案件の状況を把握する
案件では、受注確度・フェーズの二つの情報で進捗状況を確認することができます。
受注確度やフェーズはカスタマイズ可能です。詳細は「フェーズ設定」「受注確度設定」をご覧ください。
※ 受注確度・フェーズは「案件詳細」から登録が可能です。現在は、受注や売上を選択しても、自動的にフェーズは変更されませんので、案件画面より手動でフェーズ変更を行います。
個別案件の確認
案件詳細画面から確認できます。
一覧での確認
「ビュー機能」を活用し、案件一覧を「受注確度」の高い案件、「受注済み」の案件などに絞り込んで管理することができます。詳細は「ビューの設定と保存」をご覧ください。
また、「表示項目設定画面」の設定を変えることで、案件一覧の表示項目の順番や表示・非表示を自由にカスタマイズ可能です。詳細は「案件一覧の表示内容をカスタマイズする」をご覧ください。
案件の収支を確認する
案件収支の活用方法
freee販売では、粗利を見込段階と実績段階で把握することができます。
それぞれの段階で必要項目を入力することで粗利が自動計算されます。
段階 | 内容 | 必要入力項目 | ||
---|---|---|---|---|
販売側 | 調達側 | その他費用 | ||
見込 | 売上・仕入が確定する前の粗利見込 | 受注見込金額 ※直接入力 |
発注見込金額 ※直接入力 |
その他費用(見込) ※直接入力 |
実績 | 売上・仕入が確定した段階の粗利 | 売上金額 | 仕入金額 | その他費用(実績) ※直接入力 |
案件個別に収支を確認する
- [案件]メニューから利益を確認したい案件をクリックします。
- 受注見込、発注見込、売上や仕入が登録されていれば、実績が反映され、見込との差異など確認可能です。
受注見込、発注見込の登録
見込については、案件詳細で入力することが可能です。
見込として入力可能な項目や内容などの詳細は「案件を登録する」をご参照ください。
売上実績、仕入実績の登録
実績については、売上登録、仕入登録を行うことで実績として反映されます。
それぞれの入力に関しては、下記ヘルプページをご覧ください。
収支サマリーが更新されるタイミングは以下の通りです。
【見込数値が更新されるタイミング】
- 案件詳細の「受注見込」を更新したとき
- 案件詳細の「発注見込」を更新したとき
- 案件詳細の「その他費用見込」を更新したとき
【実績数値が更新されるタイミング】
- 案件に紐づく「売上」を登録、取り消し、金額の編集をしたとき
- 案件に紐づく「仕入」を登録、取り消し、金額の編集をしたとき
- 案件詳細の「その他費用実績」を更新したとき
案件一覧で収支を把握する
案件に見込や売上金額などが入力されていれば、ビュー機能を活用して一定の金額以上の案件や、1か月以内に受注した案件を一覧で見ることができます。
詳細は「ビューの設定と保存」をご覧ください。
また、[表示項目設定]から表示したい項目を変更したり、表示順番を変更することも可能です。
詳細は「案件一覧の表示内容をカスタマイズする」をご覧ください。
案件に紐付いた受発注情報を確認する
freee販売では、案件を一つの箱として、販売フェーズ(見積→受注→売上→請求)と調達フェーズ(発注→仕入)の情報をまとめて管理することができます。
案件に受発注情報を紐付ける方法は以下2通りになります。
-
受発注情報の登録時に案件を選択する
詳しい手順は「見積を登録する」をご覧ください。
- 案件詳細画面から受発注情報を登録する
受発注情報を確認する
該当業務に関係するほかの業務の情報は、詳細画面の右側から表示されます。 中身を確認したい場合、各リンクをクリックすると、関連情報ページに移動します。
案件の関連情報を確認する
各業務の編集画面に案件の入力欄があります。
あらかじめ作成した案件名を選択すると、各業務のデータを案件に紐付けることができます。
案件の詳細画面を下にスクロールすると、該当の案件に紐付いている全ての業務データを確認することができます。
案件の見込段階・予定段階・実績段階の各段階での粗利を把握したい場合は、関連する帳票や業務データを案件に紐付けて登録します。
各業務の関連情報を確認する
各業務の詳細画面の右側に、現在表示されている業務に紐付く前後の業務の関連情報(例:受注では見積・売上・請求)が表示されます。
販売フェーズ(見積→受注→売上→請求)と調達フェーズ(発注→仕入)を関連付けるには、該当の業務を登録する際に、前の工程(例:受注の場合は前の工程が見積)の詳細画面から登録する必要があります。
案件以外の各情報(見積〜請求・発注〜仕入れ)は前業務フェーズ(受注の場合は見積)から登録せず、あとから前業務フェース項目(受注の場合は見積)と関連付けることができないためご注意ください。