売上を登録する

登録済みの受注から売上を登録する

1. ［受注］メニュー→売上を登録したい「受注」をクリックします。
   
2. ［売上登録］をクリックし、［クイック登録］もしくは［内容を確認して登録］を選択します。
   ※ここでは［内容を確認して登録］の手順を説明します。
   
   

   売上登録に必要な情報が入力済みの場合［クイック登録］を選択いただくことで、売上登録の情報入力画面に遷移することなく売上登録が可能です。必要情報が不足している場合、下記エラー文章にてお知らせします。

3. 売上登録画面で、必要な項目を入力し［登録］をクリックします。
   なお、受注登録時に入力したデータは引き継がれます。
   
   
4. 登録が完了すると、画面右側に関連情報の受注等が表示されます。
   
   

登録済みの納品から売上を登録する

1. ［納品］メニュー→売上を登録したい「納品」をクリックします。
2. ［売上登録］をクリック→［クイック登録］もしくは［内容を確認して登録］を選択します。
   ※ここでは［内容を確認して登録］の手順を説明します。
   
   

   売上登録に必要な情報が入力済みの場合［クイック登録］を選択いただくことで、売上登録の情報入力画面に遷移することなく売上登録が可能です。
   必要情報が不足している場合、下記エラー文章にてお知らせします。
   

   売上登録画面で、必要な項目を入力し［登録］をクリックします。
   なお、納品登録時に入力したデータは引き継がれます。
   
3. 登録が完了すると、画面右側に関連情報の納品等が表示されます。
   
   

   納品が「未計上」の状態だが実際の売上計上が済んでいる場合、納品詳細から［編集］をクリックし、［売上残金額を0円として扱う］の項目にチェックを入れて保存してください。
   
   これにより納品の売上ステータスが「計上済」となります。
   

freee会計の取引に連携される項目

freee販売で入力した内容は、freee会計の取引内容に自動反映されます。

参考

• 売上を登録すると、登録した売上に紐づいている「受注」の売上金額と売上残金額が変更されます。
  

  例：

  受注金額200万円で100万円の売上を登録した場合、売上金額100万円、売上残金額100万円となります。
  
  

• 同一受注から複数の売上を作成した場合、作成された全ての売上を受注詳細から確認できます。
  
  

売上を直接登録する

1. ［売上］メニューをクリックし、売上一覧画面の右上［登録］ボタンをクリックします。
   
2. 売上登録に必要な情報を入力します。

   項目	任意/必須	説明
   案件	任意	受注に案件が登録されている場合は自動で引き継がれます。 どの案件の売上か設定します。案件は先に登録しておく必要があります。 参考：案件を登録する
   売上No.	必須/自動	自動で採番されます。設定から採番ルールを設定できます。 採番ルールの設定は、「採番ルールを設定する」をご参照ください。
   売上タイトル	任意	売上のタイトルを入力できます。 請求書には表示されません。社内での識別用にご利用ください。
   顧客注文No.	任意	顧客からの注文(発注)書にナンバーが振られている場合、記録しておける項目です。
   売上日	必須	売上日を入力します。 freee会計に作成される取引では「発生日」に転記されます。
   顧客	必須	取引先マスタに登録している取引先から選択をします。取引先が増えた場合は、会計freeeから登録をします。 参考：取引先を登録する
   請求の管理	必須	売上登録と同時に請求データを作成するか否かを管理します。請求データを後で作成する場合は［売上と同時に請求を登録する］のチェックを外します。 詳しくは「請求を登録する」をご参照ください。
   請求日	必須	請求日を入力します。
   請求先	必須	取引先と請求先が異なる場合に入力します（例：取引先の支社から受注したが、請求先は取引先の本社を指定されるケースなど）。同一であれば変更不要です。
   請求書テンプレート	必須	請求書の書式です。取引先マスタから顧客に応じてあらかじめ所定の書式を登録しておくことができます。 請求書などの帳票はカスタマイズ可能です。 詳しくは「帳票テンプレートを設定する」をご参照ください。
   請求書件名	必須	受注に登録がある場合は引き継がれます。
   請求書の備考欄に掲載する内容	任意	請求書に表示されます。
   入金期日	必須	入金期日を入力します。 freee会計に作成される取引の「決済期日」に転記されます。
   入金方法	必須	入金元からどのような方法で入金されるか選択します。
   入金元	必須	支払いを実行する取引先が顧客と違う場合に入力します。 （例：顧客の支社から受注したが、顧客の本社から入金される場合など） 顧客と同一であれば変更不要です。 freee会計に作成される取引の「取引先」に該当します。
   社内担当者	必須	あらかじめ従業員マスタに登録された担当者を設定します。 従業員マスタはfreee人事労務と共通です。
   担当部門	任意	担当の部門を設定します。 freee人事労務の従業員マスタに部門が登録されている場合は、自動で設定されます。 freee会計の取引にある部門タグには登録されません。
   社内メモ	任意	社内用にメモを残すことができます。請求書には表示されません。
   商品	任意	商品マスタで作成した商品を選択します。 参考：商品情報（商品マスタ）を活用する
   摘要	任意	取引の内容を詳しく記載するのが一般的です。（例：コンサルティング費用　A社様　11月分） 受注登録がある場合は引き継がれます。
   数量	必須	受注に登録がある場合は引き継がれます。
   単位	任意	受注に登録がある場合は引き継がれます。
   単価(外税)	必須	受注に登録がある場合は引き継がれます。 取引先ごとに、内税/外税入力を切り替えることが可能です。 詳細は「取引先を登録する」をご参照ください。
   明細取引タイプ	必須	あらかじめ設定した明細取引タイプから選択できます。 参考：明細取引タイプマスタを登録する
   会計計上部門	任意	会計処理上の部門を指定します。 freee会計の部門マスタを参照しています。 部門タグを指定することで、freee会計に取引を登録する際に連携する部門タグが自動補完されます。
   会計品目タグ	任意	freee会計に売上を連携した際、取引の品目に反映されます。
   メモタグ	任意	freee会計に売上を連携した際、取引のメモタグに反映されます。
   セグメント	任意	freee会計で登録したセグメントタグが付与できます。 freee会計に売上を連携した際、取引のセグメントに反映されます。 freee会計のセグメントタグ連携を利用するには、freee会計が「アドバンスプラン（旧プロフェッショナルプラン）」以上の必要があります。 freee会計におけるセグメントタグの設定などの詳細に関しては以下ヘルプをご参照ください。 セグメント（分析用タグ）を登録する セグメントの活用例
   テキスト行	任意	摘要の見出しや補足情報を入力してください。請求書に表示されます。受注や納品より引き継がれます。

   備考欄は改ページが可能です。詳細は「見積を登録する」をご覧ください。

売上登録時の請求登録方法を選択する

請求の管理より、請求の登録方法を指定することができます。
［売上と同時に請求を登録する］を選択すると、売上登録後に請求データが自動で作成されます。
選択しない場合は、売上登録をしても請求データは自動で作成されません。

［売上と同時に請求を登録する］の既定値を変更する

［売上と同時に請求を登録する］の既定値はデフォルトではONの設定になっています。
合算請求書の作成が多い場合は[売上と同時に請求を登録する]の既定値をOFFにして運用することをお勧めします。
設定方法は以下の通りです。

1. ［設定］ 画面の下部にある［請求］をクリックします。
2. 「請求の管理の既定値」の［売上と同時に請求を登録する］のチェックを外し、［保存］ をクリックします。
   

売上登録時の請求の管理で［売上と同時に請求を登録する］のチェックが外れた状態がデフォルトの設定となります。

売上一覧で、請求データが作成されていない売上を確認することができます。その際は、一覧の表示項目を追加する必要があります。
（一覧画面のカスタマイズ方法は「案件一覧画面の表示内容をカスタマイズする」をご覧ください）

請求の管理の既定値がONになっている場合の挙動について

設定画面の[請求] をONにして[保存] すると売上登録時に請求データが自動で作成されます。

※請求を手動で登録する際は請求の管理欄の［売上と同時に請求を登録する］チェックボックスのチェックを外します。

明細項目に値引きを入力する

明細項目を作成する際の値引きやマイナス金額の入力方法は各業務共通となります。

詳しくは「明細項目に値引きを入力する」をご参照ください。

値引き明細の会計取引連携時の仕訳について

freee販売で売上登録を行うと、freee会計の取引に反映されます。
明細取引タイプを変更することで明細項目ごとの勘定科目を切り替えることができます。
（明細取引タイプの詳細は「明細取引タイプマスタを登録する」をご覧ください）

値引き明細項目は、指定された明細取引タイプの勘定科目で記帳されます。

売上の値引きの例

上記画像の明細を登録した場合の仕訳は以下のようになります。

【仕訳】(税込経理の場合)

総額がマイナスになる売上、仕入の登録

総額がマイナスになる売上や仕入を登録する際は、freee会計で赤伝用相手勘定科目の設定を行う必要があります。（freee会計の設定詳細は「登録済みの未決済取引に対して返品・返金（赤伝）の仕訳を登録する」をご覧ください）

担当部門を会計計上部門に一括設定する

担当部門を会計計上部門に一括設定する方法は各業務共通となります。

詳しくは「見積を登録する - 担当部門を会計計上部門に一括設定する」をご参照ください。

消費税を編集する

消費税を編集する方法については、各業務共通となります。
詳しくは「消費税を編集する」をご参照ください。