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確定申告に必要な書類の準備が終わった後は、税務署に書類を提出しましょう。
書類の提出方法は、「税務署へ持参」「税務署へ郵送」「電子申告」の3種類がありますが、ここでは、freeeで作成した確定申告データを国営の電子申告サービス「e-Tax」に取り込んで提出する方法について解説します。
目次
2017年/2018年以降の代理申告に関する重要なお知らせ
申告者本人に代わり税理士が電子申告を行う場合、freee会計とfreee申告間での取り扱いが、2017年/2018年以降の確定申告でそれぞれ異なります。
具体的な取り扱いの違いについては次のとおりです。
- 2017年の確定申告…申告者本人に代わり税理士が申告する場合、freee会計から申告ができます
- 2018年以降の確定申告…申告者本人に代わり税理士が申告する場合、freee申告から申告ができます(税理士事務所向けにfreee申告で機能拡充を行ったため当該機能を移行しました)
これにともない、以下の説明の一部において、取り扱いが異なる箇所がございます。
基本的に2018年以降の確定申告における取り扱いをベースに記載し、2017年確定申告の取り扱いには「【2017年分確定申告】」と付した上で記載しておりますので、適宜読み替えてご利用ください。
※ なお、2016年分確定申告については電子申告に未対応です。
e-taxの動作環境
まずは、e-taxがご利用の環境(OSやブラウザ)に対応しているかどうかを確認しておきましょう。
e-taxは、ダウンロードして利用するWindowsソフトと、ブラウザで動くWeb版があります。
- Windows版 e-taxソフトの動作環境は、「e-Taxソフトのダウンロードコーナー」をご覧ください。
- Web版 e-taxソフトの動作環境は、「e-Taxソフト(WEB版)を利用するに当たって
」をご覧ください。
e-tax利用の簡便化対応について
e-tax利用の簡便化に伴い、マイナンバーカードおよびカードリーダーをお持ちでない「ID・パスワード方式」の方はfreee会計からe-taxソフトでのご提出はできません。この場合、freee会計上で提出方法を「税務署で提出」または「郵送」に変更しご提出いただくか、国税庁のe-taxサイト「確定申告書等作成コーナー」にてfreee会計で作成した決算書を元に金額等を入力してご申告ください。
事前に用意するもの
電子証明書
e-taxを利用する場合、申告者本人であることを証明する手段として、電子証明書を用意する必要があります。(【2017年分確定申告】税理士が代わりに提出する場合は、税理士の電子証明書のみ必要)
取得するには様々な方法がありますが、マイナンバーカードや住民基本台帳カードをパソコンに読み取らせることで電子証明書を取得できます。
マイナンバーカード等をパソコンに読み取らせるには、専用の機械やソフトが必要になります。詳しくは「公的個人認証サービスポータルサイト」をご覧ください。
利用者識別番号
e-taxを利用する場合、開始届出書という書類を税務署に提出して、e-tax用のID「利用者識別番号」を取得する必要があります。
「開始届出書の提出方法について」、「利用者識別番号の取得方法について」は「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナーについて」をご覧ください。
1. freeeでe-tax用のファイルを作成する
所得税のファイルを作成する
- [確定申告]メニューの[確定申告書類の作成(所得税・消費税)]画面を開きます。
- [所得税申告書類の作成]ボタンをクリックします。
- 「基本」の各項目に入力し、「提出方法」を「電子申告」とします。
- 「収支」ステップの各項目に入力します。
- 「確認」ステップで申告書類の作成内容(プレビュー)が表示されますので、内容を確認します。
- 「提出」ステップの「作成した申告書類の提出方法を選びましょう」で[PCとカードリーダーで電子申告]を選択します。
- 「2.電子申告の準備をしましょう」で[マイナンバー方式]・[利用者識別番号方式]のいずれかを選択します。
利用者識別番号方式を選択した場合は、「利用者識別番号を入力しましょう」に番号を入力します。
- 「3.作った確定申告書類を提出しましょう」の「3-1.マイナンバー(個人情報)を入力する」でマイナンバー情報を入力します。
- 「3-2.提出する」にある[国税庁のe-Taxソフトを使う場合]をクリックします。
- [e-Tax用ファイルをダウンロード]ボタンをクリックし、e-tax用ファイルをダウンロードします。(決算書・確定申告書が一つのファイルになっています)
- 画面の「ダウンロード」で、e-tax用ファイルをダウンロードします。(決算書・確定申告書が一つのファイルになっています)
ダウンロードしたxtxファイルの編集は「e-taxソフト(Windows版)」のみ行えます。
※「e-taxソフト(Web版)」では編集が行えません。
※「e-taxソフト(Windows版)」はMac OSには対応していません。なお、e-taxソフトにMac版はありません。
※e-taxファイルの作成に必要なため、提出日の選択は必須です。 - e-taxを開いて、申告データを提出します。
- Windows版のe-Taxソフトを利用する場合は、「2. e-taxソフト(Windows版)を利用して提出する」の手順で提出します。
- Web版のe-Taxソフトを利用する場合は、「2. e-taxソフト(Web版)を利用して提出する」の手順で提出します。
消費税のファイルを作成する(全ての課税事業者)
- [確定申告]メニュー→[確定申告書類の作成(所得税・消費税)]画面を開きます。
- [消費税申告書類の作成]ボタンをクリックします。
- 「消費税申告」の[申告書を作成]をクリックします。
- [+新規作成]ボタンをクリック後、消費税申告を作成画面で内容を入力し[作成]ボタンをクリックします。
- 「基本情報」の項目で、基本情報・申告情報・税理士情報を入力します。
登録方法については「消費税申告の基本情報を登録する」をご覧ください。
- 「電子申告での提出」で[ファイル形式をチェック]をクリック後、[e-Tax用ファイルのエクスポート]をクリックします。
※e-taxファイルの作成に必要なため、提出日の選択は必須です。
- e-taxを開いて、申告データを提出します。
- Windows版のe-Taxソフトを利用する場合は、「2. e-taxソフト(Windows版)を利用して提出する」の手順で提出します。
- Web版のe-Taxソフトを利用する場合は、「2. e-taxソフト(Web版)を利用して提出する」の手順で提出します。
消費税のファイルを作成する(2割特例を適用する場合)
- [確定申告]メニュー→[確定申告書類の作成(所得税・消費税)消費税申告]をクリックします。
- [消費税申告書類の作成]ボタンをクリックします。
- 「消費税申告ライト」の[申告書を作成]をクリックします。
- 「2割特例を適用する」にチェックを入れ、[作成へ進む]ボタンをクリックします。
- ステップに沿って入力を進めます。
作成手順については「freee会計で消費税申告を行う(消費税申告ライト) - 消費税申告書類の作成手順」をご覧ください。
- 「4. 申告書類の提出」で[スマホで電子申告]を選択します。
- [国税庁のe-Taxソフトを使う場合(PCのみ対応)]をクリックし、利用者識別番号と提出日を入力後に[e-Tax用ファイルをダウンロード]ボタンをクリックします。
e-taxソフトを利用して提出する
Windows版
freeeで作成したファイルをWindows版e-taxソフトに取り込んで申告することができます。
Windows版e-taxソフトの詳しい操作方法は、e-taxのサイトをご覧ください。
また、申告の手順については「データの組み込み方法」をご覧ください。
Web版
freeeで作成したファイルをWeb版e-taxソフトに取り込んで申告することができます。
Web版e-taxソフトの詳しい操作方法は、e-taxのサイトをご覧ください。
マイナンバーの入力について
freeeで作成した申告書データをWeb版e-taxから申告する場合、マイナンバーを入力できません。
(提出方法を「電子申告(e-tax)」にした場合はfreee上でマイナンバーを入力できず、Web版e-taxでは取り込んだxtxファイルを編集できないため)
マイナンバーが無くても申告自体は受理されますが、税務署から確認の連絡が入る場合があります。
よって、できる限り、e-taxソフト(Windows版)か freeeの電子申告アプリを利用することを推奨します。
申告の手順については「e-Taxソフト(WEB版)についてよくある質問」をご覧ください。