対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
個人プラン | ✓スターター | ✓スタンダード | ✓プレミアム |
会計freeeをご利用の方は、スマートフォンから確定申告の作業を行うことができます。確定申告の内容はパソコンからも確認・追記できるほか、スマートフォンから書類を印刷することも可能です。
iOS版 会計freeeでは、シンプルな質問に回答していくと自動で書類が作成されますので、確定申告をさらにカンタンに終わらせることができます。
※確定申告の機能は、申告時期にのみご利用いただく事ができるようになります。
目次
1.事前準備
iOS版 会計freeeからカンタンに確定申告を行う場合、まずアプリバージョンを2.6.0以降にアップデートしていただく必要があります。
※2.0〜2.6.0未満のバージョンでも確定申告自体はできますが、それらのバージョンでは申告書に直接記入していくような方式になります。
タブの[設定]をタップし、[アプリバージョン]の数値が2.6.0以上になっていることを確認し、もしそれ以前のバージョンになっている場合は先にアプリをアップデートしましょう。
2.確定申告の作業を始める
1.アップデートが完了したアプリを開き、画面下部の[設定]メニュー → [確定申告]をタップします。
2.各ステップの中から、入力するステップを選択します。
- 1年分の取引がすべて登録されていない場合
- [① 1年分の取引を登録]から、まずは取引をすべて登録します。
- 1年分の取引をすでにすべて登録している場合
- [② 基本情報の設定]へ進みます。
3.1年分の取引を登録
確定申告には、1年分の取引の登録が必要です。まだ取引の登録を完了していない方は、以下の方法で取引を登録していきましょう。
4.基本情報の設定
このステップでは、事業内容や自分自身についての基本情報を入力します。入力が完了したら、画面下部の[保存]ボタンをタップして完了します。
5.確定申告書の作成
このステップでは、確定申告に必要な情報を一問一答式で入力できます。
これまでに入力した内容から、自分が該当する可能性のあるものだけ表示されますので、該当するものの○をタップして必要事項を入力し、それ以外は×をタップして飛ばしていきましょう。
各質問に入力する事項については、下表のヘルプページをご参照ください。
すべて回答を終えたら、画面下部の[次へ]ボタンをタップします。
質問 | 関連ヘルプページ |
---|---|
去年の収入と支出をすべて入力しましょう | 会計freeeで帳簿付けを行う |
固定資産の残高を確認しましょう | 固定資産の残高を確認する |
現金の残高を登録しましょう | 現金の残高ズレ・マイナス残高を解消する |
(税抜経理の場合のみ)仮払・仮受消費税の残高を振り替えましょう | 消費税の中間納付・期末の処理を行う |
支払った給与を入力しましょう | 従業員に支払った給与を記入する(給料賃金の内訳) |
専従者給与を入力しましょう | 家族に支払った給与を記入する(専従者給与・控除) |
地代家賃を入力しましょう | 事務所などの家賃を記入する(地代家賃の内訳) |
会社から給与を受け取りましたか? | 会社などから受け取った給与を記入する(給与所得) |
源泉徴収をされている事業所得、不動産所得はありますか? | 源泉徴収された所得・その他の所得を記入する |
雑所得、配当所得、一時所得はありますか? | 源泉徴収された所得・その他の所得を記入する- 雑所得、配当所得、一時所得の場合 |
株式の取引はありますか? | 所得の種類と記入方法について- 第三表に記入する収入・所得 |
FXの取引はありますか? | 分離課税の所得を申告する(第三表) |
仮想通貨の取引はありますか? | - |
不動産所得はありますか? | 【個人】不動産所得を記帳する- 不動産所得の取引を登録する |
仕入れた商品の中に在庫がありますか? | 【個人】棚卸資産の残高を登録する(在庫棚卸) |
仕事とプライベートで兼用しているものはありますか? | 家事按分を登録する |
税理士や弁護士などに報酬を支払いましたか? | 税理士・弁護士等の報酬・料金の内訳を記入する |
前年度に損失を繰り越しましたか? | - |
養っている配偶者はいますか? | 配偶者(特別)控除の内容を記入する |
子供などの扶養家族はいますか? | 扶養控除の内容を記入する |
病気等で病院に行ったり、医療用の市販薬を購入しましたか? | 医療費控除の内容を記入する |
生命保険に加入していますか? | 生命保険料控除の内容を記入する |
地震保険に加入していますか? | 地震保険料控除の内容を記入する |
国民年金に加入していますか? | 社会保険料控除の内容を記入する |
国民年金基金に加入していますか? | |
国民健康保険に加入していますか? | |
その他の社会保険料を支払っていますか? | |
ふるさと納税などの寄附をしましたか? | 寄附金(特別)控除の内容を記入する |
小規模企業共済や企業型・個人型年金等の掛金を支払っていますか? | 小規模企業共済等掛金控除の内容を記入する |
過去10年以内に、住宅ローンを組んでマイホームを購入またはリフォームしましたか? | 住宅ローン控除の内容を記入する(住宅借入金等特別控除) |
税務署から予定納税額の通知書は届きましたか? | 予定納税額を記入する |
6.確認
すべての必要項目に情報を入力し終えると、自動的に納税額が計算されると同時に確定申告に必要な書類が作成されます。作成された書類は[出力]ボタンから出力したい書類をタップすることで、PDFファイルとして出力することができます。
出力した書類は「出力済みの申告書一覧」からいつでも確認することができます。
iOS版 会計freeeからは、書類のメール送付、プリンターからの印刷、コンビニで使えるネットプリントなどのアプリへのデータ転送が可能です。
例えば「netprint」アプリを利用することで、コンビニの複合プリンターから出力することができます。
7.提出
書類は次のいずれかの方法で提出することができます。
- 電子申告
- 税務署へ持参
- 税務署へ郵送
電子申告を利用する場合
1. 「2 基本情報の設定」ステップ内の「申告書について入力しましょう」にある、「提出方法を選びましょう」項目から電子申告が選択されていることを確認し、画面下部の[保存]ボタンをタップします。
2. 「5 提出」ステップに切り替えます。
「1. 必要なモノを確認しましょう」項目の「どちらで電子申告を行いますか?」より、[スマートフォン]または[パソコン]のいずれかを選択します。
それぞれの場合の準備・確認が必要な項目が表示されますので、画面に沿って操作を進めます。詳しくは以下のヘルプページをご覧ください。
【スマートフォン】
電子申告アプリをインストールし、マイナンバーカードを読み取り申告します。
【パソコン】
追加でパソコンからの作業が必要となります。
Web版freeeへ移動し、e-Tax形式のファイルのダウンロード等の作業を行います。
税務署へ持参または郵送する場合
1. 「2 基本情報の設定」ステップ内の「申告書について入力しましょう」にある、「提出方法を選びましょう」項目から[税務署で提出]または[郵送]が選択されていることを確認し、画面下部の[保存]ボタンをタップします。
2. 出力した書類を印刷したら、以下の要領で押印とマイナンバー記入を行います。
- 確定申告書Bの第一表(提出用)に、事業主のマイナンバーを手書きして、印鑑を押印します。
- 確定申告書Bの第二表(提出用)に、配偶者・扶養親族・専従者のマイナンバーを手書きします。
- 確定申告書Bの第一表(控え用)に、印鑑を押印します。
- 青色申告決算書の1枚目(提出用)に、印鑑を押印します。
- 青色申告決算書の1枚目(控え用)に、印鑑を押印します。
3. 管轄の税務署へ持参または郵送して提出します。
郵送する場合は、以下のものを角形2号の封筒に入れて郵送します。
郵送の際は、重さに応じた切手(120円~)を封筒に貼ります。
[封筒に入れるもの]
- 印刷した確定申告書と決算書
- 控除などを受ける際に必要となる添付書類
- 返信用封筒
- 返信用封筒用の切手(多くの場合、82円切手で可)
4. 納税すべき税金があれば、以下のいずれかの方法で税務署に納付します。(納付方法の詳細はこちら)
- 送付依頼書に必要事項を記入して金融機関で納付
- インターネットで納付(電子納付)
- 現金を税務署に持参して、税務署に用意されている納付書と共に納付
8.来年度の準備
以上で確定申告は完了ですので、納税すべき税金があれば納付します。
最後に「年度締め」を行い、freeeの会計年度を切り替えて、次年度の記帳を始めましょう。
1. [来年度の準備]ステップに進み、「昨年度の会計を確定するために、年度締めを早めにしましょう」カードの[年度締め]ボタンをタップします。
2. 「年度締め」画面が表示されたら、[今年度を確定する]ボタンをタップし、本会計年度の確定と次年度への切り替えを行います。