freeeの「ファイルボックス」機能は、領収書や請求書をfreeeに取り込むことで、煩雑だった各種作業を効率化します。紙の書類もデータで受け取った書類も、簡単に取り込むことができます。
ここでは、スマートフォンのカメラで書類を撮影して取り込む方法をご紹介します。
目次
モバイルアプリのダウンロードはこちらから
ファイルボックス機能は、モバイルアプリ(Android)で写真撮影を行うことでスムーズにご利用いただけます。
アプリストアで「freee会計」と検索いただくか、次のQRコードまたは「 確定申告はfreee会計ソフト 青色申告&白色申告 - Apps on Google Play 」のリンクよりダウンロードできます。
アプリ版 freee会計の操作方法
アプリ版freee会計で撮影する
- Android版 freee会計を起動し、ホーム画面の[レシートの撮影]をタップします。
- 自動でカメラアプリが立ち上がりますので、登録する領収書や請求書を画面下の撮影ボタンをタップして撮影します。
- 1度に20枚まで連続して撮影することができ(※3)、画面左下に現在の撮影枚数が表示されます。
また、画面右下「自動補正ON」スイッチをONにすると、カメラに写った領収書をリアルタイムに自動識別します(領収書が自動識別されている箇所が青色で強調表示されます)。
※1:複数の書類をまとめ1回の撮影で取り込むこともできます。詳しくは「複数のレシート類を取り込む際のポイント」のヘルプページをご覧ください。
※2:画面が真っ暗になる場合は、iPhoneの「設定」を開き、「プライバシー」 →「カメラ」と進み「freee」をオンにしてください。また、周囲が暗い場合はライトをオンにして撮影することも可能です。
※3:1度に20枚まで連続して撮影できるのはバージョン4.41.0以上となります。プランによりアップロード枚数の上限があるため、以下のプランでは1度に連続で撮影できる枚数が変化します。
・無料プラン、お試しスタータープラン、各種法人お試しプラン:最大5枚まで
・お試しスタンダードプラン、お試しプレミアムプラン:最大15枚まで
現在の撮影枚数の部分をタップすると、撮影した画像を確認することができます。
- 撮影が完了したら右上の「アップロード」をタップします。
- [アップロード]をタップすると、撮影した画像のアップロードが開始されます。アップロードを中止する場合は[アップロードをキャンセルする]をタップします。
- アップロードが完了すると「レシート画像の処理方法を選んでください」というメッセージが表示されるので、撮影したレシート等に対してそれぞれ必要な操作を行います。
-
「取引登録」を選択した場合:
撮影したレシート等を添付した状態の取引を新規登録することができます。レシートの内容に対してOCR機能がはたらき、各項目が自動的に推測入力されます。
取引登録方法については「【Android】領収書から取引を登録する(ファイルボックス)」をご確認ください。 -
「経費申請」を選択した場合※:
撮影したレシート等を添付した状態で、そのまま経費申請を新規作成することができます。レシートの内容に対してOCR機能がはたらき、各項目が自動的に推測入力されます。
※「経費精算」は申請機能を利用できる場合のみ表示されます。
経費申請方法については「【Android】経費精算(申請・承認)をする」をご確認ください。 -
「あとで登録」を選択した場合:
撮影したレシート等は一旦「ファイルボックス」に保存されます。後から取引や経費申請に添付することができます。
-
「取引登録」を選択した場合:
- それぞれの処理が完了した後に「続けてレシートを撮影しますか?」というメッセージが表示されるので、引き続き撮影する場合は[続けて撮影]をタップし、撮影を終える場合は[終了する]をタップします。
スマートフォンで撮影した書類を、Web版 freee会計で帳簿付けすることもできます。詳しい手順は「取り込んだレシート類を帳簿付けする」のヘルプページをご覧ください。
カメラをスキャナとして使えるアプリで取り込む
書類スキャンアプリ等を使用することで、手元にスキャナがなくても綺麗に書類を取り込むことができます。
アプリで書類を撮影してfreeeに読み込めば、自動入力機能の精度がより高まる他、freee上で書類の確認もしやすくなります。
- お手持ちのAndroidデバイスに、「Android版 freee会計」と任意の書類スキャンアプリをダウンロードします。
- 任意の書類スキャンアプリにて、あらかじめレシート等をスキャンし、画像として保存しておきます。
- Android版 freee会計を起動し、対象の事業所にログインしておきます。
- ホーム画面左端のメニューから[ファイルボックス]をタップします。
- 「ファイルボックス」画面右上のメニューから[ギャラリーから読み込む]をタップし、取り込む写真を選択します。
- [発生日]と、必要に応じて[メモ]を入力し、画面右上にある[保存]をタップします。
※ ここで[あとで登録](手順7へ)するか、今すぐ[取引登録](手順8へ)するかを選択できます。 - 「未登録」タブに表示された画像のうち、取引登録をしたいものを選択します。詳細画面が表示されたら[取引を登録する]ボタンをタップします。
-
「取引の登録」画面にて、必要項目を入力し[登録]ボタンから取引登録を完了します。
※ 「推測」という表示がある項目はスキャンデータから自動認識した結果を表示しています。認識内容に誤りがある場合は変更することができます。
取り込んだレシート等を連続して取引登録する
取り込んだレシート等は連続で取引登録することができます。
- ホーム画面 右下の[+]ボタンを選択し、[未登録レシートからの登録]をタップします。
- 連続登録したいレシート等をチェックボックスで選択し、画面下部の[○件を続けて登録]ボタンをタップします。
- 選択したレシート等を続けて取引登録していきます。
参考:連続撮影がうまく機能しない/連続撮影をオフにしたい場合
レシート撮影において、連続撮影がうまく機能しない場合 または 連続撮影機能を無効にしたい場合は、次のとおり操作を行います。
- 画面左側のメニューから[設定]をタップします。
- 「その他」項目内の[ファイルボックスへの連続撮影]のスイッチをオフにします。
※ 再び連続撮影を有効にする場合は、スイッチをオンに切り替えます。
参考:「電子帳簿保存法対応のファイルボックス」設定を「使用する」場合の経費申請方法
Web版 freee会計にて、「電子帳簿保存法対応のファイルボックス」設定を「使用する」にしている場合、撮影したレシート類を直接添付して経費申請を作成することができません。
しかし、 レシート撮影後「あとで登録」を選択 し、次の操作を行うことで経費申請へ撮影したレシートを添付した状態で申請を行うことができます。
- 画面左側のメニューから[経費精算]をタップします。
- 「経費申請」画面にて、次のいずれかの操作を行います。
-
新規の申請にレシート添付をする場合:
画面右下の[+]ボタンをタップします。 -
既存の申請にレシート添付をする場合:
レシートを添付したい「下書き」または「差戻し」状態の申請をタップします。
-
新規の申請にレシート添付をする場合:
- 任意の明細行にて[領収書を添付]ボタンから[ファイルボックスから読み込む]をタップします。
- 表示された一覧から、添付したい領収書をタップします。
- 必要に応じてその他に必要な項目を入力し、画面下部の[申請]ボタンをタップします。
また、電子帳簿保存法上必要なファイル情報(「発行元」「発行日」「金額」)は、次の手順で編集することができます。
- 画面左側のメニューから[ファイルボックス]をタップします。
- ファイル情報を編集したい領収書をタップし、詳細画面を開きます。
- [ファイル情報を編集]ボタンをタップします。
- 「発行元」「発行日」「金額」(任意で「メモ」)をそれぞれ入力し、[保存]ボタンをタップします。
ファイル情報の推測入力について
ファイル情報を編集しようとした領収書が、すでに取引や経費精算に添付されていた場合、添付元の情報をもとに各情報が推測入力される場合があります。
もし、推測内容が意図した内容ではない場合には、手動で変更ください。