本記事は【個人】プラン向けのヘルプページです。【法人】の場合については「 【法人】プライベート兼用の口座の会計処理 」をご覧ください。
銀行口座
個人事業主の銀行口座は、プライベートのお金と混ざっていても問題ありません。ただし、プライベート資金の出入りについては事業主勘定で処理し、所得(損益)に影響しないようにする必要があります。
- プライベート用のお金をfreeeの口座へ移動した場合:「事業主借」として記帳
- freeeの口座からプライベート用にお金を移動した場合:「事業主貸」として記帳
記帳のチェックを効率化する上では、銀行口座残高 = freeeの口座残高 とし、プライベートのお金もfreeeの口座に含めることがオススメです。
なお、 開始残高 として入力するプライベートのお金は、借方の預金残高と貸方の「元入金」へ反映されます。
クレジットカード
freeeに口座登録しているかどうかで、処理方法が変わってきます。
カードの 口座登録 |
引き落とし先 銀行の口座登録 |
帳簿付けの方法 |
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◯ 登録済 |
◯ 登録済 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】 |
◯ 登録済 |
× 登録無 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】 |
× 登録無 |
◯ 登録済 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】
|
× 登録無 |
× 登録無 |
【クレジットカードの利用】
【クレジットカード利用金額の引き落とし】 特段の操作は不要です。 |
事業目的・プライベート目的が両方含まれる費用の支払いについて
個人事業主の日々の取引の中では、事業目的とプライベート目的が両方含まれる費用を支払うことがあります。主な例は次のとおりです。
- 自宅兼事務所の家賃
- 自宅兼事務所の水道光熱費や通信費
- プライベート所有の自動車を事業用途に使用した際にかかる諸費用
これらは支払った金額のうち、 事業目的の部分のみを費用(必要経費)として計上する必要があり、これを「家事按分」(かじあんぶん)といいます。
家事按分についての詳細は「 家事按分を登録する 」も併せてご覧ください。
参考:freeeカード
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