本ページでは、勤務・賃金設定でフレックスタイム制・変形労働時間制を利用しており、「締め日支払い日」を変更したい場合の操作手順について紹介します。
※ 変更したい締め日支払い日グループに以下のいずれかの勤務・賃金設定の従業員がいる場合、必ず本ページの手順を利用して締め日支払い日を変更する必要があります。
- フレックスタイム制
- 1年単位の変形労働時間制
- 1ヶ月単位の変形労働時間制
- 1週間単位の変形労働時間制
※ 締め日支払い日の変更は、freee人事労務のご利用方法によって操作手順や注意点が異なります。
ご利用状況に適した変更方法のご確認は、「締め日支払い日を変更する方法は?」のヘルプページをご覧ください。
変更方法の概要
フレックスタイム制・変形労働時間制は、締め日支払い日と紐づいて設定します。
そのため、締め日支払い日を誤った場合は、正しい締め日支払い日と紐づく「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」いずれかの勤務・賃金設定を新たに作成し、従業員に設定する方法となります。
操作手順が以下となります。
1. 従業員の勤務・賃金設定を一時的に変更する
勤務・賃金設定を変更したい従業員を、以下のいずれかの手順で一時的に「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」以外の勤務・賃金設定に変更します。
※ 「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」以外の勤務・賃金設定を未作成の場合、一時的に置き換えるための勤務・賃金設定を作成しておきます。詳しくは、「勤務・賃金設定を追加する」のヘルプページをご覧ください。
フレックスタイム制・変形労働時間制は、締め日支払い日と紐づいているため、給与明細の確定状況に関わらず、freee人事労務に従業員情報の登録のあるすべての期間の勤務・賃金設定を変更する必要があります。
従業員ごとに設定する
- [従業員]メニュー →[従業員情報]より、変更したい従業員をクリックします。
- 「基本給と割増賃金」項目の[編集]をクリックします。
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「勤務・賃金設定」のプルダウンをクリックし、「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」以外の勤務・賃金設定を選択します。
- [保存]をクリックします。
一括更新で設定する
- [従業員]メニュー →[従業員情報]を開きます。
- 画面右側[一括操作]→[従業員情報の一括更新]をクリックします。
- 「項目を選択」プルダウンから[勤務・賃金設定]を選択し、年月を選択して、[はじめる]をクリックします。
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「勤務・賃金設定の一括更新」より従業員の勤務・賃金設定をまとめて更新することができます。
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「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」以外の勤務・賃金設定に変更します。
※ 詳しくは、「従業員の給与等を一括で更新する - 勤務・賃金設定の一括更新」のヘルプページをご覧ください。
2. 締め日支払い日を変更する
以下より、ご自身の状況に当てはまるいずれか1つのヘルプページに進み、注意事項をご確認の上、締め日支払い日の変更の操作を行ってください。
- ① 給与明細を確定していて、freee会計に取引連携している場合
- ② 給与明細を確定しているが、freee会計に取引連携していない場合
- ③ 一部の従業員の締め日支払い日を変更したい場合
- ④ まだ給与を支給していない場合
- 以下の各リンク先のヘルプページで紹介する変更手順の操作は、各ページの「注意事項」を必ずお読みいただき、ご了承いただいた上で操作を行ってください。
- もし確認されずに操作され、必要なデータが消失してしまっても弊社では復元はできかねます。
- 操作に関するご不明点は、freee人事労務のサポートデスクへお問い合わせください。
※ どの手順を選択するかご不明な場合は、「締め日支払い日を変更する方法は? - 2. 締め日支払い日を変更したい状況を確認する」のヘルプページより、ご自身の状況に当てはまるケースから適した手順をご確認ください。
3. 従業員の設定を再度「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」のいずれかに変更する
正しい締め日支払い日で「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」のいずれかの勤務・賃金設定を新しく作成し、従業員に設定します。
- [設定]メニュー →[勤務・賃金]を開き、[+新規作成]をクリックします。
- 勤務・賃金設定の作成画面の[労働時間制度を選択]を開きます。
- 設定する労働時間制度の選択画面で、[フレックスタイム制][1年単位の変形労働時間制][1ヶ月単位の変形労働時間制][1週間単位の変形労働時間制]のいずれかをクリックします。
- 締め日支払い日の選択画面で、正しく設定した締め日支払い日をクリックします。
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勤務・賃金設定の作成の画面に沿って設定を行います。
詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。 -
新しく設定した「フレックスタイム制」「1年単位の変形労働時間制」「1ヶ月単位の変形労働時間制」「1週間単位の変形労働時間制」のいずれかの勤務・賃金設定を、従業員に適用します。
※ 操作手順は、本ページ「1. 従業員の勤務・賃金設定を一時的に変更する」の項目の「従業員ごとに設定する」「一括更新で設定する」と同様となります。