「XXを登録する」アクションの自動登録ルールを設定すると、条件に合致する明細を自動で登録できます。 しかし、設定内容や明細の状態によっては自動登録が実行されない場合があります。
本ページでは、自動登録されない際によくある原因とその対処方法を説明します。
目次
よくある原因と対処方法
勘定科目の税区分設定と自動登録ルールの設定が競合している
ルールに品目を指定しており、勘定科目にて品目の個別税区分の設定している状態で品目と税区分の組み合わせが異なっている場合、条件に合致する自動登録ルールが存在していても自動登録は実行されません。
例:
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勘定科目の内訳管理設定
勘定科目「雑費」に対して、内訳管理を以下で設定- 品目:「品目A」
- 個別の税区分を「課対仕入」
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自動登録ルールの設定
勘定科目「雑費」、品目「品目A」、税区分を「課対仕入」以外で設定
この場合、自動登録されないのに加え自動で経理で当該明細を確認した時、「自動登録ルールに合致」という表示はされません。
そのため、一見すると自動登録ルールが存在しない、または条件に合致していないように見えますが、実際には 税区分設定の不一致によりルールが適用対象外となっている状態です。
対処方法
以下のいずれかを見直し、同一勘定科目に対する税区分設定を統一してください。
- 勘定科目の内訳管理における品目と個別税区分
- 自動登録ルールで設定している品目と税区分
明細同期後に自動登録ルールを作成/編集した
自動登録処理は明細同期(手動作成やアップロードを含む)時に実行されるため、明細がすでに存在する状態で後から自動登録ルールを作成もしくは合致するルールに編集した場合、その明細に対する自動登録処理は実行されません。
確認ポイント
- [明細の一覧]から問題の明細の「取得日」を確認
厳密な日時まで確認されたい場合、[会計帳簿]メニュー →[明細の一覧]→[明細の取得履歴]から、自動登録されていない明細の「取得時刻」を確認 - 自動登録ルールの編集画面の「最終編集日時」を確認
- 1より2が遅い場合は、本原因の可能性が高い。
既に同期済みの明細に対する対応方法については、本ページ下部の「対処方法を実施した後の操作について」を参照してください。
作成したルールの条件に合致していない
以下のいずれかの場合、自動登録されません。
- 「XXを登録する」アクションの自動登録ルールに条件が合致していない
- 「XXを登録する」アクションの自動登録ルール以外のルールが優先して合致している
確認ポイント
- 自動登録されていない明細に「自動登録ルールに合致」という表示があるか確認
- 表示されていない場合、自動登録ルールが合致していません
- 表示されている場合、リンク先の自動登録ルールが、「XXを登録する」アクションのルールか確認(「XXを推測する」アクション、自動登録はされません。)
対処方法
以下を見直し、「自動登録ルールに合致」と表示される様に修正してください。
- 自動登録ルールが合致していない場合
- 明細の摘要や金額を確認し、適用させたい自動登録ルールの条件が明細に合致する様に編集してください。
摘要に空白が入っている場合画面によっては空白がトリムされてしまう場合があるため自動で経理の明細の詳細画面の摘要から確認ください。 - 「勘定科目の税区分設定と自動登録ルールの設定が競合している」場合も、合致していない様に見える場合があるため合わせて確認ください。
- 明細の摘要や金額を確認し、適用させたい自動登録ルールの条件が明細に合致する様に編集してください。
- 他の自動登録ルールが優先して合致している場合
- 他のルールを削除または無効にする
- 優先度を変更し合致させたいルールの優先度を上げる
取引の登録者になる者のグループ管理に制限がある
自動登録ルールに部門を設定している場合、自動登録処理が実行された際に取引登録の登録者になる者のグループ管理でその部門を制限している場合、自動登録は実行されません。
確認ポイント
- 自動登録ルールに部門が設定されているかどうかを確認する。
- 自動登録処理が実行された際に取引登録の登録者になる者を確認する。
詳しくは「自動で経理のよくある質問と対処方法 - 会計の取引の登録者を知りたい」を参照してください。 - この登録者になる者の所属グループを「メンバーの一覧」で確認する。
- 「グループ管理」を開き、前手順で特定した所属グループの「部門」の制限が設定されているかどうか確認する。
対処方法
登録者になる者が自動登録ルールに設定された部門を使える状態にしてください。
- 登録者になる者を変更する(具体的には、同期操作や自動登録ルールの摘要操作を部門制限のない方に変更するような運用に変えていただく)
- 所属グループの「利用可能な部門」に、自動登録ルールに設定している部門を追加する
- 自動登録ルールから部門を外す
上記に当てはまらない場合
「自動登録ルールの適用ログの確認方法」を参照して原因を確認してください。
自動登録ルールの適用ログの確認方法
上記どれにも合致しないのに自動登録されなかった場合、その明細の同期時点で何が問題だったかをログで確認する必要があります。
ログは以下の手順で確認可能です。
- [会計帳簿]メニュー →[明細の一覧]→[明細の取得履歴]から、自動登録されていない明細の「取得時刻」を確認します。
- [取引入力]メニュー →[自動で経理]→[自動登録ルールの適用]→「自動登録ルール一括適用の履歴」から、1で確認した取得日時の履歴を探します。
- 履歴の状態を確認します。
※「成功」「失敗あり」以外の場合(例:実行待ち)は、処理が正常に完了していない可能性があります。この場合はサポートへ問い合わせてください - 「成功」「失敗あり」の場合は、履歴をクリックし「自動登録ルール一括適用の結果詳細」画面から問題の明細を確認します。
処理結果「成功」の場合
明細登録時点では自動登録されています。何らかの理由で取引登録解除操作をされていないか確認ください。
処理結果「失敗」の場合
明細が登録されなかった理由が「エラー内容」に表示されますので、内容を確認して対応ください。
よくあるエラー例
「一致する自動登録ルールが存在しないため、処理をスキップしました」
「明細作成後にルールを作成/編集した」または「作成したルールの条件に合致していない(現時点では合致していたとしても同期時点では合致していなかった)」可能性が高いです。本ページの「よくある原因と対処方法」を確認してください。
対処方法を実施した後の操作について
上記いずれの原因に該当する場合でも設定を見直した後に対応が必要となるのは、すでに同期済みで自動登録されなかった明細です。
今後、新たに同期される明細については、修正後の自動登録ルールに合致していれば、自動で登録されます。
既に同期済みの明細をどう処理するか
自動登録されなかった明細については、ユーザーの利用状況に応じて、以下いずれかの方法で対応してください。
- 自動で経理より明細を個別に手動で登録する
- 対象の明細が少ない場合
- ルールの再適用が不要な場合
- 自動で経理の「最新の自動登録ルールを適用」を実行する
- 自動登録されなかった明細が多い場合
- 修正したルールで自動登録される挙動を確認したい場合
自動登録ルールの詳細は、「明細の自動登録ルールを設定する - 自動登録ルールを明細に適用する」をご確認ください。
「最新の自動登録ルールを適用」は、すでに同期済みの明細に対してのみ自動登録処理が実行されます。
これ以降に同期される明細については、本操作を行わなくても自動登録されます。