クレジットカード利用明細の連携機能まとめ

クレジットカード連携仕様の概要

freeeとクレジットカード明細の同期の主な特徴として、次の仕様があります。

クレジットカードごとの仕様である以下の1～3は、以下の一覧表にて、どのカードがどの仕様に対応しているかをまとめています。

1. 請求確定前の「未確定明細」の同期ができます

クレジットカード会社の設定する期日（請求確定日）がくる前の［未確定］の状態でも、freee会計に利用明細が同期できるクレジットカードがあります。

クレジットカードの明細が取り込まれるタイミングの詳細は「クレジットカードを同期する - よくある質問」をご覧ください。

2. 従業員カードなどが複数枚がある場合、freeeに同期できるカードの単位は、クレジットカードごとに異なります

クレジットカードのWebサービスの1つのアカウントの配下にて、いわゆる親カードと、子カード（例：従業員カード・家族カード・電子マネーカード）の複数のカードをお持ちのお客様の場合、freee会計に作成されるクレジットカード口座の単位は、ご利用のクレジットカードによって異なります。

親カードと子カードの明細は、カードラベルを利用することで、見分けが付けやすいカードもあります。詳しくは、以下の表をご覧ください。

3. 従業員カードなど複数枚のカード明細があっても、どのカードか識別できる

2023年11月から新仕様として、利用明細がどのカードのものなのかをfreee上で識別できる「カードラベル」を新設しました。クレジットカードによっては、このカードラベルを利用すれば、自動登録ルールが便利に使えます。

詳しくは、以下の「新機能「カードラベル」とは」をご覧ください。

4. カード明細が後から変更されたときも、変化を追跡できる

入出金明細の取引内容欄などは、カード利用時から請求確定までの間や、請求額が確定した後でも何らかの事情によって、クレジットカード会社側で変更されることがあります。freeeでは、変更内容に合わせ、すでにfreeeに連携済みのカード明細があれば、自動的に書き換えたり、アラートでお知らせしたりします。

新機能「カードラベル」とは

までのクレジットカードの連携仕様では、同一のクレジットカード会社の親カードや子カードを管理したい場合は、それぞれのカードをfreeeに別の口座として登録をする必要がありました。
2023年11月より順次付与される「カードラベル」では、クレジットカードによっては、どの明細がどのカードでの支払いかを「カードラベル」で識別可能になり、自動登録ルール等で利用ができます。

※カードラベルの詳細については、「カードラベルを利用する」をご覧ください。

カードラベルのイメージ

クレジットカードによって、カードラベルの表記（文字列）は異なりますが、以下のイメージで付与されることがあります。

• 「自動で経理」画面
  
• 「自動登録ルールの設定」画面（以下画像は［新規作成］クリック後の画面）
  

口座の認証を解除した際の注意点

明細の取得可能期間内に口座の認証を解除して、再度連携して利用している場合、「認証解除前に取得した明細」と「再連携後に取得した明細」が重複して取得される可能性があります。

重複して取得された明細については、「明細を無視」の操作を行ってください。
なお、「明細を無視」の操作については「不要な明細を無視する」をご覧ください。

また、口座の認証解除を行う方法は下記の2パターンがありますが、どちらの操作においても同様に明細重複が発生する可能性があります。

1. ご自身の操作による認証解除

同期エラーが発生した際の下記トラブルシューティング画面から口座の認証解除が可能でした。

• 新しいカードが検出された際のトラブルシューティング画面
  
• 検出した明細の変更が一定数を超えた際のトラブルシューティング画面
  

2. 弊社サポートデスクの操作による認証解除

サポートデスクに問い合わせいただいた際、エラー解消のためにお客様の同意を得た上で、サポートデスクの操作による口座の認証解除を実施している場合があります。

クレジットカード別の連携仕様の一覧

各クレジットカードの主な連携仕様を一覧表にまとめました。

一覧表の項目の説明

カード名

freeeの口座登録時に表示されるクレジットカード名

1. 未確定明細の連携

未確定明細が連携できるクレジットカードは、リアルタイム経理（毎月すぐにカード利用した内容をfreeeに登録したい方）に向いています。

2．同期されるカード単位

①親カードごとに口座が作成され、その親カードに紐づく子カードがfreeeの1つの口座に連携されるカード

②親カードと子カードそれぞれfreeeの口座が複数作成され、口座ごとに明細が連携されるカード

3. カードラベルにおけるカード識別

付与：カードラベルの内容（文字列）によって、どのクレジットカードかの判別ができる場合「〇」

カード識別：どの従業員カードか等、個別にカードを識別できる場合「〇」
クレジットカード会社によっては、すべてのカードで同じカードラベルとなり、どのカードの明細なのかを識別できない場合があります

4. カードラベルが付与されるタイミング

カードラベルは、クレジットカードによって、以下のタイミングでfreee会計上のカード利用明細に付与されます。

• 未確定明細がfreeeに同期されたタイミング
• クレジットカード会社側で請求額等が確定したあと、freeeに同期されたタイミング
• 利用明細の内容は未確定の期間にもfreeeに連携することができますが、カードラベルだけは確定時に付与されます。

クレジットカード別の連携仕様の一覧表

freeeに同期できるクレジットカード一覧は「freee会計と同期できるクレジットカード一覧」もご覧ください。

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