「ファイルの取引登録」画面では、取り込んだ書類を見ながら、リスト形式で効率よく取引登録ができます。
本ページでは、ファイルリストでの基本的な操作内容をご案内します。
一部機能を使えない可能性があるため、PCでのご利用を推奨しています。
「ファイルの取引登録」の画面上の操作
- [取引入力]メニュー →[ファイルボックス]を選択します。
- ファイルボックス一覧画面の[ファイルリスト]をクリックします。
ファイルを並び替える
「発行元」「発生日」「金額」の項目で未登録ファイルを並び替えることができます。
※「発行元」「発生日」「金額」の並び替え方は同じです。本ページでは「発行元」を取り上げて説明します。
- リストの見出し行にある「発行元」の[並び替えアイコン]をクリックします。
- 同じ発行元がまとまった状態になります。
ファイルから取引を登録する
リストには作成日が新しい順に、未登録ファイルが表示されています。
各セルには、OCRで読み取られた値や、適用されたファイルの登録ルールの値が補完されています。
※ 電子保存情報を入力・保存した場合、反映されるのは「発行元」 のみです。
単行の支出取引を登録する場合
- 登録したい行をクリックすると、画面左のプレビューエリアに該当行の画像が表示されます。
- 必要に応じて、登録したいファイルの「勘定科目」「税率」などの項目を編集します。
各セル上でダブルクリック、またはEnterキーを押すと、値を入力できるようになります。
ただし、発行元はリスト上では編集できません。
勘定科目に応じて、収支区分が切り替わります
例:勘定科目「仕入高」を入力すると、自動で収支区分「支出」に切り替わります。 - [登録]ボタンをクリックします。
登録した取引は、仕訳帳から確認できます。
「発行元」は仕訳帳の適用に反映されます。
- メモタグ、セグメントタグはリスト上では登録できません。
これらを含めたい場合は、[詳細登録] から取引登録してください。 - 一度に処理できる未登録ファイルは999件です。
1000件以上ある場合は、「表示の更新」ボタンを押してください。最大999件まで未登録ファイルが読み込まれた状態になります。
また、取得したファイルのうち50件までを画面上に表示しています。残りのファイルは自動で表示されます。
メモタグ・セグメントタグを含めて登録、あるいは複数行の取引を登録する場合
- [•••(その他の操作)]をクリックします。
- [詳細登録]を選択します。
- 詳細画面で取引を登録します。詳しい方法は「取り込んだレシート類を帳簿付けする - 書類から取引を登録する」をご覧ください。
詳細画面で取引を登録した後、「ファイルの取引登録」画面では登録したファイルの行がリスト上に表示されている場合があります。
[表示を更新]ボタンを押すと、詳細画面で登録したファイルの行がリストから見えなくなります。
ファイルの登録ルールを作成・適用する
取引を登録する際、入力する取引の内容をパターン化できる場合、取引登録と同時にファイルの登録ルールを作成し、次回以降の入力を自動化することができます。
(※ 本機能は段階的にお届けしているため、利用できない場合があります)
初期設定ではファイルの登録ルール機能を「使用する」となっており、[ルールとして保存] のチェックボックスは「チェックON」になっています。
設定は、「ファイルの登録ルールの設定」画面で変更できます。
「ファイルの登録ルールの設定」は[•••(その他の操作)]から遷移できます。
詳しくは「ファイルボックスでの取引登録を効率化する(ファイルの登録ルール) 」をご確認ください。
以下、ファイルの登録ルール機能を「使用する」、[ルールとして保存] のチェックボックスを「チェックON」としている場合の手順をご説明します。
作成する方法
- 「発行元」の値が補完されていることを確認し、リスト上で勘定科目など必要な情報を入力します。
※ 「発行元」の値が補完されていない場合、本画面で取引登録しながらルールを作成することはできません。 - [登録]ボタンをクリックします。
- 取引登録が成功すると同時に、入力した取引の情報がルールとして保存されます。このとき、「発行元」が条件として指定されます。
※ 「メモ」に対して条件と指定したい場合や、金額など詳細な条件を指定したい場合は「ファイルの登録ルールの設定」画面から行ってください。詳しい操作方法は「ファイルボックスでの取引登録を効率化する(ファイルの登録ルール)」をご確認ください。
ルールとして保存される取引内容は以下の項目です。
- 収支区分
- 決済状況
- 口座
- 取引先
- 適格請求書等(※インボイス制度関連「買い手側対応機能」をONにしている場合のみ)
- 勘定科目
- 税区分
- 品目
- 部門
- 備考 ※発生日、金額、税率は、ルールとして保存できません。
ファイルの登録ルール自体は使用したいが、特定のファイルに関して作成したくない場合は[•••(その他操作)]→[ルールとして保存]からチェックを外して登録ボタンを押してください。
メモタグ・セグメントタグを含めたルールは、リスト上では作成できません。
下記の2通りの方法で、これらを含めたルールを作成できます。
- [詳細登録] から取引登録と同時に作成
- 「ファイルの登録ルールの設定」画面から作成
具体的な方法については、それぞれ下記をご確認ください。
適用する方法
作成したルールをすぐに使いたい場合の手順をご説明します。
- [表示を更新]ボタンをクリックします。
-
ルールの値がリストに補完されます。
保存されたルールが151件以上になると、本画面でルールを作成、また適用することはできません。
ファイルを無視する
-
[•••(その他の操作)]をクリックします。
- [無視]を選択します。
- 無視が完了し、ファイルはリスト上に表示されなくなります。
無視したファイルを確認したり、無視を取り消す方法については、「取り込んだレシート類を絞り込み・削除する - ファイルを無視する」のヘルプページをご覧ください。
列の表示設定
リスト上に表示する、非表示にする項目を選ぶことができます。
該当項目は下記です。
列の項目 | 初期状態 |
---|---|
決済状況 |
表示 |
口座 | 表示 |
決済期日 | 非表示 |
税区分 | 非表示 |
適格請求書等 |
非表示 |
取引先 | 表示 |
品目 | 表示 |
部門 | 非表示 |
備考 | 非表示 |
ただし、「発行元」、「発生日」、「金額」、「収支区分」、「税率」、「勘定科目」は常に表示されており、非表示にすることはできません。
操作方法
-
右上の[設定]ボタンをクリックします。
- 表示したい項目は[表示]を、非表示にしたい項目は[非表示]を選択します。
- [保存]ボタンをクリックすると、設定がリストに反映されます。
- 「保存すると、一覧で編集中の値は破棄されます。」という確認メッセージが出ます。問題なければ[保存]ボタンをクリックします。
非表示中の項目の値は、[詳細登録]から確認できます。