、制御をしています。
- ブラウザ上にインストールしたアドオン一覧が表示されます。
②
[ファイルボックスにアップロード]ボタン
Gmailに添付されたファイルをfreee会計のファイルボックスにアップロードします。
また、「申請も同時に登録する」項目は、チェックの有無によって次のように挙動が異なります。
【チェックなしの場合】
- [ファイルボックスにアップロード]をクリックすると、freee会計のファイルボックスアップロード画面に遷移します。
- 詳しくは、本ページの「 freee会計 for Google Gmail™ からファイルボックスにアップロードする 」をご確認ください。
【チェックありの場合】
- [ファイルボックスにアップロード]をクリックするとfreee会計 for Google Gmail™上の申請フォーム一覧画面に遷移します。
- 詳しくは、本ページの「 freee会計 for Google Gmail™ から各種申請・承認を行う 」をご確認ください。
※ プロフェッショナルプランやエンタープライズプラン以外は、各種申請が利用できないため、「申請も同時に登録する」項目にチェックを入れ操作を進めると「利用可能なフォームはありません。」と表示されます。
③
承認が必要な申請
申請を行い、承認が必要な申請一覧が表示されます。
※ プロフェッショナルプランやエンタープライズプラン以外は、各種申請が利用できないため「データがありません。」と表示されます。
④
下書き・申請中
下書き または 申請中の一覧が表示されます。
※ プロフェッショナルプランやエンタープライズプラン以外は、各種申請が利用できないため「データがありません。」と表示されます。
⑤
ファイルボックス一覧
freee会計に連携したファイルボックス一覧が表示されます。
-
事業所選択
freee会計 for Google Gmail™ からファイルボックスにアップロードする
freee会計 for Google Gmail™から、freee会計のファイルボックスに添付ファイルをアップロードすることができます(本機能は全プランで利用可能です)。
詳しい操作手順は次のとおりです。
- 本ページの「freee会計 for Google Gmail™ にログインする」を参考に、freee会計 for Google Gmail™を開きます。
- [ファイルボックスにアップロード]ボタンをクリックします。
- メールに添付されているファイル一覧が表示されます。ファイルを選択し、[アップロード]ボタンをクリックします。
※ ファイルは複数選択することが可能です。
※ ファイルボックスに対応しているファイル形式については、「ファイルボックスに取り込めるファイル 」のヘルプページをご参照ください。画面上部に「アップロードが完了しました」というメッセージが表示されれば、freee会計のファイルボックスにアップロードが完了です。
また、アップロードしたファイルリンクをクリックすると、freee会計のファイルボックス詳細画面が開き、内容を確認することができます。
freee会計 for Google Gmail™ から各種申請・承認を行う
freee会計 for Google Gmail™から、freee会計の各種申請を新規に作成し、承認・差戻し・却下の一連の操作をすることができます。
申請者・承認者別の詳しい操作手順は次のとおりです。
申請者の操作(申請の作成・下書きなど)
- 本ページの「freee会計 for Google Gmail™ にログインする」を参考に、freee会計 for Google Gmail™を開きます。
- 「申請も同時に登録する」項目にチェックを入れた状態で、[ファイルボックスにアップロード]ボタンをクリックします。
- freee会計で設定された申請フォームの一覧が表示されますので、該当の申請フォームを選択します。
- 申請登録画面が表示されます。必要な情報を入力し、[申請する]ボタンをクリックします。
※ 「添付ファイル」項目では、Gmail上に添付されたファイルから選択することが可能です。
※ 後から申請を行う場合は、[下書き保存]ボタンから内容の一時保存を行うことができます。
画面上部に「送信しました。」というメッセージが表示されたら、申請が完了となります。
また、申請した内容を確認したい場合は、TOP画面の「承認が必要な申請」もしくは「下書き・申請中」の一覧より確認することが可能です。
承認者の操作(申請の承認・差戻し・却下)
承認・差戻し・却下の操作は、以下のいずれかのメンバーが行うことができます。
- 申請経路で次の承認者として指定されているメンバー(※1)
- 申請者以外の「管理者」権限を持つメンバー(代理承認 ※2)
※1:差戻しを行うには、申請経路に「承認者」として含まれているだけではなく、「管理者」権限を有している必要があります。
※2:2017年9月より、自分が申請した「申請経路を指定していない申請」は、自身で承認できなくなりました。自己承認をする場合は、申請経路でご自身を承認者に指定します。
承認が必要な申請の場合、該当の申請画面下部に[承認][差し戻し][却下]ボタンが表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
承認 | 申請を承認する際に行う |
差し戻し |
申請者に確認事項などがある場合に、再度内容を補足してもらうために戻すために行う ※ 申請経路において「管理者」権限を有するメンバーのみ行うことができます。 |
却下 | 申請を認めず却下する際に行う |