クレジットカードの利用内容を記帳する(リボ払い)

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クレジットカードをリボ払いでご利用になる場合、毎月の利用金額と引き落とし金額の間にずれが生じますが、freeeでは以下のように登録することで正しく記帳できます。

①カードの支出取引は支払い総額で登録する
②引き落としのたびに発生する手数料の支出取引を手動で登録する
③銀行からカードへの口座振替は実際の引き落とし金額を登録する

ここでは、その詳しい登録方法についてご紹介します。(分割払いの場合はこちらをご覧ください)

 

目次

 

全体の流れ

ここでは、以下の例に沿って、クレジットカードをリボ払いでご利用になった場合の処理の登録方法をご紹介していきます。

例:

  • 月末締め・翌月27日払いのカードを使用
  • 3/1に60,000円の消耗品と、3/5に20,000円の交通費をリボ払いで支払い
  • 毎月の引き落とし金額は手数料込みの30,000円に設定
  • リボの金利は引き落とし後の支払い残高に対して年利15%(月あたり1.25%)発生

※この取引の発生前は、引き落とし先の銀行口座の残高が100,000円あり、カードの未払い分は無かったものとします。

  1. クレジットカードと銀行の口座を登録する
  2. カード利用分(元本)の支払総額を支出取引として登録する
  3. 銀行の引き落とし金額を口座振替として登録する
  4. 引き落とし時に発生した手数料(金利)を支出取引として登録する
  5. 手順3と4を繰り返して完済する

 

1.クレジットカードと銀行の口座を登録する

口座登録の詳しい方法はこちらをご覧ください。

1-1.[口座]→[口座を登録]画面を開きます。

1-2. ご利用のクレジットカードを検索して選択し、口座として登録します。自動で明細を取り込む場合は次の画面でログイン情報を入力します。

1-3. 同様に、クレジットカードの利用分が引き落とされる銀行口座を登録します。

1-4.[設定]→[開始残高の設定]より、銀行銀行の開始残高を設定します。(詳しい方法はこちら

 

2. カード利用分(元本)の支払総額を支出取引として登録する

自動で経理を利用する場合

2-1.[取引]→[自動で経理]画面を開きます。(オレンジ色の「未処理○件」をクリックして開くこともできます)

2-2. カード利用の明細がそれぞれの支払い総額でfreeeに取り込まれていますので、勘定科目や品目などを設定し支出取引として登録します。

 

手動で取引を登録する場合

2-1.[取引]→[取引を登録]より、カード利用分の支払い総額の支出取引を登録します。


具体的には、以下のように登録します。

  • 支出取引
  • 決済:完了
  • 口座:クレジットカード
  • 取引日:カードの利用日(例の場合は3/1・3/5)
  • 勘定科目:支払い内容に応じて入力(例の場合は消耗品費・旅費交通費)
  • 金額:支払い総額を入力(例の場合は60,000円・20,000円)
  • 取引先・品目・部門・メモタグ・備考(任意):登録したい内容があれば入力

 

3. 銀行の引き落とし金額を口座振替として登録する

カードの請求額が銀行口座から引き落とされたら、銀行口座からカード口座への口座振替を登録します。このように登録することで、「銀行口座に入っていた資金をカードの利用に充てた」ものとして登録されます。

自動で経理を利用する場合

3-1.[取引]→[自動で経理]画面を開きます。(オレンジ色の「未処理○件」をクリックして開くこともできます)

3-2. カードの請求額が銀行の出金明細としてfreeeに取り込まれていますので、[口座振替・カード引落とし]タブを選択し、振替先口座をクレジットカードの口座にして、口座振替を登録します。

 

手動で登録する場合

3-1.[取引]→[取引を登録]→画面上部の[口座振替]タブを選択し、銀行口座からカード口座への口座振替を登録します。


口座振替は以下のように登録します。

  • 振替日:カードの請求額の引き落とし日(例の場合は毎月27日)
  • 振替元口座:カードの引き落としがある銀行口座
  • 振替先口座:クレジットカード
  • 金額:1ヶ月分のカードの請求額(例の場合は30,000円)
  • 備考(任意):メモしたい内容があれば入力

 

4. 引き落とし時に発生した手数料(金利)を支出取引として登録する

リボ払いの場合、引き落とし時にカードの支払残高に利率をかけた分の手数料(金利)が毎回発生します。この明細はfreeeには取り込まれませんので、引き落としごとの手数料分を、カード口座からの支出取引として手動で登録します。

4-1. 月々の引き落としの際に、カードのWebサイトまたは請求書の明細に記載されている手数料の金額を確認します。(手数料の金額が記載されていない場合は、利率を元にご自身で計算します)

4-2. 手数料(利息)の金額分を、カード口座からの支出取引として登録します。


具体的には、以下のように登録します。

  • 支出取引
  • 決済:完了
  • 口座:クレジットカード
  • 取引日:カードの引き落とし日(例の場合は毎月27日)
  • 勘定科目:支払利息
  • 金額:引き落としごとに発生した手数料(例の場合は625円・257円)
  • 取引先・品目・部門・メモタグ・備考(任意):登録したい内容があれば入力

 

5. 手順3と4を繰り返して完済する

上記の手順3と4を繰り返していくことで、リボ払いによって発生した手数料(利息)と、カードの支払を、正しく帳簿付けすることができます。

カード利用から完済までのお金の流れをまとめると、以下のようになります。

① カード利用後

カードで20,000円と60,000円の支払いをした後なので、カードの残高は-80,000円になっています。このマイナスの金額が、カードの未払い残高を示しています。銀行からはまだ引き落とされていないので、銀行の残高は開始残高の100,000円のままです。

 

② 1回目の支払い

銀行口座から30,000円をカードの利用料として支払い、うち625円は手数料として支出に上乗せされています。つまり、引き落とされたのは30,000円ですが、実際にカードの未払い残高が減った金額は29,375円(30,000円-625円)ということになります。
 
 

③ 2回目の支払い

銀行口座から更に30,000円をカードの利用料として支払い、うち257円は手数料として支出に上乗せされています。リボの手数料は基本的に未払い残高に対してかかりますので、1回目の支払い時よりも手数料の金額は下がっています。

ここでは、引き落とし金額30,000円に対して、カードの未払い残高は実質29,743円減ったことになります。
 
 

④ 3回目の支払い(完済)

最後の支払いでは、残った未払い残高20,882円が口座から引き落とされます。カードの残高表示の0円は、未払残高が0になった、つまり完済したということを示しています。