freee人事労務では、月の途中(締め日支払日の間)で入社・退職する従業員の日割り計算に対応しています。
しかしながら、対象の従業員の条件に当てはまらない場合は、代替手段として、手動で追加の設定が必要になります。
本ページでは、代替手段として手動での対応方法についてご案内します。
目次
月中(締め日支払日の間)の入社に対応する
入社月の給与を日割で支給する場合は、下記の方法で操作します。
1. 従業員を追加する
従業員の追加は、通常の方法と同様に行うことができます。詳しい登録方法は下記のヘルプページをご参照ください。
2. 従業員の入社手続きを行う
※ 本操作は、スタータープラン(または旧ベーシックプラン)以上でご利用可能です。
従業員の入社手続きは、通常の方法と同様に行うことができます。詳しい登録方法は下記のヘルプページをご参照ください。
3. 入社月の給与を編集する
月の途中に入社した従業員の月給のデフォルトは、従業員設定で「基本給」として設定した金額になっています。
そのため、入社月の支給給与はお客様ご自身で日割り計算していただき、[給与明細]メニューの入社月で給与明細を直接編集する必要があります。
※ 所得税・雇用保険については、給与明細の直接編集画面の[再計算]ボタンで修正後の金額から自動計算が可能なため、手計算を行う必要はありません。
給与明細の直接編集の詳しい操作方法は、下記のヘルプページをご参照ください。
月中(締め日支払日の間)の退職に対応する
退社月の給与を日割で支給する場合は、下記の方法で操作します。
1. 従業員の退職手続きを行う
従業員の退職手続きは、通常の方法と同様に行うことができます。詳しい登録方法は下記のヘルプページをご参照ください。
2. 退職月の給与を編集する
月の途中に退職した従業員の月給のデフォルトは、従業員設定で「基本給」として設定した金額になっています。
そのため、退職月の支給給与はお客様ご自身で日割り計算していただき、[給与明細]メニューの退職月で給与明細を直接編集する必要があります。
※ 所得税・雇用保険については、給与明細の直接編集画面の「再計算]ボタンで修正後の金額から自動計算が可能なため、手計算を行う必要はありません。
給与明細の直接編集の詳しい操作方法は、下記のヘルプページをご参照ください。
月中(締め日支払日の間)に給与改訂を行う
「月の途中で時給を変更/昇給したい」場合は、下記の方法で操作します。
給与が変更になった月
- [従業員]メニューから、対象の従業員を選択します。
- 「従業員詳細」画面上部にある年月の表示から、給与が変更になった給与支払月を選択します。
例えば、当月末締め翌月15日払いの会社で、5月10日に時給が上がった場合は、「従業員詳細」画面上部にある年月表示から6月をクリックします。 - 給与が変更になった差額を手元で計算し、1ヶ月合計分を[手当]として登録します。
例えば、該当月の給与額が本来より10,000円低くなっていた場合は、10,000円分を手当として設定します。
手当の新規作成手順は、以下のとおりです。
【手当の新規作成手順】
- [手当]項目の右側にある[編集]ボタンから、[+手当を付与]をクリックします。
- 「手当を付与」画面右上の[手当の設定]をクリックします。
- 「支給・控除設定」画面が開きますので、[手当]タブを選択し[+新規追加]ボタンをクリックします。
- 「手当の追加」画面から、手当を新規で作成します。
- 「手順④」で作成した手当を該当の従業員に反映させます。
給与が変更になった翌月以降
- [従業員]メニューから、対象の従業員を選択します。
- 従業員詳細画面上部にある年月の表示から、給与が変更になった給与支払月の翌月を選択します。
例えば、当月末締め翌月15日払いの会社で、5月10日に時給が上がった場合は、「従業員詳細」画面上部の年月表示から7月をクリックします。 - 「基本給と割増賃金」項目の「基本給」に、変更後の給与額を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
以上で、月中(締め日支払日の間)に給与改訂を行う際の登録方法は終了です。
その他
freee人事労務では、月中(締め日支払日の間)に給与の改訂を行う機能はありません。
そのため、月中の変更のうち、給与額の変更に類するものは、給与明細の直接編集をします。給与明細の直接編集の詳しい操作方法は、下記のヘルプページをご参照ください。
本人情報など給与額の変更に関わらない項目については、通常と同じように従業員情報を編集します。従業員情報の編集方法については、下記のヘルプページをご参照ください。