freeeでは、取引に対して「品目」の摘要を付与できます。
品目は、「どのような商品・サービスか」等の内容を入力します。
また、「源泉所得税」のように、単に「どのような内容か」を入れる項目としても活用できます。
なお、freeeで付与できる摘要の一覧については、「取引先・品目・部門・メモタグ・セグメント・備考を活用する - freeeの取引に付与できる適要」のヘルプページをご覧ください。
目次
品目を登録する
品目コードを「使用する」に設定する
他会計ソフトから乗り換えた場合などにおいて、「品目A」と「品目A」のように大文字・小文字の表記揺れにより、同じものを指す部門が複数作成されることがあります。
このような表記揺れを防ぎたい場合は品目コードを利用すると便利です。
品目をコードで管理したい場合は、事前に[設定]メニュー →[事業所の設定]→[詳細設定]タブから品目コードを[使用する]に設定する必要があります。
※ コード管理を行わない場合はこちらの作業は不要です。
取引の登録時に新規登録する
取引の登録時に「品目」の新規登録が可能です。
操作方法は、次の通りです。
- 取引の登録画面で「品目・部門・メモタグ」欄をクリックして登録したい品目名を入力します。[品目]タブを選んでから[○○(新規登録)](下図の例では[コピー用紙(新規登録)])と表示された箇所をクリックします。
- 「品目の登録」画面が表示されますので、[登録する]ボタンをクリックします。
※品目コードを[使用する]に設定している場合は、品目コードの入力が必要です。
「ショートカット」を任意で設定すると、入力欄でそのショートカットを入力するだけで該当の摘要を呼び出すことができます。
- 登録が完了すると、その「品目」が取引に付与された状態になります。
「品目」画面で新規登録する
次の手順で行うことができます。
- [設定]メニューから[品目の設定]をクリックします。
- 「品目」画面で[+新規作成]ボタンをクリックします。
- 必要な項目を入力し、[作成]ボタンをクリックします。
品目を修正・非表示・削除する
品目を修正する
品目の修正は、次の手順で行うことができます。
- [設定]メニューから[品目の設定]をクリックします。
- 「品目」画面から、修正したい品目名をクリックします。
- 「品目の編集」画面から、内容を修正し[保存]ボタンをクリックします。
品目を非表示にする
品目の非表示は、次の手順で行うことができます。
- [設定]メニューから[品目の設定]をクリックします。
- 「品目」画面から、非表示にしたい品目名をクリックします。
- 「品目の編集」画面から、入力候補で[使用しない]ボタンをクリックします。
これにより、品目の入力欄に「使用しない」を選択した品目が表示されなくなり、不要になったタグが登録されることを防げます。
ただし、過去に取引へ登録したタグについては、そのまま表示されます。
品目を削除する
品目の削除は、次の手順で行うことができます。
※ 削除対象の品目が、既存の取引等で使用中の場合は削除することができません。
- [設定]メニューから[品目の設定]をクリックします。
- 「品目」画面にて、削除対象に合わせて次のいずれかの操作を行います。
-
1つずつ品目を削除する場合:
削除したい品目名をクリックし、「品目の編集」画面を表示させます。その後、画面下部の[削除]をクリックし、削除しても問題がなければ[削除]ボタンをクリックします。
-
複数の品目を一括で削除する場合:
削除したい品目のチェックボックスにチェックを入れます。一覧の上部にある[一括操作]ボタン →[削除]をクリックし、削除しても問題がなければ[削除する]ボタンをクリックします。
-
1つずつ品目を削除する場合:
品目のインポート・エクスポート
品目タグは、CSV形式のインポートファイルを用いて一括登録することができます。
次のようなケースでは、CSVファイルによるインポートを使って一括登録をするのが便利です。
- 他の会計ソフトに摘要情報がある場合
- たくさんの情報を登録される場合
また、CSVファイルとしてエクスポートすることも可能です。
詳しくは「品目のインポート・エクスポート」のヘルプページをご覧ください。
付加した品目を元に帳票を確認する
取引(仕訳)ごとに付加した品目をもとに、集計をし分析できます。
対応箇所は、「セグメント(分析用タグ)を登録する - 付加したセグメントを元に帳票を確認する」をご覧ください。
品目の仕様として、相手勘定科目には付加されないため、相手勘定科目のデータは集計対象となりません。そのため、売掛金等で集計を行いたい場合は取引からの作成でなく、振替伝票で仕訳を作成し、売掛金等に対して品目の付与を行う必要があります。
参考:ショートカット1と2の違い
品目には、「ショートカット1」「ショートカット2」のショートカットが設定できます。
「ショートカット1」「ショートカット2」に違いはなく、2つまで設定できるとお考えください。