出産休暇・育児休暇などの休職中は給与の取り扱いなどが通常とは異なるため、従業員情報を編集する必要があります。
本ページでは、休職時に必要な従業員情報の編集についてご案内します。
休職した従業員の設定を編集する
休職時の支払給与が0円の場合
1. [従業員]メニューより対象の従業員名をクリックし、画面上部の給与支払月を、給与支給が発生しなくなる最初の月に変更します。
2. [基本給と割増賃金][手当][控除][通勤]項目の金額をそれぞれ0円に変更します。
3. 社会保険料が免除となっている場合、[社会保険]項目のチェックを外します。
4. 住民税が控除されている場合、[税]項目内の「住民税」の金額を0円にした上でそれぞれ保存します。
注意点
【注意点①】
社会保険の被保険者の報酬(固定賃金)が大幅に変動した時は、年1回行う定時決定を待たずに速やかに標準報酬月額を見直し随時改定を行う必要があります。詳細は下記ヘルプページをご参照ください。
【注意点②】
休職中(社会保険非加入)の場合は、賞与支払届に反映されません。
休職中の従業員を賞与支払届に反映したい場合の操作方法は、次のとおりです。
1. [従業員]メニューより該当の従業員をクリックし、一時的に[社会保険]項目の「加入」にチェックを入れ、保存します。
2. 該当の従業員に賞与を付与します。
3. [賞与明細]メニュー → 該当従業員の[明細確認]をクリック →[控除額を直接編集]を開きます。
※ 詳しい操作手順は、「 賞与明細の控除金額を直接編集する 」のヘルプページもあわせてご参照ください。
4. 「健康保険料」「介護保険料」「厚生年金保険料」を0円にして、[再計算]ボタンをクリック後、[保存]します。
この操作を行うことで賞与明細を作成することができます。
※ 子供子育て拠出金は自動で計算されてしまうため、freee会計と連携している場合は、freee会計上で金額を修正する必要があります(freee人事労務上の金額を修正することはできません)。
もしくは、[社会保険]項目を「非加入」のままにし、該当従業員のみ賞与支払届に手書きにてご対応ください。
【注意点③】
休職中(社会保険非加入)の場合は、月額変更届・算定基礎届に反映されません。
休職中の従業員を月額変更届・算定基礎届に反映したい場合の操作方法は、次のとおりです。
1. それぞれの書類を作成する支払い月の給与明細を確定します。
2. [従業員]メニューより該当の従業員をクリックし、一時的に[社会保険]項目の「加入」にチェックを入れ、保存します。
3. [書類]メニュー → [算定基礎届]を開きます。
4. 社会保険等級の改定画面の[最新の内容を反映する]をクリックすることで反映させることができます。
※ 支払基礎日数や変更先の等級が誤っているケースもあるため、必ず社会保険等級の改定画面で該当の従業員をクリックし、内容をご確認の上、必要に応じて[報酬月額を修正する]から修正ください。
※ 3ヶ月間すべて休職し「支払基礎日数:0日/報酬額:0円」の場合は、従前の等級にする必要があります。[報酬月額を修正する]をクリック後の画面にて「修正平均額:従前の標準報酬月額」を入力し、[再計算]ボタンをクリックします。
また、備考欄に「○○年○○月○○日から休職」と記載、「病休・育休・休職等」項目の「している」にチェックを入れます。
復職した従業員の設定を変更する
復職した従業員の設定方法については、下記のヘルプページをご参照ください。
休職中の従業員のアカウント料金について
freee人事労務では、従業員数が3名を超える場合、総振込額が0円を超える従業員が給与明細を確定する際に追加料金が発生します。
そのため、休職中で給与の支払いがない場合は、追加料金が不要に発生しないよう人数の変更を行う必要があります。人数の変更方法については、下記のヘルプページを参照ください。