1つのアカウントで複数の事業所やサービスを管理している場合、 freeeアカウント管理 を利用することで、その切り替えや共通事項の設定をスムーズに行うことができます。
ここでは、freeeアカウント管理でできることと、その操作方法をご紹介します。
目次
アカウント管理画面の開き方
「freeeアカウント管理」のログイン画面にアクセスし、freeeに登録済みのメールアドレスやログインID(freee人事労務のみ)、またはソーシャルアカウントでログインします。
頻繁に利用する場合は、freeeアカウント管理画面のURL(https://accounts.secure.freee.co.jp/)をブックマークすることをおすすめします。
[ダッシュボード]メニューでは、ログイン中のユーザーや事業所情報を確認することができます。
ログイン先事業所を変更する
画面右上の事業所名にマウスカーソル(矢印)を合わせると、現在ログインしているアカウントに合わせてログイン可能な事業所の一覧が表示されます。
「事業所切り替え」に表示されている事業所をクリックすることで、ログイン先事業所を切り替えることができます。
ログイン情報などを変更する
[ユーザー管理]メニューでは、freeeアカウントにまつわる各種設定を行うことができます。設定項目は、次の通りです。
プロフィール
次の各種情報を登録・変更することができます。
-
プロフィール:
- 表示ユーザー名(20文字以内)
- お名前
- フリガナ
-
連絡先:
- 住所
- 電話番号
各種情報を登録・変更するには、必要な項目を入力・修正後、画面下部の[設定の保存]ボタンをクリックします。
メールアドレス
ログインしているユーザー自身の登録メールアドレスを変更することができます。
詳細については「メールアドレス・パスワードを変更・再発行する - ログインメールアドレスの変更」のヘルプページをご覧ください。
パスワード
ログインしているユーザー自身のログインパスワードを変更することができます。
詳細については「メールアドレス・パスワードを変更・再発行する - ログイン用パスワードの変更」のヘルプページをご覧ください。
メール配信設定
ログインしているユーザーへ配信される各種メールの受信設定を変更することができます。
受信設定を変更できるメールは次のとおりです。それぞれ「受け取る」または「受け取らない」にチェックを入れ、画面下部の[保存]ボタンをクリックします。
- コメント通知
- 同期エラー通知
- 帳票作成完了通知
二要素認証設定
ログインしているユーザー自身の二要素認証設定を行うことができます。
詳細については「ログイン時の二要素認証を設定する」のヘルプページをご覧ください。
アカウント連携
freeeではすでに次のソーシャルアカウントをお持ちの場合、freeeアカウントと紐づけることにより、簡単にログインを行うことができます。これらのソーシャルアカウントの連携 / 解除は「freeeアカウント管理」から行います。
- Googleアカウント
- Apple ID
- Microsoftアカウント
- Office365アカウント
- AirID
ソーシャルアカウントを連携する
- [ユーザー管理]メニュー →[アカウント連携]をクリックします。
-
連携したいアカウント項目に表示された[○○を連携]ボタンをクリックし、画面の案内に沿って連携を完了させます。
※ Office365にログインする場合は、[Microsoftアカウントを連携]をクリックし、Micorsoftアカウントのサインイン画面にてOffice365のアカウント情報を入力します。
ソーシャルアカウントの連携状況を確認 / 解除する
- [ユーザー管理]メニュー →[アカウント連携]をクリックします。
- 連携が完了しているアカウントがある場合、対象のアカウント項目欄に「連携中:○○」のように、連携先アカウントのメールアドレス等が表示されます。
- 連携を解除したいアカウントがある場合、対象のアカウント項目欄 右側の[連携を解除]を選択し、アカウントの[連携を解除]ボタンをクリックします。
事業所の情報を管理する
[事業所管理]メニューでは、ログインしている事業所にまつわる基本情報を確認したり、各種設定を変更することができます。設定項目は、次の通りです。
事業所情報
次の操作を行うことができます。
事業所情報の登録・変更
事業所にまつわる次の情報を登録・変更することができます。各項目を入力・修正後は、画面下部の[設定の保存]ボタンをクリックします。
-
概要:
- 事業所名(会社名)
- 事業所の正式名称
- 事業所の正式名称(カナ)
-
住所:
- 郵便番号
- 都道府県
- 市区町村・番地
- 建物名・部屋番号など
-
連絡先:
- 電話番号1
- 電話番号2
-
適格請求書発行事業者:
- 適格請求書発行事業者の登録番号(「適格請求書発行事業者に該当する」にチェックを入れると表示されます)
- 法人の場合:T + 法人番号(13桁)
- 個人事業主の場合:T + 国税庁から通知される13桁の数字
- 法人の場合:T + 法人番号(13桁)
- 適格請求書発行事業者の登録番号(「適格請求書発行事業者に該当する」にチェックを入れると表示されます)
事業所作成者の変更
freeeでは、最初に事業所を作成したアカウントを「事業所作成者」として扱っています。
この事業所作成者は「管理者」権限とは別に、事業所に関する重要な操作を行うことができます。
事業所作成者のみが行える操作の例
- 「freeeマイナンバー管理」の利用開始
- 事業所の削除
事業所作成者の変更について、詳細は「事業所作成者を付け替える - 事業所作成者を別ユーザーに付け替える操作方法」のヘルプページをご覧ください。
事業所の削除
事業所データの削除を行う場合、画面右上に表示された[事業所の削除]ボタンをクリックします。事業所に登録されたあらゆるデータが削除され復旧ができなくなりますので、慎重にご操作ください。
詳細については「事業所を削除する」のヘルプページをご覧ください。
セキュリティ
事業所共通IDおよび二要素認証の設定を行うことができます。
事業所共通IDを設定する
事業所共通IDは、従業員をログインIDで招待する際に設定が必要となります。
この機能は、現在freee人事労務のみで利用できます。
詳細は「ログインIDで従業員を招待する」のヘルプページをご覧ください。
事業所ごとに二要素認証を必須化する
事業所ごとに二要素認証を必須化する設定を行うことができます。
本機能のご利用には、次のいずれかのご契約が必要です。
- freee会計:エンタープライズプラン
- freee人事労務: アドバンスプラン(または旧エンタープライズプラン)
- freeeセキュリティパッケージ
詳細は「事業所ごとに二要素認証を必須化する」のヘルプページをご覧ください。
IPアドレス制限
事業所へのログインを許可するIPアドレスを設定することができます。
本機能のご利用には、次のいずれかのご契約が必要です。
- freee会計: エンタープライズプラン
- freee人事労務: アドバンスプラン(または旧エンタープライズプラン)
- freeeセキュリティパッケージ
詳細は「IPアドレス許可リストを設定する」のヘルプページをご覧ください。
メンバー
事業所に所属する各メンバーの招待・権限状況や、ログインのセキュリティ状況を確認することができます。
招待・権限状況を確認する
[事業所管理]メニュー →[メンバー]画面の[招待・権限]ボタンをクリックすると、各メンバーごとに招待・権限状況を一覧で確認することができます。
項目 |
説明 |
---|---|
① freee会計・freee人事労務 |
freee会計・freee人事労務・freee販売で付与されている権限セット名が表示されます。 |
② 招待ステータス |
|
③ 操作 |
freee人事労務に招待しているメンバーは次の操作ができます。
|
ログインのセキュリティ状況を確認する
[事業所管理]メニュー →[メンバー]画面の[セキュリティ]ボタンをクリックすると、各メンバーごとにログイン時のセキュリティ状況を確認することができます。
項目 |
説明 |
---|---|
① パスワードログイン |
設定したログインパスワードの強度が表示されます。 ソーシャルログインのみの場合は、空欄になります。 例:freee会計に招待されたときにパスワード設定を行い、その後ソーシャルログインも行った場合 |
② ソーシャルログイン |
ソーシャルログインを設定している場合、チェックマークが表示されます。 |
③ 二要素認証 |
二要素認証の設定をしている場合、「利用中」と表示されます。 「二要素認証」列に[解除依頼]ボタンが表示されている場合は、二要素認証解除のためのメールを送信することもできます(詳細については「 ログイン時の二要素認証を設定する - 【方法B】「管理者」権限を有するメンバーに二要素認証解除操作を依頼する 」のヘルプページをご覧ください)。 |
決済方法
freeeの各種プロダクトにおける利用料金のお支払い方法を登録・変更できます。
登録可能な決済方法
事業所ごとに決済方法として登録可能なものは、クレジットカード または ペイパルのいずれか1つです。
登録した決済方法は、その事業所で使用している各種プロダクト共通で決済に利用されます。
決済方法を登録 または 変更する手順は次のとおりです。
- 画面左の[事業所管理]メニュー →[決済方法]クリックします。
- 決済方法の登録状況に合わせて、次のとおり登録 または 変更したい決済方法を選択します。
-
新規に決済方法を登録する場合:
「決済方法の登録」項目に表示された[クレジットカード]または[ペイパル]のいずれかにチェックを入れます。 -
既に登録されている決済方法を変更する場合:
「決済方法の変更」項目に表示された[クレジットカード]または[ペイパル]のいずれかにチェックを入れます。
-
新規に決済方法を登録する場合:
- 手順2で選択した決済方法に合わせて、次のいずれかの操作を行います。
-
「クレジットカード」を選択した場合:
登録 または 変更するクレジットカードの「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」をそれぞれ正確に入力し、[カード情報を保存]ボタンをクリックします。 -
「ペイパル」を選択した場合:
画面上に表示されたボタンをクリックして表示された画面の案内に沿って、登録 または 変更するペイパルアカウント設定を行います。
-
「クレジットカード」を選択した場合:
- 「現在の決済方法」項目に、登録 または 変更した決済方法が表示されていれば正常に登録できた状態です。
契約管理
事業所で利用している各プロダクトの契約状況を一覧で確認することができます。各契約の行をクリックすると契約詳細が表示されるほか、プランの変更や自動更新の解除を行うことが可能です。
詳細については「freeeの契約管理を行う」のヘルプページをご覧ください。
請求履歴
事業所の契約ごとに請求状況を一覧で確認することができます。決済ステータスが「支払い済」の請求の行をクリックすると「請求詳細」が表示され、「決済履歴」の[領収書]ボタンから領収書を発行することができます。
詳細については「freeeの請求履歴を確認する」のヘルプページをご覧ください。
ログイン履歴
事業所ごとにログイン履歴およびエクスポートを確認することができます。
エクスポート機能のご利用には、次のいずれかのご契約が必要です。
- freee会計: エンタープライズプラン
- freeeセキュリティパッケージ
- freee人事労務: アドバンスプラン
詳細については、「ログイン履歴を確認・エクスポートする」のヘルプページをご覧ください。
プロダクトを管理・切り替える
[プロダクト管理]メニューでは、ログイン中の事業所で利用している各プロダクトを一覧で確認することができます。
各プロダクト名をクリックし、各プロダクトの[プロダクトへ移動]ボタンをクリックすると、それぞれのホーム画面に遷移します。
参考:freeeのアカウントについて
freeeにアカウントを登録すると、ユーザー(メールアドレスと紐付いています)と事業所(会計データ等と紐付いています)が登録されます。
freeeでは、事業所に複数のユーザーがログインすることも、一人のユーザーが複数の事業所にログインすることもできます。
詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。