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目次
控除が発生する原因
振替休日の詳細項目欄で「欠勤控除対象時間に算入する」のチェックが入っていることが原因で、控除が発生しています。
振替休日を取得した際に控除が発生するかについては、下記項目の設定が関係しています。
控除に影響する設定項目について
控除に影響する設定項目は下表のとおりです。
設定 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
勤務・賃金設定 | 労働時間制度 | 固定時間制・シフト制・変形労働時間制・裁量労働制・フレックスタイム制が選択できます。 |
「遅刻早退・欠勤控除の自動計算」 |
「自動計算する」にチェックを入れると、勤怠入力画面で遅刻・早退・欠勤とした時間を控除対象時間とします。 |
|
「日単位では所定労働時間内となる時間について、上記賃金とは別に通常の労働時間としての賃金も計上する」 |
チェックを外した場合、所定内労働時間ですが、法定外労働時間である勤務時間が「所定内時間外労働時間」として集計され、「25%」で集計されます。 |
振替休日の控除のデフォルト設定について
初回の登録時・修正した際のデフォルトでの「欠勤控除対象時間に算入する」のチェック・控除の有無については以下の通りです。
初回の振替出勤(休日)登録時
「遅刻早退・欠勤控除の自動計算:計算しない」となっている場合
どの設定でも、デフォルトで「欠勤控除対象時間に算入する」のチェックは入らず、控除は発生しません。
「遅刻早退・欠勤控除の自動計算:計算する」となっている場合
労働時間制度、「日単位では所定労働時間内となる時間について、上記賃金とは別に通常の労働時間としての賃金も計上する」のチェックの有無によって決まります。
労働時間制度 | 「日単位では所定労働時間内となる時間について、 上記賃金とは別に通常の労働時間としての 賃金も計上する」のチェック |
「欠勤控除対象時間に算入する」の デフォルトでのチェック・控除の有無 |
---|---|---|
固定時間制以外の労働時間制度 | - |
チェックが入り、控除が発生する |
固定時間制 | あり | チェックが入り、控除が発生する |
なし | チェックが入らず、控除は発生しない |
すでに登録されている振替出勤日の勤務時間を修正登録した時
振替出勤と、振替休日の控除の有無は連動されないため、振替休日が欠勤されるかどうかについては、初回時に登録された内容のままになります(振替休日申請により、先に振替出勤・休日がカレンダーに登録されたのち、振替出勤の打刻によって上書きされたとき等が該当します)。
※勤怠入力画面の以下の項目は連動されません。
- 振替出勤を登録した場合:「欠勤・遅刻・早退を控除対象時間に算入する」項目
- 振替休日を登録した場合:「欠勤控除対象時間に算入する」項目
振替休日を取得した際、手動で控除の有無を変更したい場合は、「振替休日」を登録した後、振替休日の画面でチェックを外します。
※従業員自身でこの操作を行うには、[勤怠基本設定]で「従業員の所定労働日・時間の変更を許可する」 のチェックを入れる必要があります。
詳しくは「勤怠基本設定を行う」のヘルプページをご覧ください。参考:2024年10月11日までの仕様
初回の登録時は現在と同じ仕様でしたが、すでに登録されている振替出勤日の勤務時間を修正・登録した時、振替出勤のチェック内容が連動されていました。
【旧仕様】
-
「遅刻早退・欠勤控除の自動計算:計算しない」となっている場合
どの設定でも、デフォルトで「欠勤控除対象時間に算入する」のチェックは入らず、控除は発生しません。 -
「遅刻早退・欠勤控除の自動計算:計算する」となっている場合
どの労働時間制度の場合でも、振替出勤日の画面の「遅刻早退・欠勤控除に算入する」のチェック内容が振替休日に反映されていました。