対象プラン
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新プラン | ミニマム | スターター | スタンダード | アドバンス |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
freee人事労務は、他社の給与計算ソフトやExcelで計算した給与データのインポートに対応しています。
インポートを行うことで、年度の途中からfreee人事労務の利用を開始した場合でも年末調整・算定基礎届の作成・労働保険の年度更新などの手続きを行うことができます。
目次
事前に確認すること
対象となる従業員の追加
従業員情報の本人情報欄の従業員番号より、従業員番号を設定していないとインポートを行うことができません。
詳細は、「従業員の情報を編集する - 本人情報」のヘルプページをご覧ください。
勤務・賃金設定
[設定]メニュー →[勤務・賃金]から事前に設定を行います。
詳細は、「勤務・賃金設定を追加する」のヘルプページをご覧ください。
締め日支払い日の設定
[設定]メニュー →[締め日支払い日]から事前に設定を行います。
詳細は、「給与規定を設定する」のヘルプページをご覧ください。
インポート用フォーマットのダウンロード
フォーマット内各項目は、「他社サービスの給与データのインポート項目について」のヘルプページをご覧ください。
フォーマットのダウンロードは、インポート画面からも可能です。
他ソフトのデータやExcelのデータはこのフォーマットに合わせて編集します。
一度にインポートできる件数の上限について
給与データのインポートについて、一度にインポートできる上限は500件です。
500件を超える場合、CSVファイルを分割してインポートしてください。
給与データを取り込む
給与明細をインポートする際に、従業員への支給額が0円の場合であっても給与明細の計算人数としてカウントされます。
そのため、ご契約従業員数が不足してしまう場合は、給与明細の確定ができないことがありますので、[設定]メニュー →[プラン・お支払い]から従業員の追加を行ってください。
または、従業員数を追加することなく、次の操作を行うことで給与明細の確定のみを行うことができます。
- 給与明細画面にて[自動計算に戻す]ボタンをクリックします。
- 自動計算が終わったら、給与明細を直接編集して、各項目を0円に修正します。直接編集の詳しい操作手順は、「給与明細の内容を直接編集する」のヘルプページをご覧ください。
- 最後に給与明細を確定します。
- [給与]メニューを開き、年月ナビゲーションで対象となる給与明細の月を開きます。
- [一括操作]から[給与明細のインポート]をクリックします。
- 「給与明細のインポート」画面の[CSVテンプレート]ボタンから、CSVファイルをダウンロードし、編集します。
-
[ファイルを選択]から該当ファイルを選択するか、グレーの枠内にCSVファイル自体をドラッグ&ドロップします。
- プレビュー画面が表示されます。反映される内容を確認し、問題なければ[インポート]ボタンをクリックします。
プレビュー画面の状態には、「インポート可」と「エラー」があります。
「エラー」が表示された場合は、各項目に表示されたエラー内容を確認してファイルを修正し、再度ファイルアップロードからお試しください。
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「給与明細をインポートしますか?」ウィンドウが開きます。反映される給与明細の年月ナビゲーションが間違いないか確認後、[インポート]ボタンをクリックするとインポートが行われます。
インポートの進捗状況はインポート履歴から確認することができます。
詳しくは、本ページの「インポート履歴を確認する」をご確認ください。
取り込んだデータを確認する
インポートした明細を確認したい場合は、[給与]メニューの給与明細一覧画面から、該当月を選択することで確認できます。
また、明細をインポートした従業員には「インポート」というステータスが表示されます。
給与明細からインポートした勤怠項目については、勤怠情報に反映されません。
インポート済みの明細がある場合、該当月の給与明細一覧画面には給与概要は表示されません。
従業員名をクリックすると詳細を確認することができます。
給与データを取り込んだ後、自動計算に戻す(インポートデータを削除する)場合
給与データを取り込んだ後、自動計算に戻したい場合は、次の手順で操作します。
【個別明細から自動計算に戻す場合】
- [給与]メニューを開き、年月ナビゲーションで対象となる給与明細の月を開きます。
- 給与明細一覧で、自動計算に戻したい従業員の行をクリックします。
- 従業員ごとの給与明細画面で[自動計算に戻す]ボタンをクリックし、「確認」ウィンドウで再度[自動計算に戻す]ボタンをクリックします。
【給与明細一覧表から自動計算に戻す場合】
- [給与]メニューを開き、年月ナビゲーションで対象となる給与明細の月を開きます。
- 給与明細一覧で、自動計算に戻したい従業員のチェックボックスをクリックします。
- クリックすると、[自動計算に戻す]のボタンが出てくるのでクリックし、「確認」ウィンドウで再度[自動計算に戻す]をクリックします。
インポート履歴を確認する
取り込んだデータの進捗を確認したい場合は、給与明細のインポート画面の[履歴]タブをクリックすることで確認することができます。過去にインポートした全ての履歴が表示されています。
項目 | 説明 |
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実施日時 | インポートが実施された日時を表示します。 |
更新対象の月 | インポートが実施された給与明細の支払い月を表示します。 |
インポート結果 |
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インポートCSV | クリックすることで、インポートしたCSVをダウンロードすることができます。 |
データが反映される手続き・書類
給与明細を確定すると、freee上で給与を計算し確定した場合と同様、以下の手続きや書類にデータが反映されます。
- 年末調整
- インポートした給与明細も年末調整の収入欄に反映されます。
年末調整画面から還付追徴の反映を行い年末調整を完了することができますが、インポートした給与明細に対して年末調整還付、年末調整追加徴収は反映されません。
給与明細に表示させたい場合は、年末調整還付、年末調整追加徴収の項目に値を入れた上でインポートしてください。
- インポートした給与明細も年末調整の収入欄に反映されます。
- 算定基礎届の作成(定時決定)
- 労働保険の年度更新
- 所得税徴収高計算書
- 所得税の定額減税(2024年分)
- 従業員の方が閲覧できる給与明細
過去にインポートした給与明細も公開可能になります。ただし、インポート項目が少ないため、不完全な給与明細になります。
公開する場合は、項目を追加した上で再度インポートしていただくか、公開しないようご注意ください。
- 賃金台帳
- 給与明細一覧表
- 退職時の書類
- 源泉徴収票
- 雇用保険離職証明書
- 出勤日数には反映されません。
- 給与所得者異動届出書
- 従業員項目選択出力
- ここで説明している「賃金台帳」「給与明細一覧」の給与情報の項目は、「従業員項目選択出力」機能リリース前の手順で出力した場合に表示される項目です。
- この「従業員項目選択出力」機能リリース前の出力機能は、出力する期間を問わず機能利用可能となりましたが、将来的に機能提供を終了する可能性があります。機能提供を終了する場合は、改めて事前にお知らせします。
詳しくは、freee人事労務 - 機能アップデートの「(予定)2024年1月中 給与明細一覧表、賞与明細一覧表、賃金台帳の利用期間を延長します。」をご覧ください。
※ 「従業員項目選択出力」機能での出力方法は「従業員項目選択出力機能で従業員の情報を出力する」のヘルプページをご覧ください。
データが反映されない手続き・書類
以下の手続きや書類にはデータは反映されません。
- 月額変更届の作成(随時改定)
- freee会計への未決済取引作成
- freee会計の経費精算連携
- 給与・賞与の総合振込ファイル