対象プラン
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スタンダード | アドバンス |
freee請求書では、帳票PDFを一括インポートできます。
freee以外のシステムで請求書等の帳票を作成して、freeeでは帳票の送付、帳票からの取引登録(仕訳登録)までを効率化したい方向けの機能となります。
フォーマットで定められた情報を入力しておくことで、そのファイルから一括で書類を登録することができます。
本機能は、freee請求書の帳票類作成権限があるメンバーが利用できます。詳しくは「メンバーの招待方法と権限管理」をご確認ください。
帳票を月100件以上メール送付される場合
メール送付にかかる従量課金をまとめて購入してお得な「まとめ割プラン」の提供しています。
詳細とお問い合わせは「freee請求書_まとめ割(旧バルク)価格一覧」をご覧ください。
- 現時点で、PDFインポートできる帳票は請求書、納品書のみです。
- 現状のPDFインポート機能には、ファイルボックスの改訂のような機能はありません。
そのため、修正したい場合は再度ファイルのインポートを行ってください。電子帳簿保存法の訂正・削除要件を守るためには、誤ったものを取り消しした上で、正しいファイルを再度インポートしてください。
また、正しいものであるか社内メモなどを残し、残したメモを前提に業務規程も定める必要があります。
事前準備
PDFインポートをする前には、ご自身で請求書のPDFファイルとCSVファイルを準備する必要があります。PDFファイルとCSVファイルをひも付けることにより、1つの帳票データを保持することができます。
- PDFファイル:CSVファイルに記載した帳票データの元となる請求書をPDF出力します。
- CSVファイル:「freeeの請求書フォーマット」を参考に作成します。用意したPDFにあわせて、項目ごとに入力します。入力手順は、「帳票をCSVで一括インポートする - インポートの手順」をご覧ください。
利用規約に同意する
本機能については、基本料金とは別に利用料金が発生するため利用規約に同意する必要があります。
料金の詳細については、「料金について」をご覧ください。
利用規約に同意する手順については、以下の通りです。
- 一覧画面の[作成済み○○PDFインポート]ボタンをクリックします。
- 右上の[利用状況確認]ボタンをクリックします。
- 利用規約を確認し、[利用規約に同意する]にチェックを入れ、[利用開始]ボタンをクリックします。
※チェックについては管理者のみが行えます。管理者以外の方は、管理者に伝えて同意してもらう必要があります。
帳票のPDFをインポートする
帳票のPDFをインポートする手順は、以下の通りです。※今回は請求書を例とします。
- インポートしたい各帳票の一覧画面の[作成済み○○PDFインポート]ボタンをクリックします。
- PDFファイルとCSVファイルのひも付けキーから「帳票番号」「取引先コード」のどちらかを選択します。
ひも付けキーはPDFファイル名とCSVファイル内のデータを照合してひも付けるために必要となります。
-
取引先コードを選択した場合:
実際の取引先コードに存在しない取引先コードで指定することも可能です。 -
帳票番号を選択した場合:
CSVファイルの「番号」が帳票番号として紐づけられます。 - 帳票ごとに自動採番にしてインポートしたい場合:
事前に「自動採番する」をオンにしておく必要があります。
設定方法の詳細は「採番を設定する」をご覧ください。
また、自動採番をオンにした場合でも、PDFファイル名の帳票番号とCSVの帳票番号を入力する必要があります。
※上記で入力した番号はインポートした帳票には利用されず、自動採番の番号が反映されます。 - 「取引先コード」でPDFとCSV突合パターンの場合:
CSVファイルにも「取引先コード」のカラムを追加する必要があります。
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取引先コードを選択した場合:
- [ファイルを選択]ボタンからPDFファイルを選択、もしくはドラッグ&ドロップをします。
PDFのファイル名は下記の通りにする必要があります。
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帳票番号の場合
- 「帳票番号_(任意)」とする。
例:A00001_いづみ企画御中_請求書
- 「帳票番号_(任意)」とする。
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取引先コードの場合
- 「取引先コード_(任意)」とする。
例:00A_いづみ企画御中_請求書
- 「取引先コード_(任意)」とする。
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帳票番号の場合
- [次のステップへ]ボタンをクリックします。
※エラーが発生した場合は、[ファイルを再選択する]ボタンから再度ファイルを選択する必要があります。
- [ファイルを選択]ボタンから対応するCSVファイルを選択、もしくはドラッグ&ドロップをします。
CSVファイルのフォーマットファイルは「帳票をCSVで一括インポートする」をご参照ください。
※[前のステップに戻る]ボタンをクリックすると、前のステップに戻ることができます。
- [次のステップへ]ボタンをクリックします。
※エラーが発生した場合は、[ファイルを再選択する]ボタンから再度ファイルを選択する必要があります。
※「以下の請求書番号は重複しています。」のエラーが発生した場合でも、インポート自体は可能です。
- [PDFファイルとCSVファイルをひも付ける]ボタンをクリックします。
※エラーが発生した場合は、[前のステップに戻る]ボタンをクリックし、[ファイルを再選択する]ボタンから再度ファイルを選択する必要があります。
- [登録]ボタンをクリックし、インポートを開始します。
- 「インポート完了」のお知らせが出たら、インポートが完了します。
インポートした帳票を確認する
- 各帳票の一覧画面の[フィルタ]ボタンをクリックします。
- [○○作成元]をクリックします。
- 「外部(作成済み○○PDFインポート)」を選択し、[適用]をクリックします。
- 検索結果の中から該当の帳票を開きます。
※「PDFインポートした帳票は画面上部にメッセージが表示されます。
PDFインポートした帳票は、編集することができません。編集画面で編集操作はできますが、帳票として反映はされません。また、「変換」「複製」もできません。なお、納品書の場合、合算請求書にもできません。
インポート後に修正が必要な場合は、帳票を取り消し後、再度「帳票のPDFをインポートする」と同じ手順でインポートをします。
インポート履歴を確認する
インポート後に履歴を確認する手順については、以下の通りです。
- インポートしたい各帳票の一覧画面の[作成済み○○PDFインポート]ボタンをクリックします。
- 「インポート履歴」タブから履歴が確認できます。
料金について
PDFインポート経由で作成された帳票をメール送付した場合、1件95円(税抜)が基本料金とは別に発生します。郵送代行は通常と同じく、別途料金が発生します。
2024年10月1日(火)より郵送代行のご利用料金が改定されます。詳しくは「【新画面】帳票の郵送代行サービスについて - 料金とお支払いについて」をご参照ください。
「メール送付」をクリックすると、料金の発生となります。再送の場合でも、追加で料金が発生しますので、送付間違いにはご注意ください。
お支払い方法は、基本料金の支払方法と同じになります。末日締めで翌月中旬に請求が発生します。
請求書払いの場合は毎月11日頃に請求書が発行され、クレジットカード払いの場合は毎月15日頃に決済されます。
参考:請求書類を送付できない場合について
CSVインポートやPDFインポートなどによって作成された帳票をメール送付すると、従量課金の対象となります。従量課金について詳しくは、「従量課金が伴う帳票送付の利用状況を確認する」をご確認ください。
クレジットカードの有効期限が切れていたり、限度額に達した等の原因で従量課金の決済に失敗し、そのまま一定期間が経過するとメール送付が利用できなくなります。
決済に失敗した場合は、freeeアカウント管理の[事業所管理]メニュー →[請求履歴]タブから決済方法の再登録を行ってください。
詳しくは、「freeeの請求履歴を確認する」をご確認ください。