対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ベーシック | ✓プロフェッショナル | ✓エンタープライズ |
個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
このページでは、freee for kintoneの初期設定で必要な「認証設定」についてご説明します。
目次
- 初期設定の概要と流れ
- freee for kintone利用の為のIPアドレスの追加
- cybozu.com共通管理者の認証設定
- 事業所設定
- cybozu.comサブドメインの指定
- cybozu.comへOAuthクライアントを追加
- OAuthクライアント情報の入力
- スペース情報の読み込み - freee for kintoneユーザーの認証設定
- 初期設定のリセット方法
- 解説動画
初期設定の概要と流れ
freee for kintoneを使用するにあたっては、次の初期設定が必要となります。
順番 | 項目 | 内容 | 説明箇所 |
---|---|---|---|
1 | 認証設定 | 会計freeeとkintoneを接続します。 | 本ページ |
2 | マスタ連携 | 会計freeeのもつ情報(勘定科目・税区分・タグ など)をマスタとしてkintoneアプリにインポートします。 | 「2. マスタ連携を行う」ページ |
3 | 機能連携 | 会計freeeの情報をkintoneに連携したり、kintoneの情報を会計freeeに連携するための設定を行います。 | 「3. 機能連携を行う」ページ |
本ページでは必要な初期設定のうち「認証設定」をご説明します。
freee for kintone利用の為のIPアドレスの追加
freee for kintoneはkintoneとfreeeのIPアドレス制限に対応しています。利用するにはcybozu.comのIPアドレスを追加設定を行う必要があります。
cybozu.comではIPアドレスを「すべて許可」「すべて拒否」「一部許可」のうちいずれかから選択することができます。
IPアドレスを「すべて拒否」「一部許可」に設定している場合は、下記のIPアドレスを追加してください。
35.194.118.50
※ IPアドレス制限の設定には「サイボウズドットコム ストアの管理者」「アクセス制限を設定する権限が付与された、cybozu.com共通管理者」のいずれかの権限が必要です。
※ IPアドレス制限の設定方法についてはcybozu.com ヘルプ:IPアドレス制限とはをご参照ください。
cybozu.com共通管理者の認証設定
1. 会計freeeにログイン後、画面右上の[関連プロダクト・サービス]から[freeeアプリストア]をクリックします。
2. 「freeeアプリストア」画面上部の検索ボックスから「kintone」などで検索し、「freee for kintone」アプリをクリックします。
3. アプリ詳細画面から[連携]ボタンをクリックします。
※ ログイン画面が表示される場合はログインします。
4. 「アプリ連携の開始」画面に記載された内容を確認の上、[許可する]ボタンをクリックします。
事業所設定
連携する事業所をドロップダウンリストから選択し、[次に進む]ボタンをクリックします。
cybozu.comサブドメインの指定
連携するkintoneのcybozu.comサブドメインを入力・選択し、[次に進む]ボタンをクリックします。
cybozu.comへOAuthクライアントを追加
1. 連携するcybozu.comログインページが表示されますのでログインし、cybozu.com共通管理を開きます。
2. 外部連携を選択し、OAuthクライアントの追加をクリックし、クライアント名とリダイレクトエンドポイント入力して保存します。
3. freee for kintoneを利用するユーザにチェックを入れ、[保存]ボタンをクリックします。
4. freee for kintoneページへ戻り、[次に進む]ボタンをクリックします
OAuthクライアント情報の入力
1. 「OAuthクライアントID」、「OAuthクライアントシークレット」の2項目を入力し、[次に進む]ボタンをクリックします。
※ 「OAuthクライアントID」、「OAuthクライアントシークレット」は、cybozu.com共通管理画面から確認することができます。それぞれの項目をコピー&ペーストにて入力ください。
2. 認証許可の画面が表示されますので、内容を確認し[許可]ボタンをクリックします。
スペース情報の読み込み
1. 利用するスペーステンプレートをクリックしてダウンロードし、kintoneへアップロードします。
2. kintoneポータル画面内「スペース」の[+]アイコンから[スペースを作成]を選択し、[freee for kintone]をクリックします。作成したスペースはホーム画面に表示されます。
3. freee for kintoneページへ戻り、[次に進む]ボタンをクリックします。
各ステップの入力が完了したら、認証用アプリ・パスワードの設定をし[次に進む]ボタンをクリックします。freee for kintoneの設定にはパスワードの入力が求められます。
freee for kintoneユーザーの認証設定
1. 会計freeeにログイン後、画面右上の[関連プロダクト・サービス]から[freeeアプリストア]をクリックします。
2. freeeアプリストア内で「kintone」を検索し、「freee for kintone」を選択します。
3. アプリページが表示されます。連携ボタンをクリックし、freeeへログインするとアプリ連携の許可を求められるので、[許可する]を選択します。
4. 連携するfreee事業所をプルダウンから選択し、[次へ進む]をクリックします。
5. kintoneへログインします。
6. 表示された認証許可の確認で[許可]をクリックします。
7. パスワードが求められたら、freee for kintoneユーザーに必要な認証設定は無事終了です。(この先に進むにはfreee for kintoneの管理者パスワードが必要となります。管理者以外はパスワードを入力し次に進む必要はありません。)
初期設定のリセット方法
次のようなケースで freee for kintoneの設定をやり直したい場合は、初期設定のリセット操作が必要となります。
- 連携するfreee事業所を変更したい
- 連携するサブドメインを変更したい
- 読み込んだスペーステンプレートを別のスペーステンプレートに変更したい
本操作を行うことなくスペースやcybozuのOAuthクライアントの情報を削除すると、認証情報のエラーとなります。
※ 2020年9月現在、設定のリセットを行う前にOAuthクライアントの削除を行った場合、お客様ご自身によるエラーの回避 または 改善操作はできかねますので、ご注意ください。
誤って削除してしまった場合は、 こちら からfreeeサポートデスクへお問い合わせください(復元までに1〜2週間程度要します)。
1. ホーム画面下部の[設定のリセット]ボタンをクリックします。
2. [設定のリセット]ボタンをクリックします。
3. [完了]ボタンをクリックします。
4. 「設定のリセット」が完了すると、事業所選択画面に遷移します。
再度、事業所を選択しステップに沿って設定を進めることで、新たに設定する情報をもとにfreee for kintoneの初期設定のやり直しが可能です。
解説動画
freee for kintone Ver.3 初期設定① 認証設定